にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

やんちゃ坊主

2006-12-13 00:13:55 | Weblog
沖縄中部に「ビオスの丘」という自然公園があります。
沖縄本来の自然の姿を見られる公園で船で池を巡ったり様々な動物と遊べるのです。
今日の写真はその公園に居た「子やぎ」君です。
この子がまたすごいやんちゃ坊主で言う事を聞かない、首にロープが付いているのに人を見ると遊びたくて突進!
それで思いっきりひっくり返ったりともう見ていられない程の暴れ方。

ここのヤギは全て訪れた人と散歩が出来るようになっていて繋がったロープを留め具から外して一緒に連れてまわれるのです。
面白そうなのでこのやんちゃなヤギ君と散歩をする事にしてしばらく遊んでみましたが全然言う事を聞いてくれない。
もう自分の行きたい所しか眼中に無い、頑固一徹なちびヤギでした。
私とカミさんとで代わる代わる散歩(綱引きかも)をしましたが手に負えない。
しばらくするとヤギのエサを持った若い女性たちが現れました、するとエサに釣られたのか彼女たちの向かう方ならついて行くではありませんか。
そこで彼女たちにヤギ君を任せ無事に繋いでもらいました。
世話が焼けるヤギ君ではありましたが何とも憎めなくて、面白かったのです。


さて今日は残念なニュースが飛び込んで来ました。
テレビ東京の「ポチたま」に出演していた旅犬の「まさお」君が7歳という若さで亡くなったのです。
前回のジルベスターコンサートに戌年にちなんで登場してくれた「まさお」君、すぐそばでお利口にしていた姿を思い出します。
紋付袴でしゃれ込んでいた姿が何とも可愛かったのですが。
リンパがんだったそうです。
今は番組も息子の「だいすけ」君が引き継いでいますね、娘は「千葉マリーン」でボール犬として活躍しているとか。
あの食欲の固まりのようなエネルギーに満ちた「まさお」君も病気には勝てなかったのですね。
残念でした、もっともっとあの食べ物に飛びつく姿を見たかったのに。

大きい事は

2006-12-12 01:31:48 | Weblog
美ら海水族館でとった写真シリーズをしつこく続けていますが今日は真打ちとも言えるジンベイザメです。
大水槽を悠々と回遊する3尾のジンベイザメを見る為にこの水族館を訪れる人も多いと言っても良いでしょう。
その巨大さと世界を超越したかのような堂々として悠然とした泳ぎぶりは素晴らしいの一言。
お供のコバンザメをたくさん引き連れてゆっくりと体をくねらせながら目の前を、また頭の上を泳ぎ去る光景を見ていると時の経つのを忘れてしまいます。
マンタも巨大なのですがジンベイザメは遥かに巨大、こんな凄い生き物がいるんですよねえ。

イルカのプールからこの水槽に来て、結局閉館時間まで見とれていたのです。
何時間ここに居たのかな?
我を忘れて眺めつつ、夢中でデジカメのシャッターを切り続けていましたねえ。
ここで100枚以上もの写真を撮ってしまって後で焦りました。
しかしこの水槽には本当に人を魅了して止まない魅力があります。
今回は2度目でしたがじっくりと見られて本当に感激しました。

さてさて美ら海水族館の写真はそんなわけで山ほどありますがそろそろ終わりにしてこれからは沖縄で出会った動物たちを何枚かアップしていこうと思ってます。
今回の沖縄旅行では自然とのふれ合いをテーマに(本当は行き当たりばったり)観光しましたので色々な動物とも出会いました。
でもあまり純粋な野生動物という訳ではないんですけどね。
ヤギにウシにオウムにニワトリにイルカに、そんな所ですのでお付き合いください。

祭りの終わり

2006-12-11 00:56:00 | オーケストラ
ディズニーオンクラシック、サントリーホール公演も終わりました。
満員の客席、そして楽しさ溢れるステージ。
夢の世界がありました。
ツアーメンバーにとっては最終公演、我々は最初で最後の公演。
受け止め方は様々ではありますが今日は「お祭り」であることに違いはありません。
高揚感と楽しさと一抹の寂しさと、お祭り独特の感情を感じつつ演奏していました。

私にとっては去年のツアーからの続きのような感覚もあり、また沖縄から参加したような感覚もあり。
何だか色々な感情が沸き上がってきて。
このコンサートはよく知っている、でも演奏したのは今日だけ。
何だろう、この不思議な感情と感覚は?
何とも捉えがたい気持ちの高ぶりが。

