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日々の覚書

MFCオーナーのブログ

夏はやっぱりハード&ヘヴィ

2021年08月29日 08時51分13秒 | 本と雑誌

季節によって聴きたい音楽は変わると思うし、どんな音楽を聴きたいかというのも人それぞれ。で、暑い夏に聴きたくなるのは何か、と問うと、レゲエだという人もいれば、やっぱビーチ・ボーイズでしょという人もいるだろうし、いや山達や角松しかないよという人もいて、色々な意見があると思われるが、けど、結局こういう人(つまりレゲエや山達を挙げる人)が大多数ではないのかな、と思ったりする。そりゃやっぱり夏と言えば、レゲエでありサーフ系或いはリゾート・ミュージック系(なんじゃそりゃ)なんであるのは当然。暑いだけに、聴く音楽だけでも涼しげなのがいいに決まっている。わざわざ真夏にヘビメタとかパンクとかいった、暑苦しい音楽を好んで聴く人はいないだろう(笑)

という訳で(は?)、レコード・コレクターズ(以下レココレ)の夏の特集は、2ヶ月連続で「ハード&ヘヴィ」である(爆) 8月号が70年代編、9月号が80年代編だ。ちなみに、来月発売される10月号は「ハード&ヘヴィ」の90年代編だそうな(爆爆)

以前にも書いたが、レココレもネタないみたいで、この手のヒマネタを持ってくる事が多くなった。ま、いいけど(笑) ま、いつもの通り、レココレのライター諸氏が、自分がプッシュするハード&ヘヴィなアルバムを30枚、順位をつけて選出し、それを集計して100位までのランキングを発表するという企画。言うならば、客観的要素はほとんど無し、レココレの趣味に過ぎないランキングであるので、アレが入ってないとかいった不満はあると思うけど、ま、そういう企画なんで、気にしないでね(って誰に言ってるんだか。笑)

で、結果である。まずランキング紹介より興味深いデータがあるので、そちらをご覧下さい。

70年代
1位・・・ディープ・パープル
2位・・・ブラック・サバス
3位・・・レッド・ツェッペリン
4位・・・AC/DC
5位・・・バン・ヘイレン
6位・・・シン・リジィ
7位・・・ブラックモアズ・レインボー
8位・・・モーターヘッド
9位・・・エアロスミス
10位・・クイーン

80年代
1位・・・メタリカ
2位・・・アイアン・メイデン
3位・・・AC/DC
3位・・・ガンズ&ローゼス
5位・・・バン・ヘイレン
6位・・・オジー・オズボーン
7位・・・ジューダス・プリースト
8位・・・スレイヤー
9位・・・モーターヘッド
10位・・ホワイトスネイク

これは、作品単位ではなく、アーティスト単位での得票ランキングである。70年年代と80年代とで、顔ぶれが随分と違うのは当然だが、両方で票を集めている、AC/DC、バン・ヘイレン、モーターヘッドの3組はある意味凄い。デビューから一貫して“ハード&ヘヴィに特化してきたバンド”と言えるからだ。ジャンル分けの細分化が進んだ80年代以降ならともかく、70年代から同じ路線を貫いている、というのは賞賛に値する(バン・ヘイレンは多少の路線変更があったと思うけど)。また、その期間ずっとバンドが存続していた、というのも凄い。さらに凄いのは、レココレのライター諸氏の間で評価が高い、ということ(笑) 個人的には、よく知らないけど、モーターヘッドってパンクと思ってた。

70年代の顔ぶれは納得いくところだろう。クイーンが10位ってのはどうかね...^^; 10位はクイーンの代わりにキッスでいいのでは、と思うけど(ちなみに、キッスは14位)。

80年代もある意味納得。70年代のように大雑把に“ハードロック”で括られていた時代と違い、NWOBHMとかLAメタルとかのムーブメントもあったし、スラッシュとかハードコアとかデスとかメタルの細分化も進んだし、産業ロック寄りにシフトしてヒットを出したバンドも多かったし、なんたって『BURRN!』も発刊されたし(笑)、選出する方も絞りやすかったことだろう。ただ、個人的に意外だったのは、上位2バンド、すなわち、メタリカとアイアン・メイデンがやたらと評価が高いこと、そして、LAメタル系がほとんど入ってないこと。正直言うと、僕はメタル系は疎くて、ここいらのバンドはほとんど同じに聞こえるもんで、何か評価を分けるのか、が理解出来なかったりする(爆)

という訳で、アルバムのランキングを紹介させて頂く。もちろん、100枚全部は無理なので、10位まで^^;

まず70年代から。

1位・・・炎の導火線/バン・ヘイレン
2位・・・レッド・ツェッペリンⅣ
3位・・・地獄のハイウェイ/AC/DC
4位・・・オーバーキル/モーターヘッド
5位・・・マシン・ヘッド/ディープ・パープル
6位・・・パラノイド/ブラック・サバス
7位・・・対自核/ユーライア・ヒープ
8位・・・虹を翔ける覇者/ブラックモアズ・レインボー
9位・・・黒い安息日/ブラック・サバス
10位・・ディープ・パープル・イン・ロック

