日々の覚書

MFCオーナーのブログ

フュージョン・ポイント交換・世界遺産

2009年06月21日 00時45分09秒 | 与太話

いつの間にか梅雨入りしたみたいで、ここんとこ蒸し暑い。朝晩は、まぁ涼しいんだけど、今日なんて、九州では日中最高35度を記録した所もあったらしい。もうすぐ夏なのである。

別に夏だから、というのでもないし、毎年夏になると聴きたくなる、という訳ではないが、近頃何故かフュージョンが聴きたいのである。フュージョン。なにやら、実に懐かしい響きだが、今ではフュージョンというジャンルが廃れてしまった訳ではあるまい。確かに、かつてほどの人気はないだろうけど、当時から活動を続けている人たちもいるだろうし、若い人たちも台頭してきてるはずだ。けど、申し訳ないが、僕が聴きたいのは昔のフュージョンなんである。あの、70年代後半から80年代にかけて、音楽界の一大潮流となり、オリコンのアルバムチャートにもランクインしてた頃のフュージョン、猫も杓子も、楽器やってる連中はプロアマ問わず、一度は齧ってみたフュージョン、本来の言葉の意味の通り、あらゆる要素を“融合”して、斬新でもあり衝撃的でもあったフュージョン、が聴きたいのだ。聴いてないのでなんとも言えないが、現代のフュージョンは、かつての衝撃性は見る影もないように思う。斬新なスタイルで登場したムーブメントも、一般に浸透するにつれ、最初の頃の精神性は薄れ、形式だけが一人歩きするようになる。プログレしかりパンクしかりヘビメタしかり。そういう形式だけのフュージョンなんて、多分つまらないだろう、なんて僕は思ってしまう訳だ。勝手な思い込みである事を祈る(笑)

という訳でフュージョンだ。聴きたいと思っていたら、こんなのを見つけた。

フュージョン・パラダイス~オレンジ・セレクション

これはおいしい(笑)。角松敏生の曲がミョーに多いのが気になるが(笑)、それを除けば、ほぼ文句のない選曲である。日本のフュージョン全盛の頃の曲が、一通り楽しめてしまう。ネイティブ・サンとか嬉しい。

と思えば、こんなのある。

フュージョン

こちらもおいしい(爆)。なんたって、日野皓正の「シティ・コネクション」が入ってるのがポイント高い。難があるとすれば、日本のと海外のがごっちゃになってる点だろう。ま、何故かジャズとかフュージョンのレコードって、国内外関係なしに、一緒に収まってるケースが多い。インターナショナルなんだな(意味不明)。

話変わるが、プロバイダーから「ポイントのお知らせ」なるメールが届いた。月々支払っている料金に応じてポイントが溜まっていくのだそうで、そういうのがあるのは知ってたけど、今まで気にした事はなかった。が、今回、ふと見てみようという気になり、自分のポイントを確認してみたら、結構溜まっている。こりゃ何か特典に変えた方が良さそうだと思い、「特典一覧」を見てみた。そしたら、「キャッシュバック(ポイント分料金を引いてくれる)」「ポイント提携(提携会社のマイルやポイントに交換できる)」「バラエティグッズ(好きな物に交換できる)」等々、あれこれと特典がある中に、いきなり凄いもんがある。

社会貢献(ポイントを募金いただくことで、社会貢献活動にご参加いただけます)

う~む、これをスルーするのは勇気がいる(爆)。そういう決断を迫らないで欲しい(爆)。こっちは弱いんだから(爆爆)

ところで、今や全世界で「世界遺産」ブームであり、検定まである。皆さんは、どの程度、世界遺産について知っているのだろう。ここで、ちょっと質問。

ユネスコに認定された世界遺産が一番多い国は?
1.中国
2.メキシコ
3.イタリア

こんなことはどうでもよく(笑)、今日の読売新聞にも載ってたのだが、日本の世界遺産・屋久島が、観光客が多過ぎて荒れてしまってるので、入山制限を設けることにしたらしい。屋久島に限らず、日本のその他の世界遺産でも、多くの観光客が国内外から押し寄せる為、遺産が荒れる・傷む、住民の生活が侵害される、等の問題があるそうな。もちろん、これは世界遺産以外の国立・国定公園でも問題になっているらしい。富士山が良い例だ。

ここで、考えてしまうのだが、何故世界遺産に登録しようとするのか。おそらく、地元の名所に世界遺産というブランドを付加して、世界中にその存在をアピールすると共に、観光客増を狙ってるはずだ。しかし、観光客が増えれば、満足なメンテナンスが出来なくなって、遺産自体が傷んでしまう、というのは屋久島の例を見ても明らか。いくら観光収入が増えても、肝心の遺産が傷んでしまっては、元も子もない。正にジレンマだな。ハリネズミの恋、というべきか(は?)

よく知らないのだけど、世界遺産に認定されれば、当然ユネスコから遺産の維持費が出るのだろう、と思うのだが、一体どうなんだろう? それを当てにしてるのでは、という見方も出来る。

ま、確かに、世界遺産に限らないけど、世界の史跡・名勝には、やはり実際に行ってみたい。写真をみてるだけでもいいんだけど(笑)。でも、来られると迷惑だ、と言われれば行く訳にはいかないなぁ。でも、見たいしなぁ。難しい問題だ。

こういうのは日本だけの問題かもしれない。海外では、世界遺産に認定された国立公園で密猟をする輩がいるらしく、そのせいで危機にさらされているとこもあるらしい。あと、内戦が絶えないとか。色々とあるもんだ。

いない人を思い、会えない人のことを考える。もうじき夏だ(意味不明)

