日々の覚書

MFCオーナーのブログ

He's A Woman-She's A Man

2006年05月19日 22時41分35秒 | 与太話

「性同一性障害」・・・この言葉をご存知の人も多いだろう。精神と肉体の性差に悩む人たちの事だ。心は男(女)なのに、体は女(男)である、という受け入れがたい現実を受け入れざるを得ない人たち。男になりたいとか、女になりたいとか、そういうのとは違う問題だ。女装趣味とも、かなり違うだろう。最近、小学校低学年の男子が「性同一性障害」と診断され、学校では女子として生活している、という記事を読んだが、今では低年齢層にまで及ぶ深刻な問題であるのだ。が、非常にシビアな問題であるし、僕も一家言ある訳ではないので、この問題にはこれ以上触れない。

ただ、こういう話を聞くと、男って何だろう、女って何なのだ、と考えてしまう。前述の小学生男子は、小さい頃からぬいぐるみや人形の好きな子で、いわゆる男の子らしい遊びは好まなかったらしい。だけど、男の子らしい遊びって何なのだ。男が人形好きだといけないのか。女が外で泥んこになっちゃダメなのか。聞いた話だけど、確かに親が何も教えなくても、男の子と女の子とでは、自然と嗜好や行動に違いが出てくるらしい。けど、男(女)の子だからこうでなければ、と決め付けるのは良くないような気がするんだけど。人形の好きな男の子が、周囲に男の子なのにおかしい、なんて言われ続けていると、本当に自分は異常なんだ、なんて思い込むようになってしまわないか。

男とは何か、女とは何か、なんて考えれば考えるほど分からない。僕は、生まれてから自分が男である事を疑った事はないが、それはおそらく女にはない物がついてるからだろう。それがあるから男なんだ、と言われて、そうか俺は男なんだ、という事でこれまで生きてきたに過ぎない、という気もしてしまう。体は男だけど、本当に男かどうか、よく考えてご覧なさい、ともし小さい頃に言われてたら、無茶苦茶混乱したに違いない。

結局、性差なんてのは肉体的特徴だけの事であって、それ以外はっきりとした区別はないように思う。特に嗜好や行動パターンに於いては。編み物は女がするもので、トラックの運転手は男の仕事、なんて決め事はない方がいいのではなかろうか。男と女の絶対的な違い、つまり子供を生めるか生めないか、さえ受け入れられれば、他はどうでもいいのではないか、なんて気もしてくる。ま、それが受け入れられないからこそ「性同一性障害」なのだろうけど。

ま、古来より社会生活に於いては、男と女の役割分担というのが、明確に決められてきた。そうした方が都合良かったからだろうと思う。だからこそ「男らしさ女らしさ」が求められたのだ、とも言える。世間が男に男らしさを要求する間は真の女性解放はない、と田○陽子先生もおっしゃっている(笑) 男らしく女らしく、というのは結局互いを縛っているだけのものであり、真の男女平等とは性差を超えた所にある。

一体何が言いたいのか、さっぱり分からなくなってきたが、「男らしい男」の定義とは、「男より女の方が好きなこと」そして「いざという時○○○すること」である(笑) 生物学的に見ても間違ってないと思うけどね(笑)

余談だが、小学生の頃、「アー・ユー・レディ?」というのは「あなたは女ですか?」という意味なんだぜ、なんて知ったかぶりしてるのがいた。そいつは「ready」と「lady」の発音が違う事に、ちゃんと気づいたのだろうか?

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がんばれ、ニッポン!

