福知山線の惨劇(

それにしても、えらい事故が起きたものだ。鉄道事故でこれだけの大惨事は近年珍しいのではなかろうか。たまたま乗り合わせて事故に遭ってしまった人は、ただ気の毒としか言いようがない。

この電車に偶然にもNHKのアナウンサーが乗っていたそうで、事故直後その人が撮ったという写真がニュース番組で紹介されていた。多分携帯で撮ってメールで送ったのだろう。ま、冷静というべきか機転がきくというべきか...

ＳＭＡＰ ｖｓ Ｐｅａｒｌ

昨日、フェンス・オブ・ディフェンス（以下ＦＯＤ）の事について書いたら思い出した事があるので、今日はそれを書く。でも、ＦＯＤとはあんまり関係ない（笑）

フジ系の番組『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』の中の企画に、ゲストを招いてＳＭＡＰと共演する、というのがあるが、かなり昔Ｐｅａｒｌが出演した事がある。Ｐｅａｒｌと言えば、あの田村直美（Ｖｏ）が結成したバンドで、当時のメンバーは北島健二（Ｇ）、トニー・フランクリン（Ｂｓ）そしてカーマイン・アピス（Ｄｓ）と、錚々たる面子だった。ＦＯＤはまだ活動中だったはずなので、北島健二は掛け持ちだった訳だ。この面子によるアルバム『Ｐｅａｒｌ』が出たのは１９９７年初頭だったように思うので、彼らが『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』に出演したのも、多分その頃だろう。この辺記憶が曖昧で申し訳ない。

この時の共演で、Ｐａｅｒｌの曲とＳＭＡＰの曲を合体させてメドレーにしたようなのを演奏していた。Ｐｅａｒｌは「有名人」という曲だったと思うが、ＳＭＡＰのは記憶にない。この時はカラオケも打ち込みも使用せず、Ｐｅａｒｌの演奏だけでＳＭＡＰは歌っていた。オーバーダブなしの生演奏だ。当時の（そして今も）テレビの音楽番組の状況を考えると、画期的な企画だったのだ。

こういう場合、共演が終わると、ゲストとＳＭＡＰのトークがあるのだが、この時のトークにＰｅａｒｌは登場しなかった。そしてＳＭＡＰのメンバーだけでトークが進んだのだが、そのうち「さっき共演した人たち、誰なの？」なんて話になった。そりゃ、ＳＭＡＰのメンバーはＦＯＤもＢＢＡもブルー・マーダーも知らんだろうしね。そこで、木村拓哉が解説を始めたのである。

「あの二人の外人さん、すげー有名な人たちなんだよ。外国の色々なアーティストと共演してるんだ」
「へぇ～」
「ボーカルの女性は田村直美さんだよ」
「えーっ、あれが」
「ギターの人は日本で一番上手い人で、フェンス・オブ・ディフェンスってバンドの人なんだ」
「へぇ～、知らないなぁ」
「俺たち、デビュー前に“Nightless Girl”って曲カバーしてただろ。あれのオリジナルをやってるバンドだよ」
「えーっ、ほんと～」
「俺たちが、あの人たちと同じステージに立つなんて、とんでもないことなんだ」
「へぇ～、知らないとはいえ、凄い人たちと共演しちゃったんだねぇ」

この時のトークにＰｅａｒｌが出てこなかったのは何故か分からない。演奏してる時も、ただ“Ｐｅａｒｌ”ってテロップが出ただけだった（番組のエンドロールでは“編曲　Ｐｅａｒｌ”とクレジットが流れたが）。あのジェイムス・ブラウンやシェリル・クロウだって、歌だけでなくトークにも出たのに。丁度、Ｐｅａｒｌはアルバム発売後のツアーをしている時期で、宣伝を兼ねて出演したのだろうけど、ツアーやアルバムについて何も喋っていないので、視聴者は何も分からない。その出演意図は今もって全く不明である。第一、あの日『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』を見ていた人の何人が、Ｐｅａｒｌだと気づいたのだろう。これじゃ、何の意味もない。

もしかして、彼は単にＳＭＡＰと共演したいだけだったのだろうか？　「ＳＭＡＰの為にアレンジをやらせて頂いて、一緒に演奏出来れば、もうそれで十分です」とか。よく分からん。

