思い出作り 運動会編

土曜日・日曜日の来院を希望する矯正治療の患者さんの数が多く、私は従来患者さんを優先して診療していました。それが当たり前と思って、子供達の行事へは参加していませんでした。次男の運動会を見にいったのは、幼稚園の時だけ1回で、小学校・中学校の時には見に行ってませんでした。一番可愛い時を逃している訳です。

高校1年生になった今年、＜運動会を見に行くぞ＞と次男に通告すると、思いっきり嫌そうな顔されてしまいました。本人の気持ちは無視して、夫婦で運動会へ出かけました。

騎馬戦の時には、戦いがエスカレートするのを押さえるために教師が出てきましたが、それ以外の時には教師は運営に関与していません。生徒だけで自主的に主体的に準備・運営・進行させているのは、大きな驚きでした。学生にシラケるムードもなく、みんなが積極的に参加しています。競技ごとに、笑いあり、ため息あり、拍手あり、涙ありで、感動も随所にあり、退屈しませんでした。

これなら、運動会自体も教育の一環と考えられます。学校の考え方を見直し、再認識しました。