ヤクルト・スワローズの古田選手が出演している某フィルムメーカーのCMを見た。スピッツの「正夢」がバックに流れ、古田が一枚の写真を見ながら思い出を語るというあれ、である。
率直に言っていいCMだ。なんといっても古田がいい。ここで登場する写真とは、彼が大学4年の時のものだそうだが、「ドラフトにかかると思ってたのにかからなかった。ショックだった」と古田はフツーに語る。このフツーに、というのが実にいいのだ。古田はプロ野球選手の中では珍しく、分かりやすく自分の気持ちや考えを伝えるのが上手い人だ。単に思いついた事をポロッと口にするのではなく、言葉にする前にきちんと整理されて出てくる。しかも、妙に飾り立てた言葉は使わない。けど、言いたい事はちゃんと言ってる。それがフツーに聞こえるという所が凄いのだ。カッコつけて喋りたがる人を起用したら、このCMは台無しだったろう。例えばラモス瑠偉とか(笑)
「生まれ変わったらキャッチャーはやりたくない」「でも、野球はやりたい」さりげない言葉の中に、古田の思いが全て凝縮されている。先の「ショックだった」という一言も、さりげないけど、いやさりげないからこそジーンとくる。そして、BGMの「正夢」が、古田の言葉を援護する。ほんとにいいCMだ。一度見ただけなのに、これだけ強烈な印象を残すCMなんて、そうはない。僕はCMを見ても商品名や会社名がちっとも頭に入らないのだが(笑)、このCMは一回だけで会社名も覚えてしまった。しっかりと商品もアピールしているし。しかも、さりげなく(笑) その事実だけをとっても素晴らしいCMであることが分かる(爆) 正にCMの鑑である。
大事な事をさりげなく伝える。簡単なようで難しい。
率直に言っていいCMだ。なんといっても古田がいい。ここで登場する写真とは、彼が大学4年の時のものだそうだが、「ドラフトにかかると思ってたのにかからなかった。ショックだった」と古田はフツーに語る。このフツーに、というのが実にいいのだ。古田はプロ野球選手の中では珍しく、分かりやすく自分の気持ちや考えを伝えるのが上手い人だ。単に思いついた事をポロッと口にするのではなく、言葉にする前にきちんと整理されて出てくる。しかも、妙に飾り立てた言葉は使わない。けど、言いたい事はちゃんと言ってる。それがフツーに聞こえるという所が凄いのだ。カッコつけて喋りたがる人を起用したら、このCMは台無しだったろう。例えばラモス瑠偉とか(笑)
「生まれ変わったらキャッチャーはやりたくない」「でも、野球はやりたい」さりげない言葉の中に、古田の思いが全て凝縮されている。先の「ショックだった」という一言も、さりげないけど、いやさりげないからこそジーンとくる。そして、BGMの「正夢」が、古田の言葉を援護する。ほんとにいいCMだ。一度見ただけなのに、これだけ強烈な印象を残すCMなんて、そうはない。僕はCMを見ても商品名や会社名がちっとも頭に入らないのだが(笑)、このCMは一回だけで会社名も覚えてしまった。しっかりと商品もアピールしているし。しかも、さりげなく(笑) その事実だけをとっても素晴らしいCMであることが分かる(爆) 正にCMの鑑である。
大事な事をさりげなく伝える。簡単なようで難しい。