29回の本番をこなしたツアーのメンバーは本当にご苦労様でした。
そして今日だけのネバーランドの住人もお疲れさまでした。
また次回の再会を願いつつこのチームは解散です。
やはり祭りは楽しければ楽しい程、終わった後の寂しさはつのりますね。
たった一回だけの参加でも前回の時の感覚が蘇って来て本当に寂しくなりました。
また是非このメンバーで仕事をしたいものだと、心の底から思っています。


今日はマンタの写真です。
その姿形と大きさに圧倒されます。
こんな大きなマンタと海の中で出会ったら感動的なんでしょうね。
水族館という環境の中でも本当に魅了されます。
時の経つのを忘れて見入ってしまいました。

一粒で2度

2006-12-09 23:58:57 | オーケストラ
今日の本番は前半がモーツァルトで後半がゴスペル。
つまり二つのコンサートを一度に聞いたような感じかな。
これだけ性格の違う音楽をまとめてやってしまおうという企画には恐れ入りましたが。
でも面白かったかもしれないなあ、不思議なもんです。

ただし舞台は見た目にも奇異なもの。
オケがセットされているのは通常の舞台の上、客席との間はピットの部分が張り出し舞台になっていて広大な空間が開いているのです。
お客さんとオケがもの凄く離れてしまっていて何ともやり辛かった。
モーツァルトをあんなに遠くで聞いて果たして楽しめたんでしょうか?

後半はこの空間に大合唱隊がデンと構えてゴスペル大会でしたからよかったのでしょうが。
前半はやはりおかしいぞ!

ニューヨークからやって来たゴスペル隊、凄い迫力でした。
たった3人(日本人のシンガーを含めて4人)なのにホールを揺るがす迫力。
特に和田アキ子をふた回りほど大きくした感じのオバチャンの声とムード。
「これぞ本場のゴスペルよ」と言わんばかりのパフォーマンス、見事なものでした。
あれだけでも今日は聞いた甲斐があったかもしれません。


さて今日の写真はアカウミガメ君です。
悠々と水槽を泳いでおりました。
魚類よりは爬虫類の方が哺乳類に近い(?)ので何だかとっても親近感が湧きます。
水槽の中でも動きがゆったりとして優雅、竜宮城に連れて行って欲しいものです。

ゴスペル

2006-12-09 01:06:13 | オーケストラ
明日はクラシック・ガラという本番です。
今日はそのリハーサル、曲はモーツァルトを3曲とゴスペルという組み合わせ。
モーツァルトは25番から1楽章と40番を全部、それにフィガロの序曲。
それとゴスペルが組合わさった摩訶不思議なプログラム、いったいどうしてこういった組み合わせになるのか考え込みましたが。

どうも気持ちの切り替えが難しいんですよね、こうなると。
モーツァルトを演奏するときの気持ちとゴスペルを演奏する時の心構えでは天と地とぐらいの差があります。
それにお客さんもどちらをどう聞けば良いのか悩まないのでしょうか?
どちらかと言えばゴスペルがメイン、おそらくお客さんもそちらを聞きに来るのでは?
となると前半のモーツァルトは弾く方も聞く方もつらい時間になりかねないですね。
ちょっと考えて欲しかったな。

ゴスペルの方はニューヨークから本場のシンガーも来て歌うんです。
これは聞き物、掛け値なしの本物のゴスペルです。
これだけでも楽しいな。

さて今日の写真は黄色いフグ君。
ポッカリと浮かんだその姿の愛らしい事!
でも毒があるんですよね、きっと。

2006-12-08 01:21:52 | Weblog
昨日に引き続き「美ら海水族館」で撮った写真から。
凄い迫力の顔、こんな魚がそれこそ数えきれない程に泳いでいるんです。
そしてこちらを見るかのように近づいて来る。
大きな魚小さな魚、可愛い顔に怖い顔。
こんな魚たちが歓迎してくれる水族館。
2度目の訪問でしたがまるで飽きることはありません。
新しいデジカメを持っていったこともあって写真を山のように撮りまくったので当分はそこからちょこちょこと小出しにして行こうと思ってます。

水族館で印象に残った魚の顔、サメもそうなんですがエイの種類の顔が不思議で面白かったのです。
顔だけ鳥みたいな作りで体がペッタンコとか、顔が二つに分かれていてまるで二尾が合体したような作りだったり。
マンタも考えてみれば不思議な顔ですよねえ。
今度はマンタの写真も乗せようと思っていますが本当に不思議な作りの顔。
果たしてあれを顔と呼んで良いものか?
などという疑問も湧いてくる構造。
自然界って不思議なものをいっぱい作り出しますね。
だからこそ見ていて飽きないのかもしれません。