えーと、この中だと持ってるの5枚です(爆)

正に“ハードロック”というランキング。かつての渋谷陽一の『ヤング・ジョッキー』のハードロック人気投票を思い出してしまった(笑) 誰しもが納得のランキングでは。個人的には、『対自核』の上位10枚入りがなんとなく嬉しい(笑) エアロとキッスにもうちょっと頑張って欲しかった気がするな。ちなみに、このランキングに関する対談が掲載されていて、マーティ・フリードマン氏が登場しているが、彼はキッスが好きだったらしく、「ラビン・ユー・ベイビー」で日和ったと厳しい評価です(笑) ちなみに、マーティ氏のランキングだと1位は『地獄の狂獣/キッス』。さすが^^

ただ、上位10枚はともかく、100位まで見てると、色々疑問はある。70年代のハード・ロックの場合、それほど細分化されてなくて、ハード・ロック・バンドという括りでも、実は何でもアリという状態だったので、下位になればなるほど票が割れてしまうのは仕方ないと言えるが、それでも、スイート、バックマン・ターナー・オーバードライブ、スターズあたりが入ってないのは残念。逆に、バッド・カンパニー、フリー、スレイド、チープ・トリック、ボストンあたりが入ってるのは、やや違うんじゃないか、と^^;

思い起こせば、70年代のハード・ロック・バンドは、アルバム何枚も続けて同じハード・ロック路線を貫く事はなかった(ブラック・サバスあたりは例外かもしれないが、サバスはほとんど聴いてないので、よく分からなくて申し訳ない)。ファンやジャーナリズムにマンネリとかワンパターンとか言われてしまうからか、元々バンド自身がハード・ロックにこだわりはなく、むしろ積極的に方向転換を模索してたのか、ハード・ロックは低レベルという風潮があってハード・ロック一直線だとバカにされるからか、とにかく、死ぬまでハード・ロックというバンドは少なかった。↑の10枚でも、ハード一辺倒でもなく、様々なタイプの曲が収録されているアルバムもある。だいたい、優秀なバンドであればあるほど、様々なスタイルに順応出来るので、ハード・ロックというイメージで固定されるのを嫌ったのでは、とも言える。ま、とにかく、70年代は“ハード&ヘヴィ”とはいえ、バラエティに富んでいて、実に楽しい^^

続いて80年代。

1位・・・アペタイト・フォー・ディストラクション/ガンズ&ローゼス
2位・・・バック・イン・ブラック/AC/DC
3位・・・メタル・マスター/メタリカ
4位・・・エース・オブ・スペイズ/モーターヘッド
5位・・・1984/バン・ヘイレン
6位・・・レイン・イン・ブラッド/スレイヤー
7位・・・サーペンス・アルバス~白蛇の紋章/ホワイトスネイク
8位・・・プリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説/オジー・オズボーン
9位・・・ヘブン&ヘル/ブラック・サバス
10位・・鋼鉄の処女/アイアン・メイデン

この中では、持ってるの1枚です(爆)

1位のガンズの1st、ご存知の通り大ベストセラーとなったが、実は僕はこのアルバムが売れ始める前に友人に借りて聴いている。が、全く良いと思えずそのままノーマークだった^^; 売れる物に関する嗅覚はないようだ(爆)

という訳で、80年代になると、前述したけど、ハード・ロックやヘヴィ・メタルに特化したバンドが多く現れた事もあり、絞りやすかったのではなかろうか。ま、70年代とは違った意味での納得のいくランキングだ。ただ、これも前述したが。メタリカとアイアン・メイデンの評価が高く、100位まで見ても、両バンド共4枚がランクインしているが、オジー・オズボーン、ジューダス・プリースト、ハロウィンあたりも似たような結果になっており、確かに80年代のHR/HMを代表する顔ぶれと言っていいだろう。ここいらは順当。

が、反面、80年代の重要なムーブメントだったはずのLAメタル勢が不振である。モトリーとラットが共にかろうじて1枚づつのランクイン、というのは僕でさえヘンだと思う(笑) クワイエット・ライオット、ドッケン、ポイズンに至ってはゼロ。LAメタルではないけど、ボン・ジョビもランクインは1枚だけ。それと、産業系も少ない。ナイト・レンジャーが1枚ランクしている程度。大御所ジャーニーが何故か2枚ランクインしているが、それならフォリナーだって1枚くらいはランクインしていてもいいのでは。

ま、要するに、絞りやすいというのは確かだったのでは、と思うが、かなり偏りの多いランキングでもある、という印象。中秀雄と杉原徹彦による対談でも、その辺は指摘されていて、キングダム・カムやタイガース・オブ・パンタンが入ってないのはおかしい、などと言っている(笑)