それにしても、デビュー前のＳＭＡＰがステージでＦＯＤの「Nightless Girl」を歌ってたとは知らなかった。

その微笑み守るのは

今日、フェンス・オブ・ディフェンス（以下ＦＯＤ）のライブ・アルバム『Ｒｅｕｎｉｔｅｄ　＆　Ｓｔａｒｔｉｎｇ　Ｏｖｅｒ』が届いた。配達予定日から２週間遅れての到着である。インディー・レーベルからの発売で、アマゾン、ＨＭＶあたりでは取り扱っていなかった為、レーベルに直接ネット注文したのだが、遅れるなら遅れると連絡くらい寄こしなさいよ、ほんとにもう　(-_-#

ご存知の方は少ないと思うが（苦笑）、ＦＯＤは１９９９年に一旦解散（活動停止？）し、２００３年に再集結した。その年の１０月に行われたリユニオン・ライブの模様を収めたのが、このアルバムであり、去年発売されていたものだ。先月には約６年振りとなる新作を発表し、ライブも精力的に行っている。

何度も、しかもあちこちで書いてるが、ベテランたちの元気な姿を見るのは、本当に嬉しいもの。しかも、このＦＯＤの場合は、新作も出している立派な現役だ。若いもんに負けず、ずっと活動を続けていって欲しい。メジャー契約でないのが残念だけど。

僕は、ＦＯＤのライブを一度だけ見ている。もう１６年程前だけど＾＾；　会場には若い女の子が多くて、「Ｆａｉｔｈｉａ」のサビを皆で大合唱する光景には圧倒され、また感動した。この度のライブ・アルバムでは、その時ほどの感動が伝わってこないのがやや物足りないが、きっと生を体験すれば甦るだろう。

ＦＯＤオフィシャルサイト　http://www.team-active.com/fod/index.html

Ｆａｉｔｈｉａ、言葉じゃない、この想い伝えるのは
Ｆａｉｔｈｉａ、力じゃない、その微笑み守るのは．．．

ホテルの朝

という訳で、昨日・今日と四国へ出張だった。昨日は高知泊で、今日は徳島、香川と回ってきた。ま、プレゼン中に居眠りするくらいだから（爆）、僕は普段から大した仕事はしてない訳で、今回も楽な出張だったのである（内緒よ）。高知では美味い物も食べられたし。ま、２日間上司と一緒だったので、面倒だったのはそれくらいかな（爆）

で、高知へ行くと必ず泊まるビジネスホテルがあって、そこはシングル一泊４５００円、と格安なのである。サービス料・税込みでこの値段。部屋もそんなに広くないけど、まぁまぁだし。しかも、宿泊客だと１００円追加すれば、なんと朝食まで食べられるのである。今朝も食べたけど、セルフでバイキング形式、パンとサラダ、ゆで卵、スパゲッティにオレンジシュース、コーヒーといったメニューで、１００円は安い。安すぎる。採算取れるのだろうか、と心配になってしまうくらい（笑）

ここに限らず、最近ビジネスホテルで朝食付きまたは無料、という所が多い。全国展開している有名な某ビジネスホテルチェーンでは、ロビーにおにぎり、味噌汁、パン、コーヒーといった朝食を用意してあって食べ放題。また、よく利用する所で、朝食のみならず夕食まで無料にしているビジネスホテルもある。ここの夕食は、メインディッシュ一品に小鉢、ご飯、味噌汁、漬け物という、立派な内容だ。味もそんなに悪くない。それでいて、どこも宿泊料は一泊５０００円～６０００円くらい。ほんとに、やっていけるのだろうか？

要するに、客を呼ぶために必死でサービスしている、という事なのである。ここ１０年くらいの間に、ビジネスホテルの宿泊料金は随分安くなって、それだけでも安サラリーマンには助かるのに、さらに食事までついてしまうなんて。なんだか気の毒になってしまう。そこまでしなくても良いような気もするけどね。それとも、部屋を遊ばせておくよりいいのかな。

殿様商売されるより、ずっといいけど。

こういうのを見ていると、やはり日本は不況なんだなぁ、という感を強くする。

高知といえば

鰹のたたきでしょう！