という訳で、またまた“夏休みの絵日記シリーズ”である。前にも言ったけど、ネタはたくさんあるのだ(笑)
今回は、とうろう流しと花火を見てきたので、その事を書こうと思う。日本の夏といえば、異論はあるかもしれないが、なんたって盆踊りであり花火なんである。そして、死者の魂を弔うとうろう流しも、日本の夏の風物詩と言っていい。こういったイベントがなくなってしまうと、日本の夏は日本の夏でなくなってしまうのだ(今いち意味不明)
僕個人としては、花火はともかく、とうろう流し(精霊流し、とも言う)を見るのは初めて。近頃では、川や海にとうろうを流すと環境破壊に繋がるとして、とうろう流しを行なわなくなっている地域も多いそうだが、気持ちは分かるけど、不粋な事を言うものである。こんな理由で、日本の伝統行事が消えていくのは、あまりにも寂しい。
てな訳で、とうろう流しと花火大会の当日、我々は夕方早めに会場の浜に到着し、見物場所を確保する事にした。と言っても、結局浜茶屋がこの日の為に用意している見物席を買ったんだけど^^; 一人分1500円也。いい商売してるなぁ、なんて思ったりして(笑)
その席がこれ。
なんだかんだ言っても最前列。ベストポジションなのである。
席を確保してから、とうろうを用意する。
ご存知の通り、この中に火を灯したろうそくを立てるのである。そして、波打ち際から海に流す。
とても幻想的でいい雰囲気なんだけど、波のせいか、はたまた風のせいか、なかなかとうろうが沖まで流れていかないのである。僕が流したのは、波打ち際で波に負けて沈んでしまった(苦笑) 沖まで流すのにもテクニックと経験が必要なようだ。
それでも時間が経つと、たくさんのとうろうが沖に並ぶ。非常に素晴らしい光景だ。こんな感じ。
あまり良い写真ではないので、分かりづらいかな(笑)
そして、とうろう流しが終わると、いよいよ花火大会の始まりである。ここの花火大会は例年かなりの規模を誇り、今年も13000発打ち上げるのだそうな。もちろん近県でも有名で、今回も22万人が集まったらしい。
いやしかし、話は聞いてたけど、真下で見ていたせいもあり、色も音も凄い迫力で実に素晴らしかった。そこいらは、言葉で伝わりにくいと思うので、写真をご覧下さい(恒例の手抜き。爆)
とにかく素晴らしい花火大会だった。少なくとも、僕が今まで見た中では最高だったと思う。一時間で13000発の迫力は、やはり凄い。夫婦で見たというのもいいね。来年は、ちょっと違う角度から見てみたいものだ。
ほんと、いいもん見せて貰いました(こればっかし)。1500円は決して高くなかった(笑)
花火大会が終わると、人ごみと大渋滞で市内は大混乱である。我々も、松林の道無き道を、はぐれないよう手に手を取って歩いて家路に着いたのだが、そういうのもまた風物詩だなぁ、なんて思うニッポンの夏なのでした(笑)