とまぁ、そんな感じ(笑) 前にも書いた事があるが、友人にメタラーがいて、そいつはBURRN!の熱心な読者でもあり、当時のHR/HM系を結構聴かせて貰った。それで、スラッシュ・メタルとかデス・メタルとかの存在を知ったのであるが、ま、どれも同じに聞こえたのと、感性に合わなかったのもあって、以来メタル系は敬遠し続けている。ハード・ロック系はOKなんだけどね。ホワイトスネイクとかデフ・レパードとかラットとか。ただ、あの頃は、メタリカがこんなビッグな存在になるとは、夢にも思わなかった。ほんと人生って分からない(意味不明) ところで、80年代後半に人気だったQueensrycheというバンドの日本語表記は“クイーンズライチ”か“クイーンズライク”か、どっちだっけ?(笑)

ちなみに、ランキング100枚の中で、僕が持ってるのは、70年代=31枚、80年代=9枚だった。この差は何なのか?(爆) ま、80年代の方は、持ってないけど聴いてる、というのが多くて、つまり買わずに借りて聴いてたってことね(笑) それと、アイアン・メイデンの『パワースレイブ』とアース、ウィンド&ファイアーの『太陽神』のジャケットの区別がつかないのは僕だけ?(爆)

なんだかんだ言っても、ハード・ロックについてあれこれ語るのは楽しい^^ 前述したように、レココレ来月号は「ハード&ヘヴィ」90年代編らしいが、どんなアルバムがランクインしてくるのか、実は楽しみである(笑) 北欧系も入ってくるのだろうね、きっと。多分、僕は持ってるのが1枚もないランキングになるに違いない(笑)

と、ここで、お馴染み(は?)のMFCオーナーによる「懲りないコンピ」だが、以前紹介した“HR/HM”に続き、“ハード・ロック”というテーマで作ってみた。こんな感じ。

 1. Flight Of The Rat/Deep Purple
 2. Straight For The Heart/Whitesnake
 3. Son And Daughter/Queen
 4. The Lies In Your Eyes/Sweet
 5. Lights Out/UFO
 6. Bark At The Moon/Ozzy Osbourne
 7. Custard Pie/Led Zeppelin
 8. Love Gun/Kiss
 9. Eat The Rich/Aerosmith
10. Dance/Ratt
11. Johnny/Thin Lizzy
12. Rock Of Ages/Def Leppard
13. Poison/Alice Cooper
14. And The Cradle Will Rock/Van Halen
15. Intuition/TNT
16. Don't Tell Me You Love Me/Night Ranger
17. Look At Yourself/Uriah Heep

なかなかの選曲と自画自賛(爆) 前にも書いたけど、ハード・ロックなんてのはかつての少年、つまりオジサンが聴くものであり、こういう機会に嬉々として語りたがるのはオジサンばかりなのである(笑) 良い事ではないの、と思います^^ 決してトレンドではないけど^^;

ところで、最後になってしまったが、ショックな訃報である。あのローリング・ストーンズのドラマーであるチャーリー・ワッツが亡くなった。享年80歳。そろそろ来るのではと思ってはいたが、やっぱり来てしまった。ほんと残念。謹んでご冥福をお祈り致します。

個人的には、ドラマーとしてチャーリー・ワッツに影響を受けた、というのは特にないのだが、ストーンズがブルースでもロックンロールでもない、独特の個性を打ち出せたのは、チャーリー・ワッツのあまりロック的ではないドラミングに拠るところが大きいと思う。言うならば、チャーリー・ワッツがずっとドラムだったから、ストーンズは続けてこれたのだ。チャーリー・ワッツなきストーンズは、もはや存続不可能だろう。60年にも及ぶバンドの歴史に終止符が打たれるのは間違いないと思う。そういう意味では偉大な人だった。

合掌

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ストーンズの隠れた名曲

2020年10月10日 23時16分33秒 | 本と雑誌

皆さん既にご存知の通り、エドワード・バン・ヘイレンが亡くなった。享年65歳。癌を患い闘病中、というのは随分前から聞いてたけど、ついに帰らぬ人となった。ミュージシャンの訃報はよく聞くが、さすがにエディ・バン・ヘイレンとなると、衝撃度が桁違いだ。聞く所によると、日本でもNHKをはじめとするメディアで報道されたらしいが、一般人のみならず有名人でもショックを受けた人は多いだろう。ほんと、革新的なプレイ・スタイルで、一時代を作ったギタリストだった。その影響力たるや、エリック・クラプトンやジミヘンと同格ではなかろうか。とにかく偉大な人を亡くしました。謹んでご冥福をお祈り致します。

