未成年の松山秀樹君の大志

三井住友VISA太平洋マスターズで優勝したアマチュアの松山秀樹選手が、本日の新聞で報道されていました。中国新聞の記事を読んで、彼のスケールの大きさを知りました。日本を代表するプロが揃っている大会でのアマチュアの優勝は、大いに称えられるべき快挙です。

＜喜怒哀楽は表に出さない。優勝の瞬間も静かにボールを拾い、帽子を取ってお辞儀をしただけ。「これがゴールだと思ったら、メジャー大会で優勝はできない」。抱く大志を、気負いなく口にした。＞

日本国内男子ツアーの優勝なんか目標にはしていない。米国男子メジャー大会での優勝を目標にしている。そんな高い目標を、アマチュアの松山秀樹選手が持って日々努力をしていることを、私は驚きと尊敬の念を持って読みました。まだ19歳で未成年と知り、二重の驚きです。

同じ学年の石川遼選手の好敵手となって、日本のゴルフ界を支える大器です。今後の活躍が楽しみです。

　

ニュースの影に隠れた松山秀樹君の偉業

本日は新聞の休刊日です。日曜日のテレビニュースでは報道する内容が多くて、扱いが地味になったのが、松山秀樹選手の偉業です。残念な気持ちになります。

松山秀樹選手とは、東北福祉大学の2年のアマチュアゴルファーです。このアマチュアが、国内男子プロツアー＜VISA太平洋マスターズ＞で優勝しました。快挙です。8位でした石川遼選手をしのぐ成績でした。

2007年石川遼選手が、同じようにアマチュア優勝した時の注目度とは、全然違うのが、可哀想な感じさえします。スポーツニュース以外のワイドショウでも異常な盛り上がりでした。

大学卒業する2年後には、鳴り物入りでプロ宣言をするのでしょう。頼もしいヒーローが、新しく出てきました。

　

111111とは！

今日は、2011年11月11日です。1が並ぶ、語呂の良い日です。平成11年11月11日の時には、そんなに騒ぎませんでした。元号は、日本だけで使用しますから、騒ぎも限定的です。

ニュースでは、2011年11月11日に出産する妊婦が多いだろうと予測していました。西暦で語呂が良いので、自分の子どもの誕生日を望む妊婦が多く、帝王切開してまで出産を希望するケースが多いだろうというのです。ちなみに、韓国での話です。次ぎに語呂が良いのは、2111年11月11日ですが、100年後になりますので。

知り合いに、2011年11月11日11時11分の写真を撮ってた人がいました。確かに記念になります。来年、2012年12月12日があります。これが過ぎると、暫く良い数字の並びはないようです。

　

栗原選手、残留して！

広島カープの主砲、栗原健太選手が国内ＦＡ資格を得ました。取得年数が8年と聞きますので、レギュラーに定着した29歳です。この時が来たのです。

広島カープの来年の4番バッターは、栗原選手しかあり得ないでしょう。もし栗原選手が他球団に行けば、外人の強打者をスカウトすることになります。

ＦＡ権を行使する場合は、どうも巨人軍が獲得する計画との報道をデイリースポーツ紙の1面で扱ってします。昔川口投手や江藤選手を奪っていった球団です。年俸の金額の提示では、巨人が有利で、広島カープは劣勢です。今までのＦＡ宣言した選手を引き留めた実績は、広島カープにはないと記憶しています。

広島カープは、年俸の金額の提示以外何を取引材料にするつもりなのでしょうか？11月11日に2回目の残留交渉が予定されています。固唾を呑んで、見守っています。

11月末頃には、栗原選手が他球団に移籍している可能性が高い気がします。この予想が外れてほしいと、切に願っています。

　

三谷幸喜流のプロ意識

昨晩、ＮＨＫのプロフェッショナルという番組で、三谷幸喜氏の特集をしていました。脚本家、映画監督として20年にわたって売れっ子である秘密に迫っていました。

舞台で俳優に演技をさせながら、それを観て三谷氏の感性にインスピレーションが湧き、ドンドン台詞が変わっていく様を撮影し、放送していました。未完成な脚本を、限界まで完璧なものに仕上げるという完全主義を、彼は貫いています。

最後に、三谷氏は＜あなたにとって、プロフェッショナルとは何ですか？＞と質問されて、返ってきた答えが、＜期待に応えることです。お客さんから僕が期待されていることに、僕がしっかりと応えることです。＞

この答えを聞いて、いろんな職業に人に当てはまると連想できました。生徒の期待に応える教師。食事に来たお客さんの期待に応える料理人。患者さんの期待に応える歯科医。限界を設定しないで、とことん期待に応える姿勢が大切となります。