コロナ禍で巣ごもり 「冬のうつ」に注意

2021年12月8日付け中国新聞に、コロナ禍で巣ごもりに的を当てた「冬のうつ」に関しての記事が掲載されています。

日照時間が減少する冬には「うつ」状態になりやすい気持ちになる傾向があることは、有名です。今年は特にコロナ禍で巣ごもりになっている方も多く、特に「うつ」症状になっている自覚症状を持つ方には、適切な対策が必要です。

「冬のうつ」の症状とは、気力の低下、日中に強い眠気を感じて長時間寝てしまう、ごはんや甘い物ばかり食べるといったことです。原因は、セロトニンの分泌不足です。日光を浴びないとセロトニンの分泌が減り、気分や意欲が落ち込んでしまいます。

回復には、
1.まず外に出て日光を浴びる習慣をつけることが大切で、散歩などの適度な運動をして生活のリズムを整えること。
2.食事には、タンパク質を多く含んだ肉や魚や乳製品などをバランス良く取りたい。セロトニン生成を促す「トリプトファン」を多く含んでいるからです。
3.専用の照射器具の光を浴びること。

新型コロナウイルスの流行の影響は、いろんな面に影響を与えているのですね。

巣ごもりが過度になり「うつ」になると、気分が落ち込んで、生活のリズムが乱れて昼間から睡魔に襲われ、炭水化物を摂り過ぎて体重が増えることになりやすいんですね。