にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
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美(ちゅ)ら海から

2006-12-07 00:48:46 | Weblog
沖縄は本部の「海洋博公園」にある「美ら海水族館」
そこには「ふじ」という名前のイルカが居ます。
おそらく日本で一番名前を知られたイルカではないかと思います。
沖縄旅行の3日目はその「ふじ」に会いに美ら海水族館に行きました。

「ふじ」が居るのはイルカ・ラグーンというプール、そこはほとんど仕切りが無くてイルカと触れ合えそうな距離でイルカと会えるのです。
そんなプールの端に目指す「ふじ」は静かに居ました。
泳ぐのではなくそこに、プールの底にひっそりと沈んでいて時折息をする為に浮かび上がってはまた沈んで行くのです。
「ふじ」が何故有名で私が会いに行ったのか、彼女は病気で尾びれの大半を失ってしまったのです。
そして満足に泳げなくなった「ふじ」の為に人工の尾びれを作って彼女が以前のように高く高くジャンプできるように、ブリジストンのプロジェクトチームと水族館のスタッフとの共同作業が今も続いているのです。
プールの横にはこれまで試作した人工尾びれが展示してあります。
上手くいかなかった尾びれも、今現在使っている尾びれも。
そして今現在も人工尾びれを使ってのリハビリは続いているのです。

私が「ふじ」の居るプールに着いた時はリハビリの後、尾びれをはずして休んでいる時でした。
係の女性の話によるとこの頃「ふじ」はリハビリに乗り気ではないそうです。
あまり積極的に付けようとはしてくれないらしい、それに元気も無いみたい。
見たところどこか具合でも悪いのではと思えるような様子、ちょっと可哀想に思えました。
本になったりニュースになったりで「ふじ」を目当てにこのプールを訪れる人も多いのでしょう。
かく言う私もその一人ではあるのですが、いささかご当人も迷惑に感じているのではないかと思ってしまいました。

写真はちょうど息をする為に浮かび上がった「ふじ」の横顔です。
どこか寂しげに見えてしまったのが残念。

このプールには元気いっぱいのいたずらイルカも居ます。
見物の人目がけて尾びれで水をかけたり驚かしてみたり。
子供がいるとあきらかにそこを狙って一撃です。
その子がほかの場所に移動すると今度はそちらに一撃。
プールから離れると強力なのを一発!
みんなで大笑いしながらイルカと遊びました。

この水族館の呼び物はジンベイザメやマンタが回遊する大水槽。
イルカと別れたあとは閉館までずっとその水槽のそばで巨大なジンベイザメとマンタを眺めていました。
ちょうど魚たちの食事の時間にあたりジンベイザメの豪快な食事風景を見ることが出来たのです。
テレビや本などでも紹介されていてどんな姿で食事をするか知ってはいたのです。
しかし実際に立った姿勢で水面の水をガバガバと吸い込む様子は恐ろしいほどに豪快。
それも3尾が並んでガバガバガバと吸い込みながらの立ち泳ぎ。
いやあ、凄い光景を見る事ができました。



今日はディズニーの練習二日目、歌手も参加して思いっきり楽しくゴージャスに。
我々は3日のインターバルがあってサントリーの本番ですがツアー組は残りの3公演をその3日でやってからサントリーです。
こうなったらツアーに参加しても良いのですが他の仕事もありますので。
でも明日は地元の神奈川県民ホールの公演、ちょっと顔だけ出します。

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