P.S.出雲から 八雲立つ空へ-SP(Special Performance)

「八雲立つ空へ ~出雲空港写真ギャラリー~」を陰日向に支える、いわば増加燃料タンクのような存在です?

整理が追いつかない

2007-12-23 01:10:29 | 猛禽の宴復活版
また鷲かよ~~という声が聞こえてくるような気がしますが。好きなんだからしょうがない。どちらかというと低視認性へ向かって着々と進んでいる自衛隊にあって、この規定外サイズの尾白鷲(規定が出来る前からこのサイズだったから残ったといわれている)がラブリーなわけですね、はい。来年には百里への移動が決まっているので(来年の基地祭時にどうなっているかは不明)、見納めかもしれないと思うと、当然こちらも気合が入ります。もっとも先日のF-2,F-15飛行停止騒ぎで、短期間とはいえ急遽百里に展開し、首都防衛に加わったそうですから、案外さらさらっと移転してしまうかもしれません。そうか、501飛行隊(偵察機部隊です)がファントムを使っているから、整備もやりやすいし、展開しやすいんだな、多分。

ということで、写真はすでに何度か登場済みの黒尾白(何か分からんのだけど、”赤い奴、赤い奴”って呼んでる人がいましたが、昨年度の塗装ならともかく、どう見ても”黒い奴”としか思えないんだが)の2番機として、終始エスコート役に徹していた35番の尾白鷲。見たところ、こいつだけ鼻面がグロスのブラックのようだ。これはこれで実際に見ると相当目立っていて、よく考えられていると思う。しかし、こんな塗装の戦闘機がスクランブルしてきたら、相手も結構焦るんじゃないだろか。もっとも、例の小松の真っ赤なイーグルもしばらくはアラート待機していたらしいから、相手にとっては衝撃だったろうな。
派手派手で飛べるってのは、ある意味平和の証でもあるんじゃなかろうか。マジの殴り合いだったら、低視認性は当然考慮すべき問題だと思うし。専守防衛に徹するには、かえって遠くから識別できるほうがいいのかもしれないな。