今日はディズニーのツアーは私の地元、神奈川県民ホール。
夜にカミさんを迎えにホールまで行きました。
楽屋口で待っていると本番を終えて出てくるメンバー達の何とテンションの高い事!
皆一様に上気した顔で饒舌、興奮もそのままに楽屋口から飛び出して来ます。
指揮のブラッド・ケリーさんも私の顔を見るやいなや「サントリーで会おう!」と叫んで握手攻め。
良い本番だったのでしょうね、みんなの顔を見たら安心しました。
でもそれに参加できなかった寂しさもちょっと。

美(ちゅ)ら海から

2006-12-07 00:48:46 | Weblog
沖縄は本部の「海洋博公園」にある「美ら海水族館」
そこには「ふじ」という名前のイルカが居ます。
おそらく日本で一番名前を知られたイルカではないかと思います。
沖縄旅行の3日目はその「ふじ」に会いに美ら海水族館に行きました。

「ふじ」が居るのはイルカ・ラグーンというプール、そこはほとんど仕切りが無くてイルカと触れ合えそうな距離でイルカと会えるのです。
そんなプールの端に目指す「ふじ」は静かに居ました。
泳ぐのではなくそこに、プールの底にひっそりと沈んでいて時折息をする為に浮かび上がってはまた沈んで行くのです。
「ふじ」が何故有名で私が会いに行ったのか、彼女は病気で尾びれの大半を失ってしまったのです。
そして満足に泳げなくなった「ふじ」の為に人工の尾びれを作って彼女が以前のように高く高くジャンプできるように、ブリジストンのプロジェクトチームと水族館のスタッフとの共同作業が今も続いているのです。
プールの横にはこれまで試作した人工尾びれが展示してあります。
上手くいかなかった尾びれも、今現在使っている尾びれも。
そして今現在も人工尾びれを使ってのリハビリは続いているのです。

私が「ふじ」の居るプールに着いた時はリハビリの後、尾びれをはずして休んでいる時でした。
係の女性の話によるとこの頃「ふじ」はリハビリに乗り気ではないそうです。
あまり積極的に付けようとはしてくれないらしい、それに元気も無いみたい。
見たところどこか具合でも悪いのではと思えるような様子、ちょっと可哀想に思えました。
本になったりニュースになったりで「ふじ」を目当てにこのプールを訪れる人も多いのでしょう。
かく言う私もその一人ではあるのですが、いささかご当人も迷惑に感じているのではないかと思ってしまいました。

写真はちょうど息をする為に浮かび上がった「ふじ」の横顔です。
どこか寂しげに見えてしまったのが残念。

このプールには元気いっぱいのいたずらイルカも居ます。
見物の人目がけて尾びれで水をかけたり驚かしてみたり。
子供がいるとあきらかにそこを狙って一撃です。
その子がほかの場所に移動すると今度はそちらに一撃。
プールから離れると強力なのを一発!
みんなで大笑いしながらイルカと遊びました。

この水族館の呼び物はジンベイザメやマンタが回遊する大水槽。
イルカと別れたあとは閉館までずっとその水槽のそばで巨大なジンベイザメとマンタを眺めていました。
ちょうど魚たちの食事の時間にあたりジンベイザメの豪快な食事風景を見ることが出来たのです。
テレビや本などでも紹介されていてどんな姿で食事をするか知ってはいたのです。
しかし実際に立った姿勢で水面の水をガバガバと吸い込む様子は恐ろしいほどに豪快。
それも3尾が並んでガバガバガバと吸い込みながらの立ち泳ぎ。
いやあ、凄い光景を見る事ができました。



今日はディズニーの練習二日目、歌手も参加して思いっきり楽しくゴージャスに。
我々は3日のインターバルがあってサントリーの本番ですがツアー組は残りの3公演をその3日でやってからサントリーです。
こうなったらツアーに参加しても良いのですが他の仕事もありますので。
でも明日は地元の神奈川県民ホールの公演、ちょっと顔だけ出します。

魔法の夜の音楽会

2006-12-06 00:13:57 | オーケストラ
ディズニー・オン・クラシック2006沖縄公演をお客さんとして楽しんで来ました。
会場の沖縄コンベンションセンターは連日とも超満員、外の気候も手伝って熱気ムンムンの中で行われたコンサートはそれはそれは楽しい夢の世界。
出演者も会場も一体となって盛り上がったコンサートでした。

今年は色々とあってツアーには参加出来ませんでした、とっても残念な気持ちでこの秋を過ごしていたのですが沖縄公演にお邪魔して控え室や舞台裏の空気を吸えばツアーに一緒に行っていた気持ちになれました。
あの舞台やライトを見ればもう夢の世界にすんなりと入って行けます。
2年近くの空白など嘘のように吹き飛んでいました。

コンサートの本番も素晴らしいものでしたがゲネプロをゆったりと見られたのが何と言っても貴重な体験でした。
殆ど人の居ない客席の真ん中で歌手達の歌とオケの音とを聞いていたあの時間、何とゴージャスで贅沢極まりない時間だったことか。
オケと歌手を独り占めでしたから!