2006年05月17日 22時23分50秒 | スポーツ

いよいよ、2006FIFAワールドカップ・ドイツ大会の日本代表メンバーが発表された。今や、4年に一度の国民的最大関心事である。ま、我々があれこれ言ってもどうにもなるものではなく、あくまでメンバーを決めるのは監督であるので、多少の不満はあっても(例えば、阿部・本山・藤田が落選したのは気にいらないとか、やっぱり三都主・柳沢は選ばれるんだとか、少々コンディションは悪くても高原より久保のほうが良いのではないかとか、稲本より遠藤の方がずっと良いのにどうして当落線上なんだとか)、日本代表を応援しようではないか。今回は、7時間の時差があるドイツでの開催な訳だが、なんと嬉しい事に、日本は3試合中2試合までが、日本時間の夜10時キックオフである。フツーにテレビ観戦出来る(笑) がんばれ、ニッポン!

とはいえ、やはりここ最近の日本代表には不安がある。ワールドカップでは一勝も出来ずに予選リーグ敗退ではないのか、なんて声も多い。しかし、せっかくのワールドカップである。ネガティブに捉えていては楽しくない。大丈夫、一勝も出来なかったとしても、日本は予選を突破するのだ。という訳で、僕なりに予選リーグをシュミレートしてみたい(爆)

6月12日 第一試合 対オーストラリア戦 0-0(勝ち点1)

まず、日本チームは相手国の選手ではなく、監督に名前負けしてしまうのである。フース・ビティンク。前回のワールドカップでは、あの韓国チームをヘスト4に導いた名将である。ジーコまでもがビビッてしまい、試合は相手の様子を窺いつつ、そろそろと消化不良気味に展開する。さすがに、相手も初戦だからガンガン攻めてはこないな、と分かって後半から怒涛の攻めを開始する。が、お馴染み拙攻のオンパレード。チャンスはあれど決められず。対するオーストラリアも、長身フォワードにボールを集めるものの、DF陣が踏ん張り、結局決められずドロー。

一方、翌日別会場で行われたブラジルvsクロアチアは、1-0でブラジル余裕の勝利。勝ち点3をあっさりとGET。

6月18日 第二試合 対クロアチア戦 1-1(勝ち点1 トータル2)

さすがは“欧州のブラジル”と呼ばれるだけあって、テクニックもあるし、試合巧者なのである。で、開始15分でDFの連携ミスからあっさり先制を許す。宮本の悪い癖が出てしまった。が、それ以降はしっかり押さえて反撃を待つ。が、オーストラリアの時ほどチャンスは作れず、またもや消化不良な展開。後半に入っても、流れは変わらず。たまらずジーコ監督、後半15分に巻、27分に大黒を投入。相手DFの裏をかいくぐり、果敢にゴールを狙うが不発。時間は無情に過ぎて、ああもうロスタイムかと思われた44分、ついに大黒が決める。そして、そのままドロー。価値ある引き分けと言っていいのか。

同日のブラジルvsオーストラリアは、またしても1-0でブラジルの勝利。この時点で勝ち点6、早々と予選突破決定。残る一枠はどこだ。

6月22日 第三試合 対ブラジル 1-2(勝ち点0 トータル2)

泣いても笑って予選リーグ最後の試合。何が何でもこの試合で勝ち点3をGETしたい日本だが、余裕のブラジルに軽くあしらわれ、20分、32分と立て続けにゴールを奪われる。しかし後がない日本、後半から大黒を投入、そしてなんと三都主を引っ込めて小笠原をも投入し、超攻撃的布陣で点を獲りに行く。その勢いに押されたか、負けても決勝トーナメント確定の余裕か、ブラジルは防戦一方となるが、でもゴールは割らせない。2-0のまま、時間は刻々と過ぎていく。が、しかし、最後に一矢報いたのはやはりこの男。中村俊輔。後半ロスタイムに大黒が倒されて得たフリーキックを見事に左足で決める。この瞬間、2-1でタイムアップ。負けはしたものの、クロアチアとオーストラリアが0-0で引き分けた為、なんと総得点でこの2チームを上回り、決勝トーナメント進出を決めたのだ。

と、このように、日本は予選リーグを突破するのである(正気かこいつは)。何故かって? そりゃ、日本に神風が吹くからですよ(爆) WBCの時のようにね。それに、予選リーグの順位は勝ち点で決まるが、勝ち点が同じ場合は、①当該チームの対戦の勝者 ②得失点差 ③総得点 ④抽選 で順位を決める訳で、たとえ最後の最後で一点入ってなくても、抽選で必ずや勝ち残るのだ(爆々) なので、安心して日本代表を応援しようではないの(自爆)

がんばれ、ニッポン!