エディ・バン・ヘイレンと言えば、あのローリング・ストーン誌が選ぶ、『最も偉大なギタリスト』ランキングで7位に入っている。ネタ元はこちらです。ちなみに、この10位内にランクされているギタリストのうち、半分の5名が鬼籍に入っているのが悲しい現実だが、そのローリング・ストーンのランキングで、こんなのもある。題して『エディ・バン・ヘイレン、超絶ギターソロ・ベスト20』、正直、僕のようにバン・ヘイレンをあまり聴いてない人間からすると、よく分からないランキングだが、ファンにはたまらない内容かも。余談だけど、このランキングでも下の方にランクされている「ライト・ナウ」、僕もこの曲は知ってて割と好きな曲でもあるのだが、ギターソロは本当にエディなのか、ちょっと疑問に思っていた。80年代以降のエディは、シンセをいじる事が多くなり、ステージでエディがシンセ、サミー・ヘイガーがギター(ソロ含む)という映像を見た事もあるもんで、「ライト・ナウ」でもエディは鍵盤に集中し、ギターはサミー・ヘイガーなのでは、なんて思っていたのである。なんとなく、この曲のソロ自体もエディっぽくないような気がしたし。でも、やっぱりエディなんだね。

実は、ここからが本題で(エディに関するネタは訃報を聞いてからの後付け^^;)、そのローリング・ストーン誌で、『ザ・ローリング・ストーンズ 隠れた名曲10』というランキングを発見した。4年程前の集計で、読者投票によるものらしいが、驚くべきことに、ここに選ばれた10曲というのが、全て70年代前半の曲であり、尚且つ、そのうちの5曲が『スティッキー・フィンガーズ』の収録曲なんである。ストーンズ・ファンとはいえ、特定の年代に聞いたのか、それともファンに人気あるストーンズは、いつでも70年代前半という事なのか。

僕自身は、ストーンズはやはり70年代前半、アルバムでいうなら『ベガーズ・バンケット』から『ブラック・アンド・ブルー』までの時期が一番好きだ。中でも、『スティッキー・フィンガーズ』は大好きなアルバムであり、おそらく、ストーンズの全アルバム中でも、3本指に入るであろう。なので、僕が選ぶ『ストーンズの隠れた名曲』ランキングなら、↑のような結果になるのも納得だが(実際には、『ブラック・アンド・ブルー』の曲がもっと増えるだろう。笑)、広くストーンズ・ファンに聞いてるのにこの結果、という事は、この時期のストーンズが好きなファンは、やっぱり多いという事だ。

それにしても『スティッキー・フィンガーズ』名盤である。アメリカ南部に接近したストーンズの姿がここにある。大ヒットした「ブラウン・シュガー」はもちろん、僕自身は昔バンドで「ビッチ」をコピーした事もあって、結構思い入れもあったりする。「スウェイ」とか「キャント・ユー・ヒア・ミー・ノッキング」もいいね。聴いててぞくぞくする。ミック・テイラー素晴らしい。「デッド・フラワーズ」も、やさぐれたイーグルスみたいで好きだな。ほんと、バーボンのロックが欲しくなるアルバム。

ストーンズと言えば、『スティッキー・フィンガーズ』の次の次に当たる、『山羊の頭のスープ』のデラックス・エディションが最近発売された。実は、昔からこのアルバムの印象はあまり良くなくて、音源も持ってない。デラックス・エディションが出るという話を聞いても、特に興味がそそられる事はなかったのだが、ジミー・ペイジが参加した「スカーレット」という曲が収録されるそうで、FMで偶然聴いた、その「スカーレット」が実にカッコ良かったので、ちょっと気持ちが動いたりしてる(笑) ストーンズって、相変わらず罪な奴らだ(爆)

という訳で、最近買ったCDから(は?)

Into The Fire/Bryan Adams

1980年代、「サムバディ」や「ヘブン」といった曲をヒットさせて人気爆発、80’sを象徴する存在でもあったブライアン・アダムスだが、1987年の本作は意外と地味だ。確かに、それ以前のブライアン・アダムスのイメージとは少し違う。音や曲調も、やや落ち着いた雰囲気だし、歌詞も結構シリアスらしい。ライナーにもあるが、それまでの”青春ラブソング”路線を封印し、新たな表現領域を拡大していく事で生まれたアルバム、であるらしい。なるほど。

僕は、このアルバムからのシングル「Victim Of Love」をラジオで聴いて気に入って、友人からCDを借りて聴いたのだが、当時も少し雰囲気が変わったかな、とは思いつつ、ブライアン・アダムスをそれほど聴いていなかった事もあり、特に気にはならなかった。でも、それまでのブライアン・アダムスには、それほど興味はなかったけど、このアルバムは好きだった。今までになく、曲に深みが感じられたし、飽きずに聴けたのである。特に冒頭の3曲(「Heat Of The Night」「Into The Fire」「Victim Of Love」)が素晴らしい。彼のキャリアの中では地味なのかもしれないが、この『Into The Fire』は間違いなく名盤である。

その後、フライアン・アダムスは長年の曲作りのパートナーだったジム・バランスと別れ、新たなミュージシャン人生をスタートし、90年代には映画主題歌を立て続けにヒットさせて、押しも押されもせぬスーパースターとなった。そんな彼の分岐点は、やはりこの『Into The Fire』ではないか、と今となっては思うのである。本作がなければ、その後のブライアン・アダムスはなかったのではないか、と。

