共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

初詣

2018年01月01日 18時55分15秒 | 神社仏閣
新年明けましておめでとうございます。旧年中は拙ブログを御覧頂きまして、誠に有り難うございました。本年もくだらないことからどうでもいいことまで連々と書き連ねることになろうかと存じますが、お付き合い頂けましたら幸いです。どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。

さて、独り者の元日ほどヒマなものはなく、何だかウダウダしている間に午前が終わってしまいました。自他共に認めるグウタラ人間ながら、これではイカン!と自らを叩き起こして外へ出ました。

ただ、私は只今絶賛喪中のため、いきなり神社に初詣に行くのは躊躇われます。そこで、今年はお寺さんに初詣に行くことにしました。何処へ行こうかと考えましたが、やはり厚木でお寺と言えばここでしょう!ということで、飯山にある長谷寺に参詣しました。

こちらは長谷寺と書きますが、『はせでら』ではなく『ちょうこくじ』と読みます。ただ、地元民からは長谷寺という名前よりも『飯山観音』と呼ばれて親しまれていて、最寄りのバス停の名前も『飯山観音前』といいます。

バス停を降りて緩やかな坂道を上り、その先にある二百有余段の踏み幅の狭い急な石段を登ったところに、目指す本堂が姿を現します。午後だというのに境内は人で溢れかえっていて、香炉からはもうもうとお線香の煙が立ち上っていました。

今日は三が日ということで本堂内陣が特別公開され、秘仏である十一面観音菩薩が御開帳されていました。私も靴を脱いで、お燈明の揺らめく薄暗い本堂に足を踏み入れました。

内陣とはいえ御厨子からは6〜7メートルほど離れているため、御本尊の御尊顔をハッキリと伺うことは出来ません。それでも、緩やかに右方向に湾曲したスラリとした首から下の御姿を垣間見ることは出来ました。

お寺での参詣を終えたので、下山してそのまま



参道登り口にある龍蔵神社にも参詣しました。こちらは古くから雨乞い神事で有名な御社ですが、実は厚木市内の神社の中でもとりわけ力の強い御社として知る人ぞ知る場所でもあります。

普段は無人の御社なのですが、三が日は氏子さん達によって甘酒の御接待がなされ、御札やお守りの販売がされていました。

そして、お守り売り場の横に《御朱印》の文字があったのですが、何とこのタイミングで御朱印帳を忘れてくるという、痛恨のミスに気付いたのでありました。普段滅多に頂けない御社なんだから、絶対に忘れて来てはいけなかったのに…(ノД`)シクシク。

そんなわけで、代わりに大判の御札を頂いて帰りました。いざ、帰宅して我が家の神棚にのせてみたら、ちょっと棚からはみ出しそうになったのですが、最終的になんとか収まりました。

さて、ではウィーンフィルのニューイヤーコンサートでも観ましょう。
コメント
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