悠遊自適

団塊世代でいち早く世捨て人に・・・!
ゆったり遊び、何事にも心煩うことなく過ごす術の開発と
記録を綴る。

飛鳥散策

2006年01月29日 18時39分14秒 | 奈良散策
いやぁー今日の天気は春そのものと言って良いぐらいでした。
この季節、京都の寺や名所(桜・紅葉)は葉を落とした木々が目立ち、寂しいものがあるので、「国のまほろば」大和の国は飛鳥に久しぶりに
散策に出かけた。

田舎のあぜ道に自身の原風景を見てしばし癒されました。
風もなく歩くと汗ばむぐらいの陽気に誘われ、多くの皆さんが散策に来てました。
老夫婦、若いカップル、家族連れ等・・・微笑ましいものがありました。

「飛鳥」と「明日香」の表記が入り混じっており、何がどう違えているのか道々
考えながら歩き、村の単位が「明日香」で地域表記が「飛鳥」なんだと自分なりに
納得。

足の調子が今いちなので、あまり無理をせず石舞台古墳公園まで散策して、再び
飛鳥駅に帰るコースをこなしました。
調子のいい時は、飛鳥駅からぐるっと飛鳥散策フルコースをこなし、橿原神宮駅迄
歩き、帰途についたものですが・・・


ほのぼのとする飛鳥散策は、春と秋がお勧め!
特に秋は果物が多く出回り、いろいろな果物を無人販売所で買い入れちょっと休憩
しながら味覚を味わう楽しみがあります。

飛鳥川の水量が少なく寂しいものがありましたが、村の溝は水量が多くせせらぎの
音が気持ち良かったです。
澄んだ水を眺めているのは気持ちが落ち着き、ホッとします。

民家が密集しているところの川は、ビニールやいろいろなゴミが葦などに付着し
汚くなっており寂しくなります。
何事も水に流して・・・と言うことわざにあるように、川に何でも捨てることから
汚れてくるんですね。改めて欲しいものです。

天武、持統の夫婦天皇稜を今日初めて見つけてお参りしました。
天武は土葬、持統は火葬で埋葬しているそうです。
壬申の乱を制して、飛鳥に移りこの地で埋葬されていることが不思議でした。

天武天皇の遺品は正倉院に多く所蔵されており、毎年奈良国立博物館で公開される
イメージがあり、飛鳥までの距離が遠く感じられ何か違和感を感じました。
まして、大津京の天智天皇稜は京都山科にあることを思うとますます・・・

そんなこんなを考えながらゆったり進む急行で京都へ帰って来ました。
車窓をめぐる景色をぼんやり眺める、そんな電車の旅が大好きです!