小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

2013-07-19 15:11:12 | 島の生活
 小便も出やしない

 除草に追われる。
野菜は丁寧に播いてもなかなか芽を出さないが,
雑草は除草後に待ってましたとばかり発芽する。
ヨモギやスギナは,余程乾燥させないと再生する。
菜園では分別し焼却している。

 山の畑で困った植物が繁茂し始めた。
ハギ(萩)。
見た目は細っそりしているが,下半身が太い。
手で抜こうとすると,簡単に地下茎との接続部で切れる。
仕方なく鍬を入れ,切れたものはペンチで抜き取る。

 コーヒーには利尿作用があるはずだが・・・。
出がけにたっぷり呑んで,水筒のものがからになっても,
排出されるのは,毛穴からの汗。
犬は大変だなぁ,と見上げて目に入ったのが桃2個。

 桃が2本。
すでに老大木となって,別れた幹の一つは枯れ,
モウ1本は倒れかかって草に身を任せていた。
春に花,除草中に種は目にしたが実を見るのは初めて。
不思議にも,傷も虫害も見えない。
触るとまだ固い。

 慌てて袋をかけたのだが,気のせいかカラスが騒いだような。
気付かなかったとしたら,却って目立つような余計な事をした。
気付いていたとしたら(あいつらのこと,分からない筈がない),
熟すのを待っていたのか。

実りのない作業が続くが,たまには良いこともあるようだ。
この後,剪定バサミが見つけ,作業帰りの知人から南京を2個貰う。

次の作業まで,あの2個が無事であってくれよと願うばかりだ。
難にしろ,最初で最後になるかも知れない桃だもの。