QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

理事会報告その2

2010年09月09日 17時58分31秒 | アマチュア無線
下記の件についてちょと。


「意志決定の仕組み)を確保していくことが問題であり、法人改革に齟齬を来すのではないかとの指摘があった。
 これについては、近く内閣府公益認定等委員会事務局との会合があるので、この折りJARLからは長谷川審議委員長並びに日野岳専務理事ほかが訪問して指摘の件を確認することとし、定款・規則等改正審議委員会からの答申を承認した。」

確か支部長を社員とするのは、「脱法行為」という事で、それをまた確認するという事になっています。
この「脱法行為」とする法律上の根拠はいったいどこにあるのでしょうか。どうも勝手にご自分で法律を解釈して「脱法行為」だ「脱法行為」だと唱えているようにしか見えません。

事務局によりますと、昨年6月に認定等委員会事務局から「社員を、支部長に当てることは内部の問題で法的に何ら問題がない。」との回答を得ているとのことです。
それに、6月27日開催の実務委員会でこの審議を経て結論を導いたという事でまた、事務局が過去から得た情報(法人改革に関する講演会資料、各種説明会資料、公益法人に関する各種雑誌の法人改革に関する資料等・・・)を精査しても社員を支部長に当てることが問題となる記述は全く見当たらないそうです。
実例では、今回対象となる約24,600の法人のうち、法人改革に際して新たに代議員制度に移行しなければならないとする法人は数少なく、それに特化した具体的指導の記述がないこともそれぞれの団体の裁量の範囲が認められているという回答を頂きました。

ここまで事務局が、調べているにも関わらずそれを信用せず、もう一度確認を取れとと言うのはどのような心を持っておられるのでしょう?その結果が、上記のように問題ないと言うことになればどうされるのでしょう。ここまで行けば「あっそうでしたか」では済まされませんね。
そのうち「私が法律だ!」と言われるかもしれませんね。

前のブログにも書きましたが、支部長は地方本部の下に入るのではありません。支部長は、選挙によって正員が選ぶのです。地方本部長が支部長を選ぶのではありません。
当然、社員として支部長の立場から理事に意見も言い、総会での審議に反対することもあります。


第519回理事会報告を見て

2010年09月09日 11時09分36秒 | アマチュア無線
第519回理事会報告がJARL HPにUPされました。
これを見て意見を少々・・・

理事会では、下記の内容を中心に審議されたようですね、簡単に言えば支部長は、社員ではダメ、正員から選出すべきと言うものです。


「また、JA1ELY草野理事(=審議委員会構成メンバー)から、社員と支部長の関係について、社員平等という観点から本部長下におかれている支部長については、ガバナンス(法律を守りながら集団を上手に運営すること、意志決定の仕組み)を確保していくことが問題であり、法人改革に齟齬を来すのではないかとの指摘があった。
 これについては、近く内閣府公益認定等委員会事務局との会合があるので、この折りJARLからは長谷川審議委員長並びに日野岳専務理事ほかが訪問して指摘の件を確認することとし、定款・規則等改正審議委員会からの答申を承認した。」

これの何が問題かと言いますと、社員である支部長が出来るとその社員の約4割が支部長という事になります。
そうするとどうなるか、支部長全員がJARL体制側の社員になり社員総会を開いてもJARL体制側が中心となる社員総会になってしまうという事のようです。
だから支部長は社員にしてはダメという事です。

本当にそうでしょうか?、支部長全員がJARL体制側でしょうか?少なくとも私は違います。
多くの支部長は、ご自分で立候補され当選されて支部長をされています。現在の支部長は、地域の代表者として活動されいると思います。(当然、アマチュア無線の活性化も念頭においてです。)
その支部長全員が、JARL体制側と決して言いきれません。もし、本部長が支部長を選任するなら話は違いますが・・・立候補して当選しているわけですから支部長をJARL体制側と決め付けるのには問題があります。

で、もし支部長が、社員でなければどのようになるか考えてみました。
次のような問題は起こる可能性があります。

会員と接する機会が多いのは、社員でなく支部長です。当然会員の意見集約は支部長が行う事になります。
社員は、一種の代議員であり、会員の意見反映をする仕事もありますが、社員に支部行事等にかならず参加しなさいと言うのは不可能です。
また社員が会員の意見を集約するのは現実に難しいことはみなさんなら理解できるはずです。(現在の評議委員が、社員だとして見れば理解できるでしょう)
会員からの意見や要望が支部長に寄せられた時に、支部長はそれらの意見や要望を社員に伝えてることになり、社員が支部長の上にのしかかることになり好ましい状態ではありません。
仮に社員とは別に支部長を選出すると、社員が偉いから支部長に相談する必要はない支部長の方が偉いなどの見方が発生する恐れがあり、混乱を招きます。支部長が浮いた存在になってしまうことになります。もし、社員と支部長を切り離すと、支部活動のみの実務だけを担う支部長となり支部長のなり手がいなくなりJARLの根底を成す支部が崩壊するおそれが出てきます。

簡単に言えば、支部長が社員でなければ総会に出ることができません。
そうなれば地域の会員の声は、社員に委ねられる事になります。
社員は、今の評議委員のようなものですから、会員に直接接することはありません。ということは、地域の会員の声は届かないことになります。
ますます会員は、置き去りにされて行くことでしょう。

しきりにこのようなことを言われると言うことは、いまだにJARLと言う組織を理解されいないようです。


非常通信のためのロールコール

2010年09月09日 08時51分15秒 | 大阪府支部
おそくなりましたが・・・

みなさん、9月9日は非常通信のためのロールコールです。
是非参加してください。
今回も、JR3WAレピータも使いロールコールを
行います。
このレピータのQTHは、東大阪市役所です。
みなさん、自宅からアクセスできるか確認してください。

日時:9月9日(木)午後9時から
周波数:145.50MHz FM 439.34MHz JR3WAレピータ
午後9時から同時に2つの周波数でロールコールを行います。
どちらもQRV出来る方は、2つともコールしてください。

よろしくお願いします。