日々の覚書

MFCオーナーのブログ

野菜炒め考

2007年09月18日 23時29分40秒 | 与太話

僕は、何故か野菜炒めが好物である。どこの食堂へ行っても、「野菜炒め定食」というメニューは必ずあるので、よく注文して食べている。店によっては、肉野菜炒めと呼んでいる所もあるが、基本的には似たようなものだろう。

学生の頃、アパート住まいをしていた時期があるが、その時はどーゆー訳か自炊しており、カレーライスと野菜炒めが重要なレパートリーだった。というか、それくらいしか作れなかった(笑) キャベツ一個買ってくれば、3食分くらいにはなったかな。僕が作っていた野菜炒めは実にシンプルで、材料はキャベツは欠かせないとして、他はタマネギ、にんじん、くらいだった。あ、もやしも入れたかな。冬場に、白菜を入れてみた事もある。これは、当時よく通っていた食堂の野菜炒めが実に美味くて、必ず白菜が入っていたので、マネしてみたのだ。肉もたまに入れたけど、やはり野菜炒めに入れる肉は、あまり量があってはいけないし、豚肉でなければならない。関西の人のように、“肉=牛”という環境で育っていない僕にとっては、豚肉の方が親しみがある。しかし、それとは関係なく、野菜炒めの肉は豚でなければならない。すきやきやしゃぶしゃぶの肉は牛でなければならない、というのと同じだ。

作り方はいたって簡単、フライパンに油をひいて、適当に切った野菜を入れて炒めるだけ。味付けには、「中華味」なんてのを使った。これを使うと、すごく本格っぽいのだ(笑) もちろん、塩コショウのみの時もあった。ウスターソースで炒めてみた事もあったっけ。自分で作って自分で食べるせいか、どれも美味かったなぁ(爆) たまに、にんじんやらが固い事もあったけど、それはご愛敬ってことで(笑)

かように、野菜炒めは簡単で美味しく、しかも低予算で作れる、という事で立派な家庭料理なのだが、ふと思い返してみると、僕の母はあまり野菜炒めを作らなかったような気がする。いや、野菜を炒めた料理が食卓に乗る事はあったけど、世間で言う野菜炒めのような料理は、家で食べた事はなかったような気がするのだ。気のせいかもしれないが、僕が野菜炒めという物を知ったのは、大学に入ってからだったのではなかろうか。でも、初めて野菜炒めを食べて感激したとか驚いたとか、そういう記憶はないので、やはり小さい頃から食べてたのだろうか。よく分からん(笑)

所で、野菜炒めのルーツは、やはり中華料理なのだろうか。前述したけど、野菜炒めと言わず、肉野菜炒めと言う場合は、中華料理に分類されるらしい。先程、野菜炒めは簡単に作れる、と書いたが、肉野菜炒めとなると、スープを使ったり肉に下味をつけたり、と手間がかかるようだ。あ、あと、白菜を入れるのも、中華の特徴なのだそうな。う~む、野菜炒めも肉野菜炒めも同じ物、と思ってたけど、実は違う物なのか。野菜炒め、恐るべし。

所で、店によっては野菜炒めの上に目玉焼きを乗せるとこもあるが、あれどう思います? なんとなく、余計なような気がするんだけど。せめて、目玉焼き乗せるなら、黄身も固く焼いて欲しいものだ。箸でつつくと黄身が流れ出てくる、というのは、野菜炒めに限っては勘弁して貰いたい(笑)

やっぱり、野菜炒めはシンプルなのが一番。キャベツ・もやし・タマネギ・にんじん、たまにピーマン、とこの程度でよろしい。訳分からん野菜なんぞいらん。四川風とかオイスターソースとかも必要ない。肉を入れるなら絶対に豚。牛や鳥だと、違う料理になってしまう。こういった材料を、あまり細かくしないで炒めるのがよろし。卵とじみたいにするのも好かんな。

しかし、今一番驚いてるのは、野菜炒めをネタに、これだけ書いてしまったことだ(爆)

コメント (14)
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