タケシのブログ

日常のいろんな事を書いていきたいと思います。

宇都宮氏「期待応えられず残念」 小池都知事には「風通しのよい都政を」

2020-07-05 23:48:11 | Weblog
元日弁連会長の宇都宮健児さん(73)は午後8時すぎ、新宿区の選挙事務所に現れ、支援者に拍手でねぎらわれた。報道陣に「都民の期待に応えられず残念。都政を監視する市民運動は続けたい」と語った。
選挙期間中、新型コロナウイルスの影響に苦しむ都民らの声を現地視察やインターネット対談で聞いてきたことを踏まえ、再選した小池さんには「国民のうめき声と政治が懸け離れている。切実な問題が風通しよく伝わる都政をつくってほしい」と求めた。
選挙戦では「都民の命を守ることが都政の最大の役割」と訴え、PCR検査態勢の拡充などを主張。陣営は、野党勢力の結集と、政策討論で小池百合子さんを追及することに勝ち筋を見いだそうとしていた。
だが、支持層が重なる山本太郎さんが告示3日前に出馬表明。陣営幹部は「2人とも応援してきた人の中には、活動が止まる人もいた」と明かす。小池さんは新型コロナ対応を優先して街頭演説に立たず、選挙中の討論会はネット中継の2回にとどまった。立憲民主党や共産党、社民党が宇都宮さんを支援し、各党党首らが応援演説に立ったが、支持は広がらなかった。(福岡範行)
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熊本県南部豪雨で22人死亡 心肺停止17人、不明11人 1000世帯が孤立

2020-07-05 23:42:01 | Weblog
熊本県南部を中心とした猛烈な雨で県は5日、人吉市と芦北町でそれぞれ9人、津奈木町で1人が死亡したと発表した。これとは別に八代市は3人が死亡したと明らかにし、
亡くなった人は計22人となった。17人が心肺停止、11人が行方不明になっており、被害がさらに拡大する懸念がある。道路の寸断などで千世帯近くが孤立している。同県では、
梅雨前線の停滞に伴い6日以降も非常に激しい雨が降る見込み。5日夕現在で20万人に避難指示が出ており、気象庁は土砂災害などへの警戒を呼び掛けている。
芦北町田川地区では、自宅が土砂にのみ込まれて堀口ツギエさん(93)と娘の入江たえ子さん(69)、孫の竜一さん(42)が死亡。同町佐敷地区は全体が冠水し、自宅にいた酒井民子さん(82)が心肺停止で搬送され、その後死亡した。
県によると、球磨村では水没した渡地区の特別養護老人ホーム「千寿園」の14人を含む16人が心肺停止となっている。千寿園では、この14人のほか、入居者51人全員を4日夜から順次救助し、県内の複数の医療機関に搬送した。
行方不明者は、球磨村5人▽人吉市3人▽津奈木町2人▽芦北町1人。
球磨川は上流から下流にわたって11カ所が氾濫。各地で道路の寸断や土砂崩れが発生し、集落の孤立が続いている。西日本新聞の調べでは、少なくとも1市2町4村の51地区で958世帯が孤立。球磨村は道路が不通で、78地区1432世帯の村全体で孤立に近い状態が続いているという。
県は5日午後5時半現在で、11市町村180地区の約9万世帯(約20万人)に避難指示を出した。県によると、同日午後1時半現在、14市町村が86カ所の避難所を開設し、199世帯1502人が避難。西日本新聞の調べでは八代市や水俣市、芦北町、津奈木町、山江村で少なくとも66世帯の207人が避難している。
土砂崩れが起きた津奈木町福浜の現場では、民家が流れて高齢女性とその息子が行方不明との情報があり、消防や自衛隊が4日夜から夜通しで捜索作業を続けた。民家は裏山からの大量の土砂に押し流されて移動し、捜索範囲は拡大、難航している。小雨が降る中、5日午前も住民数人が捜索を見守った。
九州電力によると、5日午後6時現在、県内の約4660戸で停電が続いている。
政府は5日、非常災害対策本部を設置し、同日夕、官邸で初めての対策会議を開いた。安倍晋三首相は「孤立した住宅からの救助、安否不明者の捜索に夜を徹して全力で当たってほしい」と指示。各省庁横断の「被災者生活・生業(なりわい)再建支援チーム」を発足させた。
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再選の小池都知事「次の4年は死活的に重要」…投票率は55%

2020-07-05 23:39:20 | Weblog
2期目に向け、あいさつする小池百合子氏(5日午後8時18分、東京都新宿区で)=鈴木毅彦撮影
東京都知事選が5日、投開票され、無所属で現職の小池百合子氏(67)が再選を果たした。元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(73)、れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)、前熊本県副知事の小野泰輔氏(46)らは及ばなかった。小池氏は、引き続き新型コロナウイルス対策や、来年に延期された東京五輪・パラリンピックへの対応などを担う。
小池氏は5日夜、当選確実の報を受けて東京・西新宿の事務所で報道陣の取材に応じ、「次の(任期の)4年間は、東京にとって死活的に重要だ。緊張感を持ってコロナにしっかり対応していきたい」などと2期目に向けた抱負を語った。
新たにコロナ対策に充てる3000億円規模の補正予算を編成する考えを示したほか、東京五輪についても、感染症対策を優先して進めると説明。「いかに費用を圧縮しながら簡素化するか。都民、国民の納得をいただけるよう進める必要がある」と述べた。
過去最多の22人が立候補した今回の都知事選で、小池氏は、感染拡大を防ぐとして選挙期間中に街頭演説を一度もせず、ネット配信した動画で「東京版CDC(米疾病対策センター)」の創設などを訴える「オンライン選挙」に徹した。自主投票とした自民党、実質支援した公明党の支持層のほか、野党支持層や無党派層にも幅広く浸透した。
宇都宮氏は小池都政のコロナ対策を批判。立憲民主、共産、社民の各党も支援したが、票を固め切れなかった。大規模な財政出動を掲げた山本氏も宇都宮氏らと「反小池票」を奪い合う形となり、支持に広がりを欠いた。日本維新の会の推薦を受けた小野氏は実務経験をアピールしたが、知名度不足も影響して伸び悩んだ。
投票率は55・0%で、小池氏が初当選した2016年の前回選(59・73%)を4・73ポイント下回った。
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