The Best Of Jackson Browne

このところ、少しづつジャクソン・ブラウンのアルバムを聴いているのだが、何故ここでベスト盤なのか、というと、すばり80年代の彼の大ヒット曲「Somebody's Baby」が聴きたかったからである(笑) ご存知の通り、この曲映画の挿入歌として発売され、全米TOP10に入る大ヒットとなった(1982年のこと)。映画の曲だけに、彼のオリジナル・アルバムには収録されていないようなので、まぁ仕方なく(笑)ベスト盤を買ったという次第である。

本ベスト盤の収録曲は、1stから1996年の『Looking East』まで、満遍なく選曲されているようだ。一枚のアルバムに集中している、というのがなくてよろしい。ベスト盤発売時点での新曲2曲も収録されている。僕のような者からすると、文句なしの内容だ。あえて言わせて頂けるなら、「Call It A Loan」の代わりに「Boulevard」を収録して欲しかったけど(笑)

当時も今もジャクソン・ブラウンの代表曲ばかりで、どの曲も素晴らしい。ま、でも特に、大ヒットした「Somebody's Baby」は良く出来た曲だと思う。映画自体が青春系だったせいか、この曲も甘酸っぱく胸キュンな名曲だ。元々、"永遠に青春"みたいな人だから、こういうタイプの曲は実は得意なのだろう。とにかく素晴らしい。ただ、余談だが、この曲、当時「誰かが誰かを愛してる」という邦題だったはずだが、本ベスト盤収録時に邦題がなくなってしまった。他の曲は「青春の日々」とか「愛の使者」とか、邦題は残されているのに。残念だ。

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コンビニ人間

2016年09月18日 11時59分13秒 | 本と雑誌


読書の秋である。

近年、読書量が減ったなぁ、と痛感しているが、それでも定期購読してる雑誌とかはあるので、なんだかんだ言っても、月に2~3回は本屋に行くのである(それでも少ないけどね)。

どうでもいい話だが、我が茅ヶ崎市では、昔からK書店とH書店の2社がしのぎを削っており、駅ビル、駅前その他の主要商店街、団地の近所、といった需要が見込める場所の大半は、この2社のうち、どちらかが出店している、という状況で、全国展開してる大手書店チェーン(F書店とかJ堂とかB書店とか)とかもなかなか出店出来ない、或いは出店出来ても郊外へ追いやられ、今は撤退してしまった、という状態であり、茅ヶ崎市内でK書店とH書店以外の本屋と言ったら、TSUTAYAとヤマダ電機とB書店が一軒あったかな、という程度だ。ま、ここ数年、書籍等の紙媒体が売れない、ということもあり、大手チェーンはかなり店舗を縮小せざるを得ない状況で、茅ヶ崎市から撤退したのは、そういう理由もあるのだろうけど、しかし、前述したK書店とH書店の2社は、多少店舗を減らしたりはしてるだろうけど、駅周辺の店は相変わらず盛況だったりする。茅ヶ崎市という狭いエリアとはいえ、何故この2社は、何十年にも渡って、しのぎを削りながら、しかも大手資本の参入を許さずに続けてくる事が出来たのか、非常に謎である。この2社が市政牛耳っているとか、聞いたことないし。ま、どうでもいい話だが(爆)

話がややそれたが(笑)、先日定期購読している雑誌を買いに行った。よくある、月2回、何日と何日に発売ですよ、というアレだ(笑) で、発売日の夜、書店に行って、何気にその雑誌を買ってきたのだが、帰ってきてよくよく見たら、前号を間違えて買ってしまった事に気づいた。表紙が毎号似てるので、区別がつかなかったのだ。普段だと、表紙に書いてある発行日を確認してから買うのだが、この時に限って確認してなかった。だから、一方的に僕の落ち度なのだが、それにしても、一応発売日だよ。発売日前日ならともかく、新しい号が出る日なのに、半月前に発売された前号を並べておくだろうか。しかも、夜である。新号は前日か遅くとも昼間のうちに入荷されてるはずだ。前号と新号の入れ替えがされて然るべきだろう。確認しなかった僕が一番悪いのだが、これは店側の怠慢ではなかろうか。ちなみに、この本屋は前述のK書店でもH書店でもありません(笑)

