簡単に追加出資を決めた訳ではなくて、相当悩んだ。
出資可能だったシルク・東サラの募集馬の中で、魅力的に感じた。
では、我慢して見送ったシルクの3、4頭と比べて、出資するべき馬なのかと言うと、そう言い切れないところはある。
結局、来年度の募集ではロードカナロア産駒の募集金額が上がって、出資しにくくなるだろうと考えられることが決め手かな。
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プラス面とマイナス面を考えると、マイナス面が多くて、不安がたくさん有る。
最も懸念されるのは、馬体重。
10月末の更新で、408キロ。
募集時から、382キロ→401キロ→408キロ→408キロ。
シルクの会報で読んだことがあるけど、牝馬の場合は募集時(1歳9月頃)から体重があまり変わらない馬が多い。
なので、増えて420〜430キロだと思っている。
というのは、血統からもあまり増えない要素があるからだ。
ロードカナロア×ディープインパクトというのは、相性が良さそうな配合だけど、ディープが入ると馬体重が心配される。
実際に、同配合のシルクのアルモニカ牝2は、420キロでデビュー。
だから、母母のところには、筋肉を付けるような血脈が欲しい。
メテオーリカ16の場合、母母父がHernandoで、Northern Dancerが2本入る。
もう少し頑強になりそうなNorthern Dancer血脈の方が良いけど、悪くはない。
ただし、4代母にはナスキロ血脈が2本入るので、柔らかな体質が伝わるとともに、体重が増えないかもしれない。
ここが、ロードカナロアの母、ディープの母父の母の部分と結び付くので、強調の度合いが大きい場合には、体重が増えない可能性が高まる。
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検討しては止めておこうと思い、また検討してみるの繰り返しだった。
最後には出資を決めたのだが、種牡馬ロードカナロアに期待しての出資というほかはない。
(今年度は、自分が好きなナスペリオン血脈をクロスした馬を、思ったように確保できなかったので、今後に向けて模索中というのもあるかな。)
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