今週のG1安田記念も伏兵の優勝でした。
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8番人気のショウワモダンがG1初制覇…安田記念(スポーツ報知)
春のマイル王を決める第60回安田記念・G1(芝1600メートル、良)が6日、東京競馬場で行われた。香港馬3頭を含む18頭が出走したレースは、8番人気のショウワモダン(後藤)がゴール前で抜け出し、1分31秒7のタイムでG1初制覇を飾った。後藤浩輝騎手は02年以来2回目の安田記念制覇となった。2着はスーパーホーネット。1番人気に推されたリーチザクラウンは3番手の内につけたが14着。香港馬3頭はサイトウィナーの5着が最高だった。
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今週のG1も先週のダービー同様に人気薄の馬が勝ちました。今回の安田記念は、昨年のウォッカやカンパニーのような強力なスターホースが不在で、従来であればやや格下と見られていた馬が多かったこともあり、人気も割れて予想しにくいレースでした。人気のリーチザクラウンは、前回のレースの内容が良くて1番人気に推されましたが、速いレース展開が災いして、最後の直線で失速してしまいました。そんな中、今年の春から急に強さを発揮しているのがショウワモダンです。今回も、最後の1ハロンで力強く抜け出して初のG1勝利となりました。
実は、5月22日のメインレースにショウワモダンが出馬していて(写真はその時のもの)、他よりも2kg以上重い斤量で、且つ体重を20kgも減らす不利な条件ながら、他を寄せ付けない強さで勝ちました。この馬は、重馬場や不良馬場で強いという評判でしたが、この日のレースを見ていると良馬場でもかなり走れる感じがしていました。今回の結果はフロックではないことは確かだと思います。名前がレトロっぽい6歳の中年馬?ですが、これからも「オジサン」パワーを発揮して頑張って欲しいです。