話がさらにそれたが(笑)、近年読書量が減った、と書いたが、これは環境の変化もあるが、一番の要因は老眼である。普通、老眼というと、近くのものが見づらくなって、目を離さないと見えない、という症状の人が多いと思うが、僕の場合近眼なので、眼鏡をかけた状態だと、近くのものが見づらい。が、目を遠ざけても効果がなく、結局眼鏡をはずして目を近づけないと見えないのだ。同感して頂ける方もいると思うが、これ、結構鬱陶しい。いちいち眼鏡をはずさないといげないのだが、外にいる場合は、はずした眼鏡を片手に持ったままで、本なりスマホなりを、目を近づけて見る事になる。両手がふさがってしまうので、手に持っていた荷物は下に降ろすなりしないといけない。当然、歩きながらは読めない。電車の中だと多少はマシだが、それでも吊り輪につかまりながら、眼鏡をはずして本なりスマホなり見るのは、やはり面倒。しかも、外に出てると、眼鏡をはずしたりかけたりの繰り返しになる。これまた面倒。つーか、何度も繰り返してると視界がおかしくなる(笑) そういう面倒があったりして、昔のように、通勤電車の中とかで読書する、という習慣が消えていったのである。まったく、年はとりたくないもんだ(爆)

という訳で、ようやく本題(本のネタだけに本題、なんちて。爆)。

読書量が減ったとはいえ、外ではなく、家でゆっくりと読書をする事は、もちろんある。読む本の量は間違いなく減ってるけどね。そんな中、最近、実に面白いと思った一冊がこれ。

コンビニ人間/村田沙耶香

ご存知、第155回芥川賞受賞作である。タイトル通り、コンビニが舞台となっていて、著者もずっとコンビニでアルバイトしてるそうな。

芥川賞だし、著者もコンビニで働いている、というのもあって、読む前は、コンビニ店員が店に来る客を観察する、或いはコンビニに集まる者たちの人間模様を鋭い感性で描く、みたいな内容と思っていたが、実際には違った。ネタバレになると申し訳ないのだが、主人公の女性は、言葉は悪いが社会不適合者として描かれている。本人も、周りからそう思われているのは承知してるが、自分のどこが普通でないのか、よく分かっていない。そういう女性が、ふとしたきっかけでコンビニ店員となり、そこに自分の居場所を見つける。ま、陳腐な言い方で情けないが(笑)、コンビニで働いていれば、自分は輝く事が出来る、と気づくのだ。そして、彼女は他の仕事はせず、ひたすらコンビニで働き続けて18年、周囲は相変わらず、彼女を変人扱いするが、本人は気にする様子はない。そんな中、彼女の働くコンビニに、彼女と同様社会不適合の男が面接を受けにやってくる...

本の帯にも書いてあるが、人間って何が普通なの? 普通って何? というのが、この『コンビニ人間』の主なテーマと思う。就職もせず(この場合の就職とは、正社員ではない、と言う意味)、恋愛も結婚もせず、ただひたすらコンビニで働く女性は、どうも普通ではないらしい。就職せずにバイト生活してる、という人は大勢いると思うが、バイトがいけないのではなくて、コンビニで働いている、というのが良くないみたいだ。よく分からん。個人的には、コンビニの仕事って、実に大変と思うので、そこで通用するのなら、他の仕事も十分こなせるのでは、と思うけど、とにかくコンビニ人間はダメらしい。ほんと、こうなってくると、普通って何?と読みながら叫びたくなってしまった(笑)

とまぁ、そんな感じで、色々考えさせられつつも、主人公の干物女ぶり(失礼!)が痛快でもあり、登場人物のキャラ設定もいいし、芥川賞=難解というイメージは全くない。とても読みやすく、僕も2時間程で読破してしまった。あれこれ流されそうになった主人公が、結局コンビニに戻っていくラストもよろしい。読後感も良く、ほんと老若男女に広くお薦めしたい。

読書の秋ですね(笑)
コメント (11)
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ベスト・ベーシスト&ドラマー

2012年06月02日 21時29分03秒 | 本と雑誌

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遅くなってしまったが、レコードコレクターズ5月号の特集は、前号に引き続いての創刊30周年記念という事で、「ベスト・ギタリスト100」に続く「ベスト・ベーシスト&ドラマー100」を選ぼう、という企画である。選考方法はギタリストの時とだいたい同じで、ライター30人が各々15人づつベスト・ベーシスト&ドラマーを選び、それを集計してベストな100人を選出する、というもの。ギタリストと違い、ベースもドラムも地味というか玄人好みというか、楽器やバンドをやらない人からすると、どのプレイヤーも同じに見える(聴こえる)のではないか、なんて気もする訳で、スタープレイヤーも少ないし、一体どういう顔ぶれになるのだろう、と興味津々だった訳だが、まずは、レココレ選出のベーシスト&ドラマー100のうち、上位10人はというと、

ベーシスト
1.ポール・マッカートニー
2.ジェイムス・ジェマーソン
3.チャック・レイニー
4.ジョン・エントウィッスル
5.ジャック・ブルース
6.ドナルド・ダック・ダン
7.ジャコ・パストリアス
8.ジョン・ポール・ジョーンズ
9.リーランド・スクラー
10.アンディ・フレイザー

