日々の覚書

MFCオーナーのブログ

2009年08月13日 14時35分11秒 | テレビ番組

さっき、見るともなく、ネットの「バンドメンバー募集」を眺めていたら、結構凄い書き込みがあった。日付は今月初頭。

ドラマー募集

当方、G&Vo(♂高3)、G(♂高1)、Bs(♀高3)の3人です。ライブ活動したいので、ドラマー募集してます。

けど、Bsが妊娠・出産、自分も9月に受験なので、活動開始は10月からになりそうです。それでもよければ、連絡待ってます。

おいおい、いつ出産するのか知らないけど、ちょっと10月から活動開始は早くないかい? 最低でも、出産後3ヶ月は休ませないと。つーか、それ以上に、生まれたばかりの子供抱えてバンドは無理でしょう。やる気があるのは、いい事だけど^^;

さて気を取り直して(爆)、今回のテーマは「顔」、そういえば、昔こんな曲があったなぁ。

顔/コンセント・ピックス

今聴いても凄い歌詞だ(笑)

先日、テレビのクイズ番組を見ていたら、有名人の顔写真を見て、制限時間内にフルネームを答える、というのがあった。で、いきなり写真見せられても、すぐには名前なんて出てこないもので、正解率も決して高くなかった。回答者の面々も、写真見ても知らない人、というのではなく、咄嗟に名前が出てこないだけ。中には、「はいはい、この人ね。女優さんよね。○○に出てたわね。××出身なのよね。」と、名前は答えられないものの、写真の人に関して説明してる人もいた。答えられないと失礼とか、時間制限とか、のプレッシャーのせいで、名前が出てこないわけで、これは老化とか物忘れとかではなく、訓練すれば答えられるようになるだろう。

僕も、すぐに名前の出ない人が多かった。特に女性の場合、写真を見て○○だ、と一瞬ひらめくのだが、次の瞬間、いや似てるけど違う人かも、なんて思ってしまい、結局答えられない、というケースが多かった。なんというか、何枚かの顔写真を見せられると、同じ顔に見えてくる、というのも感じたな。

10年ほど前だと思うけど、『ウンナンの炎のチャレンジャー』という番組があって、欠かさず見てた人も多いだろうけど、毎回視聴者が色々な事に挑戦し、クリアしたら賞金100万円が貰える、という内容だった。ミッションは様々だったけど、ある時「名前当てクイズ」というのを見た事がある。

だいたい想像できると思うが、有名人または歴史上の人物100人の顔写真を見て、フルネームを答える、というものだ。で、100人全て正解したら100万円というわけ。回答者は、最初100人くらいいたが、徐々に脱落していき、最後に一人残った。その人は99問まで正解しており、あと一人正解すれば100万円をゲット出来た訳だが、その100問目で不正解となり、100万円獲得は成らなかった。ちなみに、今でも強烈に覚えているが、その100問目の答えは“市川雷蔵”、僕も写真見ても全く分からなかった^^;

ま、かように、前述したけど、顔写真見て名前を正確に答える、というのは難しいものなのだ。特に、個人的知り合いではなく、有名人を答える場合は。これは決して、老化とか記憶力低下とかではないので、気にする必要はない、と僕は思っている。以下、その根拠を述べる。

人間の顔って、実にたくさんのバリエーションがあり、実際、全く同じ顔というのはあまり存在しない。双子だって、よく見ると違いがある(すぐ発見出来るかどうかは別として)。しかし、同じ物はほとんど存在しないとはいえ、人間の顔というのも、いくつかの系統に分ける事が出来る。つまり、似たような顔ってヤツだ。そして、フツーの人は、初対面の時、まず相手の顔を“系統”で覚えるのではないか、と思うのである。

身近な人に対しては、しょっちゅう顔を合わせているうちに、顔の細かい造作も記憶されて、“系統”ではなく“顔”として、きちんと記憶されるようになる。たまにしか会わない、或いは何年も顔を見てない、という相手に対しては、“顔”の記憶が薄れ、“系統”だけが頭に残っている、という状態になる。そういう場合、特に有名人だと、誰かの顔を見て、「あ、この顔はこの系統だ」と頭が働き、その系統の顔で自分が会ったことある人全ての記憶が甦ってきて、どれが誰だか分からなくなる。その為、一瞬顔見ても名前が出てこない、という状況に陥るのだ。

また、ティーンエイジャーならともかく、ある程度の長きに渡って生きてきて、色々な人に会ったりしてると、初対面でも「どこかで会ったことある顔」とか「誰かに似ている顔」とかいう感覚があり、「こういう顔の人は初めて」と感じることは滅多にない。いわば、顔より先に系統が記憶されてしまうのだ。なので、顔そのものが脳に正確にインプットされるのに、少々時間がかかったりもする。初対面から、あまり間をおかずに2回目・3回目の対面があれば、正確に顔は記憶できる。でも、それがなければ、系統だけの記憶となり、時間が経つにつれ、過去に会った人たちと混同してしまって、顔と名前がすぐに一致しない、という事になる訳だ。これは、たくさんの系統を記憶している故であり、つまりメモリーの量が多い為に、新しい記憶をインプットする妨げになっているのだ。

という訳で、いきなり顔写真を見せられても、咄嗟に名前が出てこない、というのは、顔ではなく系統で記憶されている場合は、仕方ないことなのである。特に有名人、中でも女優やアイドルになると、美形が多いからどうしても系統が似通ってくる。熱心なファンになれば、顔として記憶してるから、そういう事はないと思うけど。それと、写真は固定してるからね。身近な人であれば、造作だけでなく表情なども合わせて顔としてインプットしてるし、実物を見てることも多いから、すぐに思い出せる。が、写真は表情が動かないから、記憶を刺激する効果は薄い。それに、前述のクイズ番組では、毎日テレビで顔を見る一線級の有名人ではなく、やや露出の少ない人ばかりを出題していたから、一瞬迷いが生じるのは当然なのである。

という訳で、顔写真を見ても咄嗟に名前が出ない、これは“顔”として記憶してるか“系統”として記憶してるか、によって左右されるものであって、決して記憶力の低下によるものではないのである。心配することはありませんよ、ご同輩(笑)

と、こういう屁理屈をこねて、これは老化ではない、だからまだ安心だ、と自分に言い聞かせている今日この頃なのである(爆)

コメント (6)
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