先週、勤労感謝の日の三連休、最終日の夜中。
シュシュが夫と私のベッドを行ったり来たり。
布団の中に入っては出、出ては入り…まったくおとなしく寝てくれない。
普段はそんな事無いんです。
雷が鳴ろうとも、地震で揺れようとも、起き上がろうとすらしません。
むしろ、こっちが安眠妨害すると歯をむき出して怒る。
ある時なんか、私が自分の布団に入ろうとしたらシュシュが寝ていて、いきなり飛びついて来て鼻っ面噛まれたこともありました。
そんなシュシュが寝ないなんて…。
しばらく寝たふりをして様子を伺っていましたが、「ん?なんか変か?」
電気を点けて「シュシュ何?どうした?」と言いながらシュシュの顔を見てギョ!
ほっぺたに血が!
何・何・何?パニくった!
よく見せてって近づくと逃げるし。
まあ、走って逃げるくらいだから、命の危機ってわけでもなさそう。
午前4時。すっかり目が覚めてしまったので、『犬 ほっぺた 腫れ 出血』で検索してみたら、どうやら歯周病らしいことが分かった。
そういえば、3~4日前から、何となく顔が腫れてるような気がしてたんです。
その少し前に、毛をカットしたので、それで左右非対称に見えるのかとも思えるほど、わずかな腫れ。
実は、ちょうどその腫れに気付いた日、実家からカニが送られてきて、まだ生きてるカニに興味津々のシュシュは、カニの箱に頭を突っ込んで、ニオイをクンクン嗅いでたものだから、カニにかぶれたか、カニの爪に挟まれたのかと思っていたんです。(冷蔵で送られてきた瀕死の状態のカニが、犬の顔を挟めるほど元気なわけ無いんだけど(笑))
これも、後から思えばって話なんだけど、2、3日前から食欲はあるのに、やけに食べるの遅かったのよね。(って言ったって、いつも10秒で食べ終わるのが、20秒かかったって程の遅さですが)
まさか、歯だったとは…。歯茎が腫れて、血と膿がほっぺたを突き破って出たという事らしい。
寝られないほど痛かったんだね。ごめんね。気付いてあげられなくて。
とにかく、9時の診療開始時間を待って、【館山動物病院】に電話して、連れて行きました。
ここは、365日、24時間診てくれます。
ただし、夜間(20時から翌朝9時)は救急になっていて、命にかかわる時だけですが、日曜日も普通に診療してくれるので、うちにはありがたいのです。
実は、前回ここで診てもらったのも、偶然にも4年前の勤労感謝の連休の日曜日。
肛門嚢炎でした。
その時と同じ優しい女医さんで、「いつも破裂ねぇ」って笑ってました。
「今日自宅に戻って、明日主治医の先生に診てもらいますけど、それまで応急処置してもらえますか」って勝手なお願いにも関わらず、「だったら、弱い薬にしときましょうね」って、注射をしてくれて、飲み薬を一日分出してくれました。
前回診てもらった時も、今回も、とっても丁寧で信頼できる良い先生だと思いました。
若い頃から、シュシュの口臭は気になっていました。
ノエルやほたるは10歳を過ぎる頃まで、歯が真っ白で、老犬になるまで歯石も付かなかったのに、シュシュは3歳頃から歯石が付き始めたので、ウエットテッシュを指に巻いてゴシゴシしてたんですよ。
それでも奥の方までは届かないので、これからどう予防しようかと思案中です。歯ブラシ見ると逃げるし。
そういえば、大型犬は唾液がたくさん出るのに、小型犬は少ないから、口腔内は汚れやすいんでしょうね。
シュシュを飼うまでは、犬ってご飯の「待て」をしている間は、ヨダレだらだら出るものだと思ってました。
大きい犬ほど出る?
セントバーナードの飼い主さん、三人知ってますけど、みんなヨダレ拭きのタオル携帯してますもん。
以前の肛門腺といい、大型犬と小型犬では、気を付ける事が違いますねぇ。
今は傷口もふさがって、かさぶたになりました。
完全に傷が治って、腫れが引いたら、歯石を取ってもらって、口の中をよく診てもらう予定です。