ドラマー
1.ジョン・ボーナム
2.リンゴ・スター
3.キース・ムーン
4.アル・ジャクソンJr.
5.アール・パーマー
6.ハル・ブレイン
7.ビル・ブラッフォード
8.チャーリー・ワッツ
9.ジンジャー・ベイカー
10.ジム・ケルトナー

妥当と言えば妥当だし、意外と言えば意外(笑) ギタリストの時みたいな“なるほど感”があまりない。ま、レココレ的に重要なアーティストというのがあって、すなわちビートルズ、ストーンズ、ツェッペリン、キング・クリムゾン、ザ・バンド、ボブ・ディラン、ザ・フー、といった所なのだが、そこいらの関係者はやっぱり上位に入っている、というのはやっぱりレココレだなぁ、って感じかな(笑)

この上位10人の中でも、僕からすると、意外という前に知らない人もいたりして(笑)、例えばベーシスト2位のジェイムス・ジェマーソン、この人モータウンのセッション・プレイヤーだったそうで、モータウンのヒット曲の大半で、この人がベース弾いてるらしい。モータウンのベースといったら、「恋はあせらず」等に代表される、あのフレーズであり、それはこの人によるものだった訳だ。弾いただけでなく、フレーズを考えたのもジェマーソンだったとすれば、かなり凄い人である。それにしても、こういう人を選ぶところがレココレって気がする(笑)

ドラマー4位のアル・ジャクソンJr.と5位のアール・パーマーも知らない人だった。アル・ジャクソンJr.は、ブッカーT&MGズのドラマー、アール・パーマーはロックンロール創生期のセッション・ドラマーで、2拍目と4拍目にアクセントを置くロック・ビートを、最初に叩いた人らしい。なんとまぁ、マニアックな(苦笑)

全体的に見ると、ベーシストもドラマーも、ブラックミュージック系すなわちR&B、ファンク、ソウルの人が多く選ばれている。リズム・セクションだからね、当然といえば当然か。そのブラックミュージック系の大半の人を、僕が知らなかったのも当然といえば当然かな(笑)

と、これらを踏まえて、ここで僕の選ぶベスト・ベーシスト&ドラマー10人を発表させて頂く。あくまでも個人的に好きなプレイヤーなんだけど、ドラマーに関しては、好きなだけでなく影響を受けた、という人がほとんどだ(皆さん、お忘れでしょうけど、僕もドラマーなんです。爆)。あ、思いつくままに挙げていったので、順位はありません。

ベーシスト
ジョン・ディーコン(68)
デビッド・ハンゲイト
ニール・マーレイ
ジャコ・パストリアス(7)
アンディ・フレイザー(10)
ジョン・ポール・ジョーンズ(8)
フィル・チェン(82)
ニック・シンパー
ジーン・シモンズ(89)
ディー・マーレイ

ドラマー
イアン・ペイス(23)
ジェフ・ポーカロ(32)
ドン・ブリューワー
サイモン・カーク(31)
ビル・ブラッフォード(7)
ピーター・アースキン
リンゴ・スター(2)
デニス・エリオット
ジョン・ボーナム(1)
ミック・フリートウッド

( )内はレココレでの順位。これだけ見ると、僕はツェッペリンのファンと誤解されそう(笑)

ベーシストにも色々なタイプがいるけど、僕はふっくらとしているけどアタックが強いベース、というのが好みである(よく分からんぞ)。ガビガビしてたりモコモコしてたり、というのは好きでないし、一緒にやりたくもない。この感覚は、レコード聴くだけではなく、実際に生の音を聴く或いは感じてみないと理解しにくいと思う。正直言うと、↑のランキングも、自分の周囲にいたベーシストから選びたいくらいだった。

個人的には、ドラムはギターやボーカルより目立ってはいけない、と思っているので、派手なプレイをするドラマーは好きではない。ここに挙げた10人は、いずれもテクニック以上に曲やメンバーに合わせた的確な演奏をするタイプである。が、それと同時にしっかりと自己主張もして、バンドを引っ張っていくタイプでもある(アレンジの展開やテンポといった面も含めて)。決して周囲より目立つことはせず、しかしきっちりとバンドをコントロールし、どんなジャンルにも対応出来る、そんなドラマーにワタシはなりたい。もうトシだけど(爆)

という訳で、2回続いたレココレの「ベスト・プレイヤー」企画、次にやるとすればキーボード奏者だろうな。それならばと、先回りして(笑)10人選んでみた。

マックス・ミドルトン
デビッド・ペイチ
リック・ライト
チャック・リーヴェル
ニッキー・ホプキンス
アル・グリーンウッド
ジョン・ロード
ピーター・バーデンズ
ジョン・エヴァン
ジョン・ベック

いわゆるピアノの弾き語りをする人は除外した。

やっぱり、こういうの楽しいね(笑) 大変だけど(爆) 皆さんのベスト・プレイヤーは誰でしょうか?