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7 コメント

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fusionといえば (kamekame)
2009-06-21 04:06:16
fusionといえば
リーリトナー
世界遺産といえば
法隆寺
ポイントは寄付しましょう。
関東はどうですか?
札幌はまだ半そででは
寒いです。
返信する
♪kamekameさん (MFCオーナー)
2009-06-21 08:15:15
♪kamekameさん

>fusionといえば
>リーリトナー
ラリー・カールトンと人気を二分してましたね。僕は、海外のフュージョンはあまり聴いてませんでしたが。

>世界遺産といえば
>法隆寺
修学旅行で行きました。玉虫の厨子が今イチでした(笑)

>ポイントは寄付しましょう。
とりあえず4分の1ほど、キャッシャバックに回しました。残りはまた考えます^^;

>関東はどうですか?
昼間は暑いです、昨夜は蒸し暑かったので、エアコン(除湿ですけど)入れました。でも、今日は朝から雨で肌寒く感じます。
返信する
地元に世界遺産を抱えるニセでございます(^^ゞ (ニセリッチー)
2009-06-22 07:27:02
地元に世界遺産を抱えるニセでございます(^^ゞ

どうやら、ユニセフからはあまりお金が出ないようです。
ただ、内外からの観光客が増えますので、それをあてこんでの予算が国からも補助がおりやすくなる、ということは多分にあるようです。

我が石見銀山の場合も、研究と維持にお金の必要な学者さんたちの求めに、全く歴史的な知識のない地元商工会が無定見に乗っかって突っ走った印象です。
ただ、戦国期からの知識がないと何の興味も湧かない場所ですので、順調に観光客も減少しているとのこと。
「文化遺産」ですので、登録後2年かかって、ようやく本来の姿を取り戻しつつあるようです。
返信する
♪ニセリッチーさん (MFCオーナー)
2009-06-22 23:09:33
♪ニセリッチーさん

>どうやら、ユニセフからはあまりお金が出ないようです
おやおや、そうなんですか。と言うことは、観光地として有名になるのが目的なんですね<世界遺産。スケールのデカい町おこしの側面もあるかも^^;

>我が石見銀山の場合も、研究と維持にお金の必要な学者さんたちの求めに、全く歴史的な知識のない地元商工会が無定見に乗っかって突っ走った印象です。
正直言うと、石見銀山の世界遺産登録には驚きました。確かに、歴史的意義はあるとは思いますが、観光施設としては弱いような気がしたので。でも、保全が目的であるなら、当然の策ですね。
返信する
>フュージョン・パラダイス~オレンジ・セレクション (ジャスミン)
2009-06-23 01:50:15
>フュージョン・パラダイス~オレンジ・セレクション
ASAYAKEから入るあたりがいいね。(^-^)
ただオーナーさん同様(殆どの人が同じかも汗)角松敏生がなぜに3曲も?
SEA LINEだけ入れて(笑)プリズムと今田勝あたりを入れたらもっと良かったのに。(独断) 松岡直也も2曲は欲しかった。

>フュージョン
こっちはややJAZZよりですね~
リオ・ファンクを入れるならROOM335も入れんといかん。阿川出すならマリーン出せ、ああ、中本マリは好きだからいい( ̄w ̄) ぷっ なんて一人突っ込み入れてみた。(爆)

とかいって2枚とも聴きたくなってきた。
ほんとフュージョンが生き生きしてた時代でした。...( = =) トオイメ

返信する
>フュージョン、、、、、orz (陰陽師@勤務中)
2009-06-23 12:00:54
>フュージョン、、、、、orz


「フュージョンはギタリストの墓場や!」と云ったヤツがいました。

ワタクシも嫌いでした、十代の頃は(つまり流行っていた頃)軽薄な音楽だと馬鹿にしていました。

しかし、今はそうでもありません、逆にスタンリークラークのCDが結構廃盤になっていて困ったりしています。

ワタクシは意外と心が広いんです(意味不明)。

>世界遺産

出身地にも現居住地にも山ほどありますが、その大半は観ていません、
出来るだけ観たいと思います、残された時間は少ないですから(意味深)。
返信する
♪ジャスミンさん (MFCオーナー)
2009-06-23 23:16:53
♪ジャスミンさん

>ASAYAKEから入るあたりがいいね
どうせカシオペアをもう一曲入れるなら、「ドミノライン」にして欲しかったっす(笑)
>リオ・ファンクを入れるならROOM335も入れんといかん
おそらく権利問題かと(レコード会社が違うので...)
>阿川出すならマリーン出せ、ああ、中本マリは好きだからいい
ボーカル物は別にまとめて欲しいですな。インストオンリーで十分です。ちなみに、阿川泰子は、一度コンサートに行ったことあります^^
>なんて一人突っ込み入れてみた
さすが、フュージョンも詳しいのですね^^
>ほんとフュージョンが生き生きしてた時代でした
いい時代でしたねぇ...(また言ってしまった。爆)

♪陰陽師さま

>勤務中
ご苦労様です。
>フュージョンはギタリストの墓場や!
何故か、ブルース系のギタリストが、こぞってフュージョンに走りましたよね。森園勝敏、竹田和夫、山岸潤司...何が彼らをそうさせたのか? 21世紀の今、検証が必要です(笑)
>逆にスタンリークラークのCDが結構廃盤になっていて困ったりしています。
これもフュージョンなんでしょうか? 個人的には、ジェフ・ベックと同列に考えていますが。
>ワタクシは意外と心が広いんです
実はそう思っていました(持ち上げてどうする)
>出来るだけ観たいと思います、残された時間は少ないですから
そうなんです。僕なんか、最近ミョーに焦ってます。早くしないと、人生終わっちまうぞ、なんて(笑)
返信する

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