QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

8Q7/4S7の報告01

2006年01月28日 17時47分26秒 | アマチュア無線
このDXバーケーションが決まったのは、2年前の4S7の運用の時でした。
しかし、スマトラ沖の津波の為去年は実現せず、私と長谷川さんに宮川さんとの義捐金を直接渡しお見舞いをする旅になってしまいました。

この時の報告は、ココにあります。

今回それが実現した事になります。

参加メンバーはすでに色々なところに載っていますので書きませんが、私の娘を含め14人のメンバーです。

今回モルジブとスリランカですが、モルジブでのホテルはマレ空港から船で15分のところにあるフルムーンホテルと言う所に泊まりそこから運用を行いました。

正直なところ、モルジブは団体で行く所ではありません。
家族かアベックですね。
当然、無線をするなんてもってのほか・・・

絵に描いたようなエメラルドグリーンの海に青い空・白い雲、楽園です。

まず、空港についてのトラブルは、やはり無線の機材でした。
リニアのダンボールにアンテナのポールなど通常ではありえない荷物を多くの日本人があれやこれやと運んでいますので、止められて当然です。
入国時には、全ての荷物をX線でチェックを行っています。
そのほとんどが、お酒のチェックのようです。(モルジブは、イスラムの国でお酒はご法度です。もちろんマレの都市にも酒屋はありません。)
幸いにして、すぐに免許が手に入ったので事無くして無事入国することができました。
通常は、すぐに免許が手に入りませんのでほとんど空港に機材を一旦預け、マレのテレコムまで免許を取りに行き、機材を貰い受けるスタイルのようですが、旅行会社のエージェントが空港に免許を持ってきてくれたので直ちに通関できました。
これで通常よりも半日は早く運用できることになります。

さてホテルですがここは、完全にカップルの為のホテルと言った感じですが、すばらしホテルです。部屋はすべてコテージで水上コテージもあります。
マレに着いたのは夜だったため取りあえず寝る事とし、アンテナ設営などは、明日に回しました。

一夜空けて、早速アンテナの設営です。
いつもの事ながら、割り当てられた部屋は無線をするのには問題があり、すぐにフロントに掛け合い、泊り客に迷惑にならない一番端の部屋に変更していただきました。
これで、周りを気にせずアンテナが建てられます。

ところが、半日もあればほとんどのアンテナが建つだろうと思っていたのですが八木系統のアンテナのSWRが全然おちません、なんとWARCと14/21/28のトライバンダーとも中心周波数がバンドを大幅にはずれ高いのです、これには往生しました。

結局、1日かかりでアンテナの調整する事になってしまい運用が大幅に遅れてしまいました。

ローバンドについては、いとも簡単に調整がとれ良かったのですが・・・
このローバンド特に160mですが、前回の運用のときも前々前回の運用の時もアンテナの不備の為全く運用できませんでしたので今回は、何とかしないと思い以前から考えていた160mのGP・AKIスペシャルを作ってもっていく事にしていました、私がこれを持っていこうと提案したのですが、仕事が忙しく作る時間がありませんと言うより私の技術力では作れないと言った方が良いでしょう、幸いにして、160mのアンテナを最近良く作っているJH3LSS宮川さんがいたので製作をお願いしました。

宮川さんは、このAKIスペシャルをもっと簡単に建てられるように改造し現地では宮川スペシャルと呼んでいました。
建てるのも簡単なら調整も簡単、飛びも良くすばらしいアンテナでした。
このアンテナについては、次回に報告します。
スリランカでも威力を発揮しました。

さて、コールサインですが私は8Q7TTと言うコールを貰いました。
ほとんどの方は、イニシャルでサフィックスを割り当てられましたが、現在有効のコールとバッティングする場合は違うサフィックスになっています。
面白かったのは、8Q7SKのコールが同時に2人の方に割り当てられていました。
結局、間違いとなり変更しもらいましたが・・
坂井さんが、SKのサフィックスです。(本来なら、KSのはずですが・・・)
良いサフィックスですね。??

写真をつければもっと良いのですが、私はカメラを持っていきませんでした、ビデオカメラは持っていったのですが・・・

さて、この後は次回にしましょう。