にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
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少しづつ

2005-12-13 21:59:29 | Weblog
休みだった一日、強烈な眠気に襲われ昼寝などをしていた午後。
洗車などをしようかと思った矢先に黒い怪しげな雲が立ちこめパラついた雪。

音楽を聴きながら、また録画していたテレビなどを見て過ごした。
この前のツアーの写真のブログも作らなきゃとも思っていたのに、いざパソコンを前にすると何も考えがまとまらなくて。
まだ友人の事が頭の中を占拠していてこうしてブログを更新するのにも沢山の労力がかかってしまう。

でも昨日よりはだいぶ気持ちが晴れて来たようにも感じられる、少しづつでは有るけれど体の上にのしかかっていた重さから解放されて来た。
まだ起った事をきちんと受け止められないのだけれど、日々は容赦なく進んで行く。
きっと仕事の忙しさや生活の中の小さな出来事の中に上手く収まってくれるだろう。

最後に会った時の彼の姿が鮮明に浮かんで来る。
スーツに身を包んだ彼の体は広い肩幅はそのままだったけれど全体に丸みを帯びて柔らかい感じになっていた。
高校時代の弾き締まった筋肉質の肉体からは程遠く、お互いに歳をとったもんだと嘆いていた。

お互いに何故かフルネームで呼び合うかニックネームで呼び合った日々、彼の事を「インディアン」とか「酋長」と呼んでいた。
それに我々だけにしか話せない特殊な日本語で会話していた、使う動詞は「見る」「入れる」「出す」だけ。
「見る」は英語の「Do」で「入れる」は「On」、出すは「Off」という意味。
その3種類だけを使って会話していたのだった。

高校時代の最後はほとんど彼と過ごしていた、それだけにまだ信じられない。

こう言う時に音楽の持つ力を実感する、「癒し」と言う言葉がこの頃使われるけれど今も流れている音楽に癒されている。
音楽といつも身近に接しているのがどれだけ幸せな事なのか、今日はあらためて感じていた。