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5/13 (有)かるぱっちょライブ&エイプリル・フールズ殴りこみツアー@BBA

2006年05月15日 01時19分37秒 | あれこれレポート

今一番気になるのは、明日(もう今日だ)発表されるFIFAワールドカップドイツ大会の代表メンバーなんだけど、それはちょっと置いといて(笑)、去る5月13日土曜日に、お馴染みBBAでまたしても楽しいイベントがあったので、軽くレポートさせて頂く(笑)

前にも書いたけど、僕は今年からエイプリル・フールズというセッション・バンドに参加しているのだが、そのメンバー(センベーさん、ソルティーまさゆきさん、山田さん、ジュサブローさん)による「エイプリル・フールズ殴り込みツアー@BBA」が決定し、13日にセッションを行う事となった。本当の事を言うと、別の企画があったのだがボツになったので(泣)、急遽セッションの企画を立てたのである。これについては、毎度のことながら、BBAマスター、さもさん、Jun Greenさんに色々とお手数をおかけしてしまった。いつも、すいません。

当日は、(有)かるぱっちょがライブを行い、その後エイプリル・フールズのメンバーを迎えてのセッションとなっていた。で、ちゃっかり別セッションも潜り込ませて貰った(笑)

さて、その5月13日は朝から雨だったが、悪天候もなんのその、開演前には結構お客さんも集まり、いつも通り和やかな雰囲気でライブはスタートした。まずは、(有)かるぱっちょのライブだ。僕のこのバンドを2~3回見ているが、洋楽の名曲とアニメ主題歌や歌謡曲を折衷させてしまう、というなかなかに斬新なバンドなのである。どういう事かというと、イントロは「スペース・トラッキン」なのに歌いだすと「キューティー・ハニー」になってたり、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のはずが「魔法使いサリー」になってたりするのだ。分かりませんか? ならば、一度見て頂くしかないですね。(有)かるぱっちょのホームページはこちらですので、ライブ情報などチェックして、是非体験して下さい。あちこちでマメにライブをやってるバンドだし、何よりも大変楽しめるバンドなので、(メンバーではありませんが)ひとつよろしくお願いします m(_ _)m

と、(有)かるぱっちょのライブが大盛り上がりのうちに終わり、少し休憩を挟んでセッション・タイム、と思ったら、皆さんも既にスタンバイを始めている。こりゃ観客もプレイヤーも熱いうちに始めなければ、ってんで不肖私めがMCを務め、セッション・スタート。今回のセッション・ネタ及び参加者は、

1.All Night Long(Rainbow)
Vo..山田さん G.ソルティーまさゆきさん、ジュサブローさん Bs.Jun Greenさん Ds.kirryさん

2.Long Live Rock'N'Roll(Rainbow)
Vo..山田さん G.ソルティーまさゆきさん、センベーさん Bs.Jun Greenさん Ds.kirryさん

3.Stargazaer(Rainbow)
Vo..山田さん G.センベーさん、ジュサブローさん Bs.Jun Greenさん Ds.kirryさん Key.えりたん♪

4.Rose Selavy(Novela)
Vo..山田さん G.ジュサブローさん、ソルティーまさゆきさん Bs.陰陽師@やっさん Ds.MFCオーナー 

5.Mr.Crowley(Ozzy Osbourne)
Vo..山田さん G.ジュサブローさん、センベーさん Bs.さもさん Ds.MFCオーナー Key.えりたん♪

