日々の覚書

MFCオーナーのブログ

優勝したって意味がない

2006年09月09日 18時36分36秒 | あれこれレポート

ご存知の方も多いと思うが、プロ野球セ・リーグは、来年からパ・リーグと同様にプレーオフを導入する事を決めた。シーズン終了後、第一ステージ(シーズン3位チームvs2位チーム)を3試合、第二ステージ(第一ステージの勝者vsシーズン1位チーム)を5試合行い、第二ステージの勝者が日本シリーズに出場する、というシステムになる。

前から言ってるけど、僕はこのプレーオフには反対である。くどいようだが、1シーズン闘って3位に入れば、日本シリーズ出場のチャンスがあるのだ。これは絶対におかしい。長いシーズン頑張って1位になっても、その後のプレーオフに勝たなければ意味がなくなってしまう。これは、ひとえに1位になったチームの実力と努力を愚弄しているに等しい。1位になっても、何の意味もないのだから。プロ野球側では、ファンが求めているから、とか何とか言っているようだが、単に興行を増やして売り上げアップに期待しているだけだ。何度も言うけど、シーズン一位チームをバカにするにもほどがある。フルマラソンで42.195キロを完走した中から、1位から3位の選手でさらに100メートル競走をして、勝った人をマラソンの優勝者とする、と言ってるようなものだ。

ま、とにかく、来シーズンからは、セ・リーグ各チームも闘い方が違ってくるだろう。1位になんてならなくていいのだ。勝率云々は関係なく、3位に入りさえすれば、日本一になれるチャンスがある。いや、何の栄誉もないのだから、1位になる方がアホらしい。よって、個人成績しか考えない手抜きプレーが増えるであろう。なんでも、セ・パ両リーグでこの方式を採用する事により、3位同士の日本シリーズもあり得る訳で、それでは日本シリーズとは呼べない、と新しいネーミングを募集する事も検討しているらしい。アホらし。

実際、今パ・リーグではライオンズ、ホークス、ファイターズの3チームで、激しい首位争いをしている。でも、どのチームも優勝する為に必死にはならないだろう。シーズン終了後、この3チームでプレーオフを行うのが決まっているからだ。そりゃ、3位より1位の方が試合数が少なくて済むから、少しでも上へ行きたいだろうけど、日本シリーズへの挑戦権は既に確保している。どのチームも決して無理はしない。かつてよく見られた、3チーム三つ巴のデッドヒート、という一番面白い展開は期待できないし、名勝負も生まれないだろう。これはファンをバカにしている事にはならないのか。

プレーオフは大リーグでもやってるではないか、とプロ野球側は言ってるそうだが、あちらのプレーオフは、地区優勝チーム同士での争いである。ワイルドカードってのはあるが、基本的には優勝チームに出場権がある。決して、シーズン3位のチームにシリーズ出場権を与えるものではない。こういうのを論理のすり替えというのだ。

という訳で、今年我がドラゴンズが優勝すれば、真のセ・リーグ・チャンビオンとしては最後になる。近頃足踏み状態だけど、こうなったら何が何でもリーグ優勝して、これまた最後の日本シリーズも優勝で飾って欲しい。いくら贔屓チームでも、プレーオフで勝って日本シリーズ出場なんて、素直に喜べない。

と怒ってばかりでは何なので(笑)

先日(9月7日)の夜6時半頃、エイプリル・フールズのセンベーさんから電話がかかってきて、これからハードロック・カフェでのライブを見に行かないか、とのお誘いがあった。フットワークが軽いのが身上(つーか、ヒマなだけだが...笑)の僕としては即座にOKし、仕事は適当に切り上げて、本町のハードロック・カフェへ向かったのである。

そのライブというのは、B’zの松本孝弘が以前やってたロックンロール・スタンダード・クラブ・バンド、という洋楽カバーバンドでボーカルを担当していた生沢佑一という人が率いるハードロックス、というバンドのもので、ハードロック・カフェ5周年を記念しての出演だったらしい。メンバーも名前は知ってる人がいて、ギターの是永巧一って、昔レベッカにいなかったっけ? キーボードの人は今でもB’zのツアーメンバーやってるらしいし、ベースの明石昌夫も以前B’zと一緒にやってた人だ。基本的には、生沢佑一のリーダーバンドで、メンバーは流動的らしい。で、この日演奏したのは、ほとんど洋楽カバーだった! もちろん、プロだから上手いのだが、そこいらのサラリーマンのバンドみたいな選曲で、意外というか何というか(笑) アンコールでクイーンの「We Will Rock You」と「We Are The Champions」を演奏した時は、もう何だか分からなくなった(爆) プロだけど趣味でやってるバンド、ってことなんだろうか。好きな曲をやりたいのは、プロもアマも関係なしって事なんだな(笑) いやほんと、親しみが持てて楽しいライブだった。

このライブ、無料だったんだけど(もちろん、飲食には金払うけど。当たり前)、バンドの皆さんはギャラ貰ってるのかな、とふと思ってしまった(爆) それくらい、アマチュアっぽいノリの、いい雰囲気だったのである。こういうのって、凄く刺激になる。また見たいものだ。

という訳で、エイプリル・フールズのセンベーさん、山田さん、お疲れさまでした。つーか、この3人が顔を合わせる事多いっすね(笑) フットワーク軽いトリオ、っちゅうかなんちゅうか(爆)

コメント (11)
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