キサラギ

映画を観てきました。
『キサラギ』。
数カ月前から楽しみにしてたんです。小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、ドランク塚地、香川照之。面白く無いわけないじゃない？

一つの部屋の中で話が進んで行くんです。98%背景は部屋の中。その設定にも惹かれて。
クスっと笑って、ちょっとホロっとする。（ちょい泣きそうになったぁ～。）芸達者が揃ってるだけあって、背景が変わらないことも気にならない。背景が変わらないと、ダラダラと過ぎてしまうけどそんなことは決してないのですよ。掛け合いが上手！

その部屋の中でどんどんいろんな真相がわかってきて、「えぇ？そうだったの？」って思わされることの連続。点と点がどんどん繋がって線になって、いろんなところに種が仕掛けてあって、その芽が思い掛けないところからニョキニョキと出てくる。出てる人すべてがキーマン。（私、そういう作り大好きです。）映画っていうより、舞台っぽいかな。舞台でも面白いだろうなぁ～って感じ。

小出恵介のウザい芝居が印象的。（笑）上手にウザい！こういう人いるよね～って。あっちにもこっちにもいい顔して、でも憎めないっていうか。香川照之もさすがです！振り幅の大きい役者さんていいですよね。

個人的には小栗旬の赤（？ピンク？）のフレームのメガネがかなり良かったけど。（笑）私もしたいくらい。小栗旬もやっぱり上手だよね～。戸惑った顔をさせたらかなりのものです。


今日の私の一番の失敗点は、薄ら寒いのにTシャツ１枚だったこと…。
帰りは本気で寒かったぁ～！