以上の5曲。kirryさん、Junさん、やっさん、さもさん、えりたん♪、時間もないのに無理言ってすいませんでした。しかし、演奏は凄かった。僕が参加した曲は客観的には判断しにくいのだが、レインボーの3曲は素晴らしかった。BBA史上5本の指に入る熱演だったのではなかろうか(いやマジで)。特にリッチー・ブラックモアが憑依したかのようなジュサブローさんのプレイは聴き物であった。その影でいつになくJunさんが楽しそうだったのを、僕は見逃がさなかったよ(爆) いやいやほんと、良かったです。

さて、予定のセッションが終わった後、無理矢理もうひとつセッションをやらせて貰った。なんと、忍者さん・やっさん・僕、の3人によるトリオ・バンドである。曲はクリームでお馴染みの「I'm So Glad」。Voは忍者さんと僕とで担当した。ま、歌部分は歌詞もメロディも簡単なので(笑) リハも何もなく、ぶっつけ本番だったけど、無事完走できたのでホッとした(爆) 見ていた皆さんの反応が気になる所だが、トリオ・バンドはかねてからの念願であったので、このメンバーでまたやりたい(自爆)

さて、これでプログラムは全て終了したのだが、時間が余ってるという事で、急遽セッションが組まれた。まずは、若手ギタリスト2人を、かるぱっちょのメンバーやさもさんがサポートして、曲は「おそうじおばちゃん」、憂歌団の曲らしい。若手2人はセッションに慣れてないせいか、かなり硬い感じだったけど、慣れれば良くなるだろう。そういえば、今月27日にビギナー・セッション(?)があるという事なので、是非おヒマな方はお越し下さい。僕もサポートで参加します(多分)

その後、せっかく大阪から来たんだから、と片付けを終えていたエイプリル・フールズに、もう少しやってよ、とリクエストがあり、急遽「Rock And Roll」と「Highwau Star」をやることに。いや、これも凄かったなぁ。僕もドラムやらせて貰ったけど、非常に気分良かった。こういうのって、何度やっても楽しいね。

てな訳で、「(有)かるぱっちょライブ&エイブリル・フールズ殴りこみツアー@BBA」の模様を軽くレポートさせて頂きました(笑) 皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。エイプリル・フールズの皆さん、是非また来て下さい。大阪からだと遠いですけど(苦笑)

さて、そのエイプリル・フールズの皆さんと早々に帰路についたのであるが(帰りのJRでkirryさんと一緒だった)、大阪へ着いてからセンベーさんと心斎橋のとあるバーへ行った。ここは、80年代洋楽のプロモ・ビデオを流している店で、次々と画面に映し出される懐かしいビデオを見ていると、時間が経つのを忘れてしまう。センベーさんとも、ビデオ見ながらあれこれと盛り上がり、僕が実はスティービー・ニックスとマドンナのファンである事も、しっかりバレてしまった(爆) で、ほっとくと朝になってしまいそうだったので、適当に切り上げて出てきた。いやはや、楽しい店である。また行きたいな(笑)

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パソコンって必要?

2006年05月13日 14時41分50秒 | 与太話

今ではどこの家庭にもあると言っていいパソコンだけど、普及し始めたのはWindows95が出たあたりからではないかと思う。うちの会社では、その前からDOSマシンを導入していたが、台数が限られており、僕自身は仕事でパソコンを使用する事はあまりなかった。社内で回す報告書や連絡書の類はほとんど手書きだったし(今では考えられない)、客先提出用の文書はワープロで作っていたので、絶対必要という程でもなかったのだ。当時のマシンって、使いづらかったし(笑) それが、Windows95が発売されて大騒ぎになると、会社のマシンも徐々にWindowsになり台数も増え始めた。会社でパソコンをいじる事も多くなり、またテレビCMなども増えた事もあり、少しづつパソコンやらインターネットやらが気になり出した。で、ついに購入したのが1998年の5月である。だから、今月はパソコン導入8周年記念月間な訳だ(なんのこっちゃ)

