「ショックだった」ー。2024年春の新卒採用者が初めてゼロとなった建設業、豊洋(松江市西川津町、75人)の木村直樹社長が嘆息した。
人手不足感が強まりだした6年前から採用活動を強化。毎年100万円超を費やし、大手求人サイトへの情報掲載やホームページの改修を続ける。応募者が集まり、最近は高卒から大卒まで毎年2~5人を採り、安定しつつあった中で、思いもしなかった壁にぶち当たった。
働きやすい環境を整えようと育児・介護休業制度にも力を入れ、育休取得率、休業後の復帰率ともに100%を達成。ただ結果的に有効手段にはなり得ていない現実を突きつけられたようで、木村社長は「やり方を変えなければならない」と焦りを募らせる。
建設業界は4月、働き方改革関連法に基づく時間外労働の上限規制が始まり、人手不足が拡大する「2024年問題」にも直面。「常に現場では5人ほどが足りない。仕事が回らなくなる」と頭を悩ませる。
人手不足感が強まりだした6年前から採用活動を強化。毎年100万円超を費やし、大手求人サイトへの情報掲載やホームページの改修を続ける。応募者が集まり、最近は高卒から大卒まで毎年2~5人を採り、安定しつつあった中で、思いもしなかった壁にぶち当たった。
働きやすい環境を整えようと育児・介護休業制度にも力を入れ、育休取得率、休業後の復帰率ともに100%を達成。ただ結果的に有効手段にはなり得ていない現実を突きつけられたようで、木村社長は「やり方を変えなければならない」と焦りを募らせる。
建設業界は4月、働き方改革関連法に基づく時間外労働の上限規制が始まり、人手不足が拡大する「2024年問題」にも直面。「常に現場では5人ほどが足りない。仕事が回らなくなる」と頭を悩ませる。