始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

キッスアフィニティが急転、引退(15/11/24)

2015-11-24 23:30:00 | 2012年産出資馬
参った。こういう展開になったかぁ。

◇◇◇
キッス Kiss Affinity アフィニティ牡3[シルク]
父ゼンノロブロイ母キッスパシオン

福島県・NF天栄在厩

天栄担当者「屈腱炎ということでこちらに移動してきましたので、状況を把握するために改めて検査を行いました。
競馬会の施設内での検査では復帰も目指せると言われたようですが、こちらでの結果を見ると、完全に腱が抜けている部分は少ないものの、抜け掛かっている部分はやや広範囲に広がっていて、縦の長さも決して短くはありませんでした。
徐々に患部が悪化している段階だと思われますし、復帰までに最低でも1年半は掛かると思います。
さらに、これまでの同じような症例と比較しても、復帰できる確率はそれほど高くないですし、復帰の過程で再発の可能性もないとは言えません。」

久保田貴士調教師「金曜日の検査でも楽観は出来ないと思っていましたが、まだ若い馬ですし何とか復帰を目指して行けるのではないかと思っていました。
しかしながら、再検査の結果を見るとまだ屈腱炎の初期段階で、乗り運動を開始するまでにはかなりの時間が掛かりそうですし、再発のリスクが高いこともわかりました。
重度のフレグモーネから立ち直ってくれて、勝利を収めた時は本当に頭の下がる思いでしたし、古馬になって気性面が成長してくれば、もっと大成できる能力はあると感じていただけに、このような結果となってしまい大変申し訳ございません。」


再検査の結果、屈腱炎の状態が良化するにはかなりの時間を要する可能性が高く、再発の可能性も高いことから、今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。
近日中に抹消手続きが取られ、今後は乗馬となる予定です。



残念ながら引退。。。
自分の好きな芝の中長距離路線で、長く競走生活を続けて欲しいと思っていたのに・・。

1口金額は安くなかったが、勝ち上がって思い通りの路線で走ってくれそうだった。
しかも、500万下はいつか勝ち上がりそうで、1000万下で入着できれば最高だったが・・。

今考えると、重度のフレグモーネに襲われた馬で、それを克服して勝ち上がったことを褒めてあげたい。

お疲れ様!!



今の自分の力では、勝ち上がる牡馬を見つけ出すのがなかなか難しい。
それだけに、キッスアフィニティの穴は埋まらないなぁ。



◇追記◇11/26
25日(水)に抹消の手続きが取られています。なお今後は乗馬となる予定です。



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出資馬に関する情報はシルクHCのホームページからの転載で、許可を頂いています。

[シルク]Argente のレース結果(15/11/21分)

2015-11-24 12:45:00 | 2013年産出資馬
アル Argente ジャンテ牝2[シルク]
父ディープインパクト母ナイキフェイバー

11/21(土) 東京2R 2歳未勝利(牝)[芝1400m・18頭8枠18番]優勝[1人気]

出遅れ気味のスタートでしたが、徐々に前を窺い道中は先団の一角を追走、4コーナーで5番手あたりまで押し上げると、直線では外から一完歩ごとに差を詰め、残り100m付近で余裕を持って差し切り、1番人気に応えて初勝利を挙げています。

戸崎圭太騎手「初戦はあまり良くなかったゲートの出ですが、今日は他の馬とほぼ同時に出てくれました。
ただ、そこからすぐにハミを取ってくれなかったので、二の脚が付きませんでした。
後ろ過ぎるのも良くないので少し促して行ったのですが、スッと反応して前に取り付けましたし、あそこで我慢して折り合えたのは良かったですね。
直線では少しモタれる面を見せましたが、調教で乗せてもらった時と比較すれば全然マシでしたし、しっかりと伸びてくれましたね。
テンの反応はこれからの課題だと思いますが、先々距離を延ばしていくことを考えれば、今はこれくらいでもいいのかなと思います。」

尾関知人調教師「初戦がもったいない競馬だっただけに、今日は何とかしたかったのですが、結果に結びついて良かったです。
中間にゲート練習もしてきましたので、今回は発馬も良くなっていましたね。
うちの厩舎はもともと芦毛馬と相性がいいですし、この世代のディープインパクト産駒は今のところアルジャンテだけなので、この馬と一緒に上を目指して行ければと思っています。
今後はいったんノーザンファーム天栄に放牧に出して、年明けのフェアリーSを目標に考えたいと思います。
距離は延びますが、対応は十分可能でしょう。」



2戦目にして勝ち上がれたことが、とても嬉しかった!
尾関調教師を初めとする厩舎関係者、戸崎騎手、牧場関係者など携わってくれた方々に感謝したい。

自身の出資馬の勝利が半年振り。簡単には勝てないなぁ。

勝ち上がったことが1番の収穫だが、レース振りで収穫だと思ったことは、前に取り付いた後に我慢して折り合えたこと。

ディープ牝馬なので直線でもっと斬れを見たかったが、少しモタれたということで、それが改善されればもう少し斬れるかもしれない。

ファアリーSを目標にするということで、順調に進めば、出資馬初の重賞挑戦になる。

母がパワーを内包しているので、中山は問題ないと考えている。また、距離も大丈夫だと思う。

心配なのはいきなりの重賞挑戦だが、当たって砕けろ!くらいの気持ちで。

まずは無事に進められるか。膝が心配だ。手を掛けるかもしれないが、ケアをお願いしたい。



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