QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

大阪府支部技術講習会・D-STAR

2005年07月19日 18時24分00秒 | 大阪府支部
先日の日曜日、池田市民文化会館で大阪府支部の技術講習会を行いました。
お題は、みなさんご存知のD-STARについてで、東京お江戸から水島さん(JARL次世代通信委員)を講師に迎えて,実際にID-1とID-800用意して聞き比べなど行い実戦体制で講習会を行いました。

当日は、予想より多くの方が来て頂きD-STARに関心がある方が多いなぁと感じました。
また、実際にD-STARで交信を行っておられる方の参加により、質疑応答などは、より込み入った内容が多かったです。

その中で、音質の話題がでてID-1よりID-800の音質が悪いのではと言う事になり実際に聞きくらべて確認することもできました。
答えは、スピーカーによりますが、あまり変わらないと言う事のようです。
しかし、思う事ですが音質は、現在使っているアナログFMの音質より落ちると感じます。
どうも、鼻に掛かったような音で声の音域が一定のためオペレータの名前を言わないと誰が喋っているか全くわかりません。
これも、聞き比べによって判明した事です。アナログFMなら、名前を言わなくてもよく知っている人ならこれは誰ってすぐにわかるのですが。

また、参加者からは、JARLが大々的キャンペーンをしているならもっとみんながD-STARをやろうと思うような事をしていただきたいと要望がありました。たとえば、D-STAR専用のアワードなど。

私が感じた事ですが、まずこのD-STARですが、メーカー主体で事が進められていった為、実際のユーザーの意見があまり取り入れられていないようです。
何故かと言うと、その当時、JARL次世代通信委員事態がD-STARを実際に運用されている方があまりいなかったようで(現在は新しく入られた方を中心に運用されてる方はおられます。)意見の集約があまりできなっかた様です。
今後は、JARL次世代通信委員会でももっといろいろな意見がでて前に進んでいく事でしょう。
これは、ID-1を始めて見た時に思いました。なんで、トランシーバーが3つに分かれいるのだろと、通常単体で使う用途によって分離できると言うのがユーザー思いではと、これはケンウッドのTS-480でも言える事ですが・・・(ID-1は、本体とスピーカーとコントロールパネルの3つ別れていて一体にする事は出来ません。持ち運びに大変不便です。ちなみにID-800は単体です。)

もう1つ、思った事は430MHzのD-STAR用のレピータがすでにJARLの手によって大阪の生駒山で稼動しているのにJARLはPRをしていない。
本来JARLは、D-STARにアマチュアを呼び込む手段としてこんな便利なレピータを作ったのでみなさんどんどん使ってくださいとPRすべきです。
このレピータの事は噂では聞いていたのですがJARLのレピータと知ったのはこの時が初めてでした。
それまでは、私は「噂の闇レピータ」と個人で呼んでいました。
残念ながら、周波数などは知りません。

主催者の立場でD-STARのマイナス面を書いてしまいましたが、それよりもメリットは多くあります。
トラッカーの混信を受けない・帯域が狭いので多くの人がQRVできる・1つのレピータで3つ周波数が使える・VoIPをD-STARで行う事により現在の混信から逃げる事ができる・デジタル通信インターネットができるなどです。
これから、上記のマイナス面も改善されもっと良いD-STARになる事でしょう。

期待します。

とりあえず、JA3RLでIPアドレスをとりました。
公開運用では、D-STARを行って行きたいと思います。

追伸:DFARのMLによりますとJARLのHPにこっそり「噂の闇レピータ」JARLのD-STARのレピータが載っている流れていました。これ以外にも有るんですねなんかこっそりみんなに知られないように作っているみたい・・・
同じような記事がYKVのNEWSにも載っています。