小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

花まつり

2009-04-22 23:38:12 | 広島の生活
        花まつり

 4月8日はお釈迦様のお生まれになった日。ゆかりの地・施設では花まつりが催される。
 私の勤める学校は安芸門徒(浄土真宗・本願寺派)によって建てられたから,例に漏れず花まつりが行われる。但し行事などの関係もあってこの時期,今年は4月22日に行われた。
 全校生徒,1時間目のロング・ホーム・ルームの時間にお寺さんの法話を聞き,後別れてお参りする。基本的な行事の終わった生徒は,甘茶をご馳走になる。

 食堂(ここの食事はとてもおいしい)には扁額がかけられており,次のように記されている。
    食事のことば
  食前のことば
   《合掌》
   み仏と,みなさまのおかげにより,
   このご馳走をめぐまれました。
   深くご恩を喜び,ありがたくいただきます。

  食後のことば
   《合掌》
   尊いおめぐみにより,おいしく
   いただきました。
   おかげで,ご馳走さまでした。

 罰当たりの私はこのことばを口にすることはありませんが,生徒と同じように,“いただきます”,“ごちそうさまでした”とは述べます。以前,白木農園だよりで食前・食後に手を合わせるお孫さんの姿をうまく描写された文が載ったことがありましたが,いかつい男子高校生が称号するのもなかなかいいものです。
 今は全くその面影は残っていませんが,3人の子どもが亡くなった私の母の法要の席で,「十二禮のうた」を合唱してくれたときには感激しました。ルンビニ幼稚園に通わせてよかったと思ったものでした。

 今日は旧暦三月二十七日。芭蕉が旅に出た日だそうです。
白木圃場で里芋を植え付けた日は“一粒万倍日”の三日後とかで,よかったよかったと喜んだものです。以前はどこの家庭にも一つくらいは日めくりの暦があって,様々な情報が満載されていました。今は12ヶ月一枚のカレンダ-など,味気なくなったものです。
 今日は「アース・ディー(地球の日)」などと書き込める日めくりが欲しい。
 
 広島カープ,久し振りの勝ち星。これもお釈迦様のお導きでしょうか?。明日も勝って勝率5割への復帰を祈りたい。