小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

島の秋

2010-10-11 23:51:24 | 島の生活
 ええかげんにせんかい!

 10月10日は矢張り特異日の特徴をよく表して,前日までの雨が嘘のように晴れ渡り,暑い一日だった。
 8月からの猛暑は,果樹にも大きな影響を与えた。
 子どもの頃からなじんでいた夏みかんも,昨年イノシシに掘り返された影響もあって,ここ数日の降雨もものかわ,大きく枯れて実を落としている。
 クルミも,充実しないままに実を落としているから,口には入らないだろう。


 白いものが見えるからと,気をつけて観ると,山桜が花をつけている。
颱風にあおられて葉を落とした後に花を咲かせることはあるが,桜も暑さが応えたものと見える。


 楢枯れもあってか,余程食べ物が乏しいと見える。
山の畠には,またまたイノシシが暴れ回っている。
先週植えた水仙も,無惨に掘り返されている。こうなると,あきれて,怒る気にもなれない。


 疲れるために,島に帰ったようなものだと思いながらも,満開の花をつけ,ふくよかな香りを漂わせる金木犀に,少しだけ心が和む。

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