さて今日からはそのディズニー・オン・クラシックの「サントリーホール公演」のリハーサル。
ツアーメンバーに加えて弦楽器の編成を大きくしたネバーランド・オーケストラです。
ツアーとは違いライトもスクリーンも特効もありません、音楽だけで勝負しないと駄目。
そして何よりツアーでやっているパフォーマンスをここだけ加わるメンバーも同じテンションでやらないといけません。
2回の本番をしっかりとみた私はすんなりと入っていけました、はるばる沖縄まで行った甲斐があったようです。
明日も練習を、歌手たちも加わって仕上げです。
明日も突っ走ります!

南の島から

2006-12-03 00:41:39 | Weblog
チョンさんの非常に密度の濃い本番の翌日、南の楽園「沖縄」にやって来ました。
休暇をゆったり過ごす事と「ディズニーオンクラシック」の沖縄公演に出るカミさんの付き添い兼運転手をするために。

二日間の公演も終わり恩納村に在るホテルで落ち着いた所です。
今回初めてお客さんとして楽しませてもらいました。
はっきり言って凄かったです。
これぞエンターテイメント!
こんな凄い音でこんな楽しい歌で思いっ切り面白いコンサートをやっていたとは。
お客になって初めて知りました。
詳しい感想はまた家に帰ってからじっくりと書きたいと思ってます。
とにかく楽しい二日間でした!

明日からは沖縄を楽しみます。
ちょっとお天気が心配ですが関東より全然暖かいのがうれしいですね。
風は強くても寒くありません、流石は南の島。
時間もゆっくり流れて行きます。
もう少しのんびりしてから帰ります。

ギッシリと中身が詰まった

2006-12-01 01:16:16 | オーケストラ
一分の隙もなく詰まった音楽をこれまた隙のない演奏で。
一瞬も集中の途切れる事なく、モーツァルトの書いた音符をひたすらに最良の形で音にする。
そんな作業に没頭した3日間でした。
まとめとして、仕上げとしての本番はまたゲネプロより一段とステップを上がった演奏となりました。

ジュピターも最初の楽章の出だしこそ反応が鈍くも感じられましたがエンジンが暖まるにつれ音の密度も表現の幅もどんどんと増していき、最終楽章の最後の音が消えたときには今日のコンサートもこれで終わりだと思えるほどの充実感となっていました。
いや本当にコンサートの最後の雰囲気が漂ったのです。
偉大な曲をきっちりと演奏し終わった満足感、チョンさんもいつものカーテンコールの仕草でしたね。
何回目かの入場で「4楽章をもう一回!」とか叫んでいましたが拍手にかき消され近くにいたメンバーにしか聞こえなかったようです。
ある一角だけで爆笑していたのはその為です。
しかしジュピターは凄い曲です。
無駄な音符が一つもない、すべての在るべき音がそこにきちんと存在している。
特に最終楽章も再現部が終わりコーダに突入した途端、それまでの音楽の前進が止まり空間が回転していくような浮遊感が現れる場面が好きですね。
そして其所から圧巻の2重フーガ、4楽章の二つにテーマが追いかけ絡み合い。
それが一瞬にしてフィナーレに変わる瞬間、鳥肌が立つ瞬間です。
長い長い音楽を演奏してきて(今日は繰り返しを全部やりました!)本当に良かったと感じられる瞬間です。
実に凄いなあ。

レクイエムはご存知のようにジュスマイヤーの補筆完成版、所々に力の抜けた音楽が入ってしまっていますがでもこれも実にもの凄い音楽。
前半のジュピターで体力を使い果たした感じにもなりましたが、レクイエムが始まればまたエネルギーが湧いてきます。
曲から湧いてくるんです、演奏しなきゃというエネルギーが。
オペラシンガーズの声、本番は本当に凄かった。
演奏している時間、我々は別の世界に存在したかのようなそんな錯覚を覚えました。
何も余計な事は考えずに淡々と音符を弾く、肉体を超えて魂だけで演奏するかのようなそんな時間。
不思議な感覚を感じながら、このまま時間が止まってしまっても良いと思いながら。
ひたすらに音と向き合っていた気がします。
希有な時間を過ごしました。

さて明日から4日間、私は関東地方を離れ、また世俗からも離れ。
夢の世界へと行って参ります。
ネバーランドへ旅立って来ます。
ブログの更新は帰ってからになる予定です。

それでは皆様。
また後ほど!