その当時、つまり徐々にパソコンが日常に浸透し始めた頃、「パソコンは欲しいけど、何をしていいか分からない」という声をよく聞いた(実は今でも聞く)。なんというか、理解に苦しむ発言ではあるが、理解出来ないことはない(だから、どっちなんだ)。ま、前述のWindow95の頃から「パソコン=インターネット」という売り方をメーカーが始めたような気はするが、インターネットという新しい概念のおかげで、パソコン人口が増えたのは間違いないだろう。だけど、インターネットをしないのなら、パソコンを買ってもしょうがないのか。

かくいう僕も、パソコンといえばインターネットである。パソコン使用時間=インターネット接続時間、と言ってもいい。しかし、それ以外でもパソコンを使う事は多い。よく使うソフトを見てみると、

1.ワープロ(一太郎)
2.表計算(昔ロータス123、今EXCEL)
3.家計簿
4.ホームページ作成ツール(今はホームページビルダー)
5.FTP
6.メモ帳

こんなとこだろうか。4と5はインターネット絡みだけど、それ以外もちっとは使っている。以前のパソコンでは住所録も使っていた。ワープロ・表計算は、CDや本の目録などを作るのに重宝している。家計簿はパソコンに入っていたので使ってみた。今では習慣になっている(笑) メモ帳は、文字通りメモ代わり。以前は、MDやデジカメ写真の編集もパソコンでやってたけど、今はあまりしてない。

あと、パソコンで音楽を作ったり(DTM)、絵を描いたりする人もいるだろう。あればあったで、結構使えるツールだと思うけどね、パソコンも。そりゃ、年賀状の為に買うのであれば、年に一度だから勿体ない気もするけど(笑) 

ま、パソコンは車と同じで、なくても困らない人もいるだろうから、みんなが買う必要はない。ただ、「必要と思わないからいらない」ならともかく、「欲しいけど何していいか分からない」というのは、10年前ならともかく、小学生ですらパソコンをいじる今となっては、やや時代錯誤な発言のように思う。でも、例えばテレビだって、絶対必要な物とも言い切れないような気がするけど、「テレビ欲しいけど何に使ったらいいかわからない」なんて言う人はいないので、まだまだパソコンは一般家庭には浸透し切れていないのかもしれない。ただ、一部のマニアックな人たちの玩具ではなくなったのは確かだろう。

ちなみに、僕がパソコン購入を決意したきっかけは、クイーンのCD-ROM「The Eye」である(爆) このゲームをやる為にパソコンを買う事にしたのだ。ただ、思い立ってすぐ購入した訳ではないので、パソコンが我が家に来た時には、「The Eye」は廃盤になっていた(自爆) なんのこっちゃ。

ま、そういう訳で、迷ってる人は買ってみては?(爆)

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「大富豪」な日々

2006年05月11日 22時43分36秒 | 与太話

携帯が新しくなってから一ヶ月ちょっと、未だにFOMAのメリットが理解出来ないが(笑)、まぁ何とか慣れてきた。電源を切っている時に着信があったとかメールが届いたとか、そういう時自動的に知らせてくれるので、いちいち問い合わせなくてもいいのは助かるが。ま、そんな(どんな?)新携帯なのであるが、最近ゲームの中に「大富豪」があるのを発見した。皆さん、ご存知ですね? あの「大富豪」、トランプゲームである。

かつて、高校生の頃我々の間では「大富豪」が一大ブームとなり、休み時間はひたすら「大富豪」に熱中していた。僕らは「大貧民」と呼んでたけど、まぁ同じゲームである。プレーヤーに均等にカードを配り、順番にカードを出していく。「3」が一番弱くて「2」が一番強い。ジョーカーは単独で出せば「2」より強いし、また他のカードと組み合わせてワンペアやスリーカード、ストレートなどの組み合わせを作る事も出来る、いわゆるオールマイティーだ。で、順番にカードを出していき、出せない(出さない)場合はパスする。全員がパスしたら流して、その前に一番強かった人から新たにカードを出していく。そして、一番早くカードがなくなった、つまり一番最初に上がった人が「大富豪」と呼ばれ、ビリだった人は「大貧民」て事になる。ま、簡単に言ってしまうと、そんなゲームだ(こんな説明で理解できるのだろうか?)