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ベスト・ギタリスト

2012年04月29日 01時59分11秒 | 本と雑誌

音楽の楽しみ方、というのがあるとするなら、大きく分けると“曲を聴く”“演奏(歌唱)を聴く”の2つになると思う。もちろん、そういうのを意識してない人が大半と思うけど、クラシックやジャズの世界では、結構重要な要素であったりする。特にクラシックの場合、レコード屋の店頭では“作曲家別”“演奏者別”“ジャンル別”に、CDが分類されてたりして、これはクラシックという音楽が元々分業制であった事の名残りであろう(やや意味不明)。

ロック系の場合、曲も演奏もその他諸々も引っくるめて、トータルで音楽を評価している訳で、演奏者の技巧を楽しむ、という聴き方をされる事はあまりないと思う。しかし、いくら曲が良くても、演奏や歌が下手だと魅力も半減する訳で、下手よりも上手い方が良いのは当たり前だが、かといって“高度なテクニック=上手い”と単純に片付けられないのが、ロック系の良さというかややこしさというか(笑)

ロックに於いては、なんといっても花形はギターであり、ギタリストが注目を浴びるのは当然な訳で、そうなってくると「一番上手いギタリストは誰か」なんて議論があちこちで戦わされるようになる。かつては、音楽雑誌もネタに詰まると、「No.1ギタリストは誰だ?」みたいな特集を組んだものであるし、聴く側も「○○と△△とではどっちが上手い?」といった不毛な論争に明け暮れ、ミュージック・ライフのブレイヤー別人気投票の結果に一喜一憂したものだ。もちろん、誰が一番上手いか、なんてのは主観でしかないし、上手ければ人気あるのかというとそうでもないし(笑)、この手の不毛な議論は、あくまで音楽を聴く上での“ちょい足し”みたいなもんであり(笑)、本質とはあまり関係なく、あってもなくてもどうでもいいのである。けど、そういう不毛な論争がまた楽しいのも事実なのだ(笑)

ただ、この論争を面白がるのは、どうも特定の世代に限られているようだ。だいたい、現在30代後半以上の人たち、要するに“おじさん”たちである。この世代がティーンエイジャーだった頃、つまり1970年代から1980年代にかけて、ギタリストはロックバンドの華であり、少年たちの憧れのポジションであり、スターでありヒーローであり、ロックそのものを象徴する存在でもあった。レコードに合わせて、ほうきやバドミントンのラケットを抱えて、ギターを弾く真似をした経験のある人は多いだろう。かくいう僕もその一人である(笑) しかし、90年代以降、いわゆるギターヒーローみたいな人は少なくなってしまった。ロック自体のスタイルが変化してしまったせいだろう。

という訳で、毎度お馴染みレコード・コレクターズ誌最新号の特集が、なんと「20世紀のベスト・ギタリスト100」なのである。いつもの通り(笑)、ライター諸氏にベスト・ギタリストを20人選ばせ、それを集計して100人のギタリストを掲載している。よく20人も選べたよな、なんて思うけど、レココレのライター諸氏は世代的に、前述の“不毛な論争”に明け暮れてた人たちが大半なので(爆)、そんな大変でもないのかもしれない。結構楽しんでやってたのかも。

そんなレココレが選んだベスト・ギタリストのうち、100人はとても無理なので、1位~10位を紹介させて頂く。

1位・・・ジミ・ヘンドリックス
2位・・・ジェフ・ベック
3位・・・チャック・ベリー
4位・・・エリック・クラプトン
5位・・・ジミー・ペイジ
6位・・・キース・リチャーズ
7位・・・ライ・クーダー
8位・・・デュアン・オールマン
9位・・・ロバート・ジョンソン
10位・・BBキング

とてもフツーな結果に思えるけど、僕も特定の世代だからか?(笑)

と、これらを踏まえ(違)、僕も自分なりのベスト・ギタリストを選んでみた。20人も選べないけど、10人では収まらない、という事で15人である。その音楽が好き、というのではなく、ギタリストとして好きか、と聞かれると意外と名前が出てこないものだ。で、思いついた順番に名前を挙げていったので、順位ではありません、念の為。

ジェフ・ベック
デュアン・オールマン
ブライアン・メイ
ドン・フェルダー
トミー・ボーリン
エドワード・ヴァン・ヘイレン
エリック・ジョンソン

トレバー・ラビン
エリオット・イーストン
マーティン・バレ
ジョージ・ハリスン
エリック・スチュワート
リンジー・バッキンガム
ミック・ロンソン
リッチー・ブラックモア

いやはや、大変だけどやっぱり楽しいな(爆) 紙面の都合もあり、解説は省略(爆) 不毛と言えば不毛だけど、そんな事はどうでもいいので(笑)、皆さんも是非ご自分のベスト・ギタリストを選んでみては如何でしょう? きっと楽しいですよ(爆爆)

と言いつつ、レココレ最新号の次号予告を見ると、なんと、次回の特集は「20世紀のベスト・ベーシスト&ドラマー」である。楽しみな事この上ない。早く5月14日(レココレ発売日)にならないかな(爆)

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