日々の覚書

MFCオーナーのブログ

君が・嘘を・ついた

2009年08月06日 23時35分33秒 | 与太話

世の女性は、嘘を吐く男が嫌いらしい。グラビア・アイドルやタレントのブログや公式HPを見ても、好きなタイプの男性に“嘘を吐かない人”、或いは嫌いなタイプに“嘘を吐く人”と書かれているのが目につくし、一般人でも、SNSのプロフィール欄に、“嫌いなタイプ=嘘つき”と記されているのが多い。けど、得てして、嘘つき男ほど二枚目が多く、女にモテるのも確かである。やっぱり、女は謎である(笑)

確かに、嘘は良くない。世の中には「嘘も方便」という、解釈によっては実に便利な言葉もあるが、基本的には嘘を吐くのは良くないことなのである。ただ、嘘と一口に言っても、色々なランクがある。

僕も、基本的に嘘は吐かない。隠し事はするが、嘘は吐かない。が、嘘を吐かねばならない時(滅多にないけど^^;)は、他人を巻き込まないようにしている。つまり、嘘を吐き通すために、他人に嘘の証言をさせたり、逆に真実を喋らない様口止めをしたり、という事は絶対にしない。何故なら、そういう嘘はすぐバレるからだ。自分一人が、ひたすら嘘を吐き続けるなら、まだ何とかなるが、他人に嘘を強要しても続かない。いつかは、ほころびが出る。嘘を強要された方だって、他人の為に吐く嘘なんて、プレッシャーがかかるだけだろう。だから、すぐバレる。自分の嘘を正当化する為に、他人を巻き込むのはリスクばかり高くて効果はない。ならば、一人で嘘を吐いた方がいい。嘘を吐くなら、バレないようにしろ、というのが僕の持論である。嘘を推奨してるのではありません、念の為。

嘘を吐く人にも、色々なタイプがある。すぐバレる嘘吐く人もいれば、周到に計算し尽された嘘を吐く人もいる。嘘を吐く事を罪悪と思ってない人もいれば、良心の呵責に苛まれる人もいる。嘘と言っていいのかどうか、詐称というのもよく聞く。議員立候補者がよく問われる“学歴詐称”とか、アイドルに見られる“年齢詐称”とか。アイドルが年齢を偽るのは、それなりの理由があるような気がするが、“学歴詐称”というのがよく分からん。何かメリットがあるのか。一流大学卒にしておけば、当選する確率が高くなるのか。有権者は、それほどバカではあるまい。けど、当選した立候補者の学歴詐称が明らかになると、「騙された」なんて街頭インタビューに答える一般人が多い所を見ると、バカな有権者も結構いるようだ。

明らかな嘘を嘘と言って責めるのはいいが、本人が嘘を吐いたつもりではない場合もある。真実だと思い込んでいたら、実はそうではなかった、という訳だ。そういう場合、その人を嘘つき呼ばわりするのは、気の毒だと思う。ただ、いくら本人に嘘という認識がなくても、結果的にこっちが被害を被るケースも多いので、その場合は、嘘つき呼ばわりするのではなく、誤った情報を伝えて周囲を混乱させた事を責めるべきかと(結局、同じなんだけど^^;)

それと、最近気になるのだが、若い連中が平気で「嘘を吐きました」と言うのである。
「今日会う○○産業の部長は、××さんだっけ?」
「そうです」
しばらくして
「すいません。嘘吐きました。××さんではなく△△さんでした」
と、こんな会話が交わされることがよくある。この場合は、嘘を吐いたのではなく、間違えた或いは勘違いだった、という事なのだが、何故か若い連中は「嘘吐きました」と言う。謝って訂正しているからいいんだけど、なんとなく日本語の使い方が間違っているのではないか、なんて思う今日この頃。

嘘を吐くのなら、それなりに覚悟を決めてからにしましょうね(笑)

コメント (4)
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