僕は前述したように、高校生の頃「大富豪」を覚えたのだが、その後も大学の寮やら社員旅行の夜とか、ちょいちょい「大富豪」で遊ぶ機会があった。で、気づいたのだが、このゲーム、非常にローカルルールが多い。遊ぶ前にルールを取り決めておかないと、結構揉めるのだ(笑) 基本ルールは同じだけど、ディテールがかなり違う。同じゲームなのに、何故これだけルールが違うのか。ま、それも面白いとこなんだけど。

で、この携帯に入っている「大富豪」は、あらかじめローカルルールを設定できるようになっている。大したものだ(笑) そのローカルルールとは、

1)8切り
場に出されたカードの中に8が含まれていれば、その場を流す事が出来る。
2)ストレート革命
4枚以上であれば、連番でも革命を起こす事が出来る。
3)しばり
同じマークが出された場合、場に出せるカードはそのマークのみになる。
4)スペ3
ジョーカーが一枚で出された時に、スペードの3で流す事が出来る。
5)都落ち
1位のブレーヤーが次のゲームで1位をキープ出来なかった場合、次は最下位となる。

正直言うと、初めて聞いたルールもある。1~3は全く知らなかった。だいたい、「革命」というルールすら知らなかったっすよ(笑) 5の「都落ち」これは、我々は「下克上」と呼んでたけど、まぁ同じ事だな(笑) このルールを知らない人が結構多くて、そういう人たちと「大富豪」で遊ぶと、1位が次の瞬間最下位に転落、という緊張感がなくてやや物足りなかったもんです(笑)

しかし、こういったローカルルールではなく、基本ルールでも、あれ、こんなのあったっけ?なんて思うのもある。ゲーム再開の時、上位と下位でカードを交換する(もちろん、上位は下位に必要ないカードをやって、下位は上位に文句なく強いカードを渡さなければならない)なんてのは基本中の基本だけど(このように、1位はさらに強いカードを貢いで貰えるのだから1位になって当然、他の人に上がられたらその場で降りて最下位、というのも至極当たり前の事である)、「2」またはジョーカーで上がってはいけないとか、連番(ストレート)は3枚以上でなければならないとか、そういったルールは基本に設定されている。一番で上がったのに最下位にされた事があって、なんだろうと思ったら「2」で上がっていた、なんて事もあった。なるほど。

この携帯の「大富豪」では、4人でゲームする事になっていて、相手は自由に選ぶ事が出来る。「マオマオ・・・中学からの留学生。日本語を覚えるうちに大富豪にはまる。強さC」とか「ラン・・・カリスマ美容師。周囲への気遣いは欠かさない。強さB」とかいった中から3人選んで対戦する訳だ。最初は相手候補は6人だけど、ゲームをするうちに徐々に増えていくらしい。僕の場合は一人「エイジ・・・確率論に裏打ちされた戦略はソツがなく強敵。強さA」というのが増えた(爆) また、プレーヤーの分身として「アバター」が用意されているらしいが、ユーザー登録が必要で無料だけどパケット代がかかるらしいのでパス(自爆)

この「大富豪」、誰でも知ってて簡単なようだけど、手持ちのカードを見極め、相手のカードや戦略を予測しつつ、自分に有利な展開に持っていかねばならないので、結構頭を使うし、時にはハッタリも必要、という事でなかなか奥が深いゲームなんである。もし、未経験の人がいらしたら、是非遊んでみる事をお薦めします。最初は訳分かんないけど、コツを飲み込んでみるとハマりまっせ(笑) 

ま、そんな訳で、近頃では電車の中でも家でも「大富豪」三昧なのである(爆)

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