始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

[東サラ]Red Arcana・Red Ignis・Red Bartok の近況(15/11/12・13)

2015-11-13 23:40:00 | 2013年産出資馬
レッド Red Arcana アルカナ牝2[東サラ]
(シークレットジプシー13)
父ディープインパクト

15.11.12
(山元トレセン)

担当スタッフ「先週は坂路で15-15をやったのですが、少しトモに硬さが見られたので今週は普通キャンターで乗っています。
低周波などでケアはしていますが、今朝の感じも悪くなかったので、週末はまた15-15をやってみようと考えています。
しばらくは馬の様子を見ながら、このように緩急をつけていった方が良さそうですね。
馬体重は495キロと増えてきていますが、やはりメリハリという意味では物足りません。
付くべきところに良質の筋肉をつけていけるよう、調教を進めていきたいと思っています。
脚元は注意して見ていますが、稽古後も異常ありません。
今後もスムーズに調整を進めていけるよう、しっかりと脚元を含めた馬体のケアを行っていきます。」


◇追記◇11/15
期待が大きかったが、脚元の不安は解消せずにデビューが遅れている。
デビューが遅れても、1、2戦で勝ち上がれるくらいだと良いけど。

ディープ牝馬で、配合が悪くない(血脈がどうかだが)ので、3歳春の時点での2勝を期待する気持ちがあった。
ただ脚元の不安は感じていたので、そのリスクで1口金額が安めなんだろうと推測された。
だから、想定範囲内と言えば範囲内。
当然勝ち上がりを期待するが、まずはデビュー。
今は全然メドが立たない感じだ。


◇◇◇
レッド Red Ignis イグニス牡2[東サラ]
(ルンバロッカ13)
父ハーツクライ

15.11.13
(ミホ分場)

マシン60分、ダク1200m、キャンター2400mを20-20秒

馬体重485キロ

担当スタッフ「入場後も飼葉はしっかり食べていて、歩様にも気になる感じはないので、今は普通に乗っています。
まだ体には少し緩さがありますが、これから乗り込んで行けばしっかりして来ると思います。
この後も入厩に向けて乗り進めて行きます。」


◇追記◇11/15
12月の中山開催でのデビューは微妙かな。1月かもしれない。
焦ることはなくて、しっかり調整した後のデビューを望む。

イグニスの場合は、デビュー出来ること自体が奇跡に近い。
もちろんボーンシストを乗り越えた馬はいるが、一歩間違えれば難しい状況に陥っていたかもしれないからだ。


◇◇◇
レッド Red Bartok バルトーク牡2[東サラ]
(フサイチミニヨン13)
父ジャングルポケット

15.11.13
(ノーザンファーム天栄)

担当スタッフ「今週は周回コースをハッキングで調整しています。
こちらの環境にも割とすぐ慣れてくれて、乗り出しもスムーズに開始することができています。
特に煩い感じもないですし、扱いにくいというところもないですが、まだ芯がしっかりしていない分、走りに力強さが伝わって来ないですね。
この点に関しては今後の乗り込み次第ですね、時間と乗り込み量で力を付けていければと思います。
ただ、ひとまずトレセンに入ってゲート試験を受けさせるようですね。
検疫が取れれば今週末に入厩と聞いています。
今時期は検疫が混んでいて取りづらい状況なので、検疫が取れない場合は来週の移動の予定です。」


◇追記◇11/15
入厩させてゲート試験に合格させておくのは悪くないだろう。
まあ、まだまだ乗り込みが必要だからデビューは先だが、それでも入厩という動きは嬉しい。

本州に移動できたことに喜んでいたが、2歳の出資馬は考えていたよりも順調さを欠いているので、進められるところは進めておければ。



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出資馬に関する情報は東京TCのホームページからの転載で、許可を頂いています。

[シルク]パーフェクトマッチの14牝 その1

2015-11-13 12:50:00 | 2014年産出資馬
2015年シルクHC募集予定馬(15)~10パーフェクトマッチの14牝

◇◇◇
パーフェクトマッチの14牝

1口3.2万円/総額1600万円
関東・萩原清厩舎予定
父ルーラーシップ
母父サンデーサイレンス

配合の累代は、ルーラーシップ×サンデーサイレンス×ジェイドロバリー×リアルシャダイ×ノーザンテースト。
クロスはMr.Prospector4S×4D、ノーザンテースト4S×5D。


たくさんの方々が書いていらっしゃるように、本馬には特徴的なニアリークロスがある。
それは、Kingmambo≒ジェイドロバリーと、ダイナカール≒マックホープだ。

これはとても興味深いので、血統派としては、この1口金額ならば・・という気持ちで出資を決めた。
(個人的には、ナスカの14の方が血統表自体に魅力を感じる。)


Kingmambo≒ジェイドロバリーのニアリークロスは、今年の桜花賞馬レッツゴードンキで注目された。

これは、基本的にはパワー増幅だと考えられる。
もちろん、機動力の強調の面があって、実馬にどのように(どのようなバランスで)表れているかを見なければならない。

パーフェクトマッチの14の馬体重は、既に500キロを優に超えている。
これはパワー増幅が勝っていると判断できるかもしれない。
そのために、出資を止めるという選択が有っただろう。

機動力が強化されているかは、実際のレース振りを見なければ分からない。
募集時の歩様を見てそれを判断できるレベルに達しているならば、勝ち上がる馬選びに苦労していないだろう。


ダイナカール≒マックホープのニアリークロスは、ノーザンテーストとパロクサイドが共通する3/4同血クロス。

パロクサイドは「NasrullahとHyperionの組み合わせ(ナスペリオン)」から成り、トニービンの斬れの要因である母父Hornbeamを増幅する。

┌Hyperion
Hornbeam
│┌Nasrullah
└△

 ┌Nasrullah
┌〇
パロクサイド
└△┌Hyperion
 └△


ルーラーシップは、母のHornbeam≒パロクサイドだけでなく、父キングカメハメハがHornbeamを内包し、SpecialとMill Reefも持つので、ナスペリオン血脈が強い。
これらが、ルーラーシップの大きなストライドの源泉になったと考えられる。

  ┌Hyperion
 ┌○
┌○
Special
│ ┌Nasrullah
│┌○
└△

 ┌Nasrullah
┌○
Mill Reef
└△
 └△┌Hyperion
  └△

ルーラーシップは新種牡馬で、配合のポイントは手探りだが、トニービン好きとしてはHornbeamの増幅・強調に注目している。


母パーフェクトマッチは、母系のパロクサイドだけでなくSpecialを内包していて、Hornbeamの増幅=ナスペリオン血脈の結合が累進されている。

すなわち、Kingmambo≒ジェイドロバリーにおいてSpecialが累進されており、ダイナカール≒マックホープにおいてパロクサイドが累進されている。

この点で、2つのニアリークロスが有効に働くことに期待したい。