アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月13日)の東京は1日中雨。

カミさんと家を一歩も外出しませんでした。

散歩の代わりに踏み台を昇り降りするスローステップ運動を数回に分けて600回くらいこなしました。

この踏み台がない方は、階段を利用すれば十分です。

一歩昇っては降りて、足を交互に動かせば、足腰の強化に役立ちます。

歯磨きをしながらでもいいのです。


10:30からは 佐野雄大さん とZoomで35分ほどやり取りしました。

パソコンをスマホで写真を撮ると、いつもこんなに画質が悪くてごめんなさい。

5月24日(日)に佐野さんを講師として行う アドラー心理学ゼミナール  は、もしかしたら、教室とZoomの両方で行うかもしれません。

日時:5月24日(日)11:00~13:00
内容:「人の成長を支援する研修講師とは」
講師:佐野たけひろさん(講師支援コンサルタント)
※講師からの内容説明※
私は2010年からの約10年間、企業内に在籍する社内講師の方々約150名へ講師認定資格CTT+の取得支援や社内講師の個人指導をしてきました。
その中で「人の成長を支援する研修講師」とは、研修内容をうまく伝えるということも含め、社員である受講者をよく理解していること、であることがわかりました。

今回のゼミナールではその主なポイントを3点 ― ①狭義の研修/広義の研修、②12の講師スキル、③受講者への成長支援 ― でお伝えします。
社内講師の方でなくても、SMILEリーダーやELM勇気づけトレーナー/リーダーなどの研修をご担当の方、講師を志す方にもお役に立てられると思います。


Zoomには、かなり慣れてきました。

午後は、3時間ほどZoomでオンラインセミナーを受講していました。

お知り合いの方が何人もいらっしゃいました。

ゴールデンウィーク明けには、一気にZoomによるオンライン化が進むかもしれませんよ。

Zoomをメインにしている「イワイせんせとおしゃべりしよう」は、お陰様ですでに半分近く埋まりつつあります。
ご依頼があれば、平日の日中だけでなく夜や土日にも門戸を広げようと思っています。


暇つぶしに『マンガでわかる! アドラー心理学 折れない心の作り方』(和田秀樹監修、宝島社、1,200円+税)を読みました。

正直に書くと、私の『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』を真似たような本で、あまりお勧めしたい気持ちになれません。

文章を書いた人が別にいて、和田先生の名前で出したような本のようです。

「自己決定性」「ベーシック・ミステイクス」などの言葉を使っているのは、ヒューマン・ギルドがメインのはずですが、(参考)「日本アドラー心理学会」ホームページと書いてありるところがいくつかあります。

「ヒューマン・ギルド」ホームページだろが!

それでも、今のご時世特有の、脳がネガティブな記憶ほど強く留める、常に万一の事態の備える、悪い出来事への警戒を最優先する「ネガティビティ・バイアス」は、いただき感がありました。

コロナ、コロナで、それも医療や経済のことばかりが語られ、ポジティブなこと、良い出来事に意識が向かなくなっているのは、アドラー心理学の視点から逸れがちになっていることで、まさに「ネガティビティ・バイアス」そのものです。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月12日)もまた、ルーテインとしてカミさんと6,000歩以上の歩数を歩きました。

それまでは、長く歩いていると右足の付け根のお尻の部位が痛くなっていたのですが、その痛みがほとんど出なかったです。
前日の晩にカミさんが入念なマッサージをしてくれたお陰でもあります。

自宅を出て新宿区の中井方面に向かって歩き、目白大学の前を通って林芙美子記念館に行きましたが、閉館。

最勝寺にも行ってみました。

毎日、初めて通る道を歩くことを課題にしていますが、我が家の近くのはずなのに、かなり通ったことのない道があるものです。

チューリップがきれいな時期です。

新潟の 小林明日香さん の母校のアポロ歯科衛生士専門学校のところも。

明日香さんは、大学で英語専攻されながら、ダブルスクールで学ばれたという話を思い出しました。

午後は、ライフワークの執筆がかなり進んだので、綾小路キミマロのDVDを観ました。

「あれから40年」は、何度見ても爆笑します。

さて、これからが本番。

佐藤健陽さん(佐藤たけはるカウンセリングオフィス 代表)からいただいていた『人前で話すのに自信がつくアドラー心理学 ― どうすればあがり症を克服できるのか』(アルテ、1,800円+税)を読み終わりました。

佐藤健陽さん の動画「佐藤たけはるあがり症なんでもライブ相談」でしっかり学んでいたので、把握しやすかったです。

「どうすればあがり症を克服できるのか」の副題がある本ではあっても、ひと言で言ってしまうと、人前であがることをなくす本ではありません。

そのところは、「はじめに」でこうなふうに手厳しいことが書かれています。

「この本では、人前で話すのが苦手で悩んでいるあがり症の方々が、かつての私と同じよう医『あがる』←→『あがらない』の評価軸で生きている限りは、私と同じ事を繰り返す可能性が高いということを強く思っています」

まさに『あがる』←→『あがらない』の評価軸を超えて勇気と共同体感覚に沿った軸へのシフトを促す本だと言っていいでしょう。

手厳しさは、こんな表現でも伝えられています。

「人はもっともらしい理由で自分自身を欺くます。あがり症の方もそうかもしれません。
人前で失敗することを避けるためには、あがり症が思いから挑戦しないという枠組みの中に居続けなければなりません。その時、あがり症の苦しみから逃れたかったのに、あがり症であり続けなければならないというなんとも矛盾した状況に追い込まれます」(第2章)

「人前を恐れている人は、本来その恐怖と同じ大きさだけのより良くありたいという生きる欲望を内に秘めています。本当は前に進みたいのです。目の前に恐怖と欲望という2つのものを差し出された時に、欲望に従うのではなく恐怖に従って恐怖の機嫌を取りながら生きる事を選びました。そうして、恐怖の僕(しもべ)となります」(第5章)

この本では、あがり症を克服するハウツーは、少ししか語られていません。

しかし、それに代わる「困難を克服する活力を与える勇気づけ」が随所に込められています。

アドラーやウルフなどの引用も見事です。

さらに、各章の最後のまとめでもう一度内容を振り返ることができます。

あがり症だけでなく、かつての私もそうであった「シャイ」な人に対して迫力に満ちた勇気づけの本がこの『人前で話すのに自信がつくアドラー心理学』なのです。

強くお勧めの本です。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月11日)もかなりしっかりと 自粛生活のルーテイン をこなしました。

カミさんとの散歩では、またもや6,000歩ほど歩きました。

さらに、「イワイせんせとおしゃべりしよう」のプロジェクトに対しては、多くの方々からご応募をいただき、昨日はご夫婦のSkypeによるおしゃべりと、ある方のコンサル気味のおしゃべりをしました。

だんだん要領が呑み込めています。


さて、こんな時期だからこその私にとても強い愛着がありながらあまり読まれていない本の宣伝をさせていただきます。

『失意の時こそ勇気を―心の雨の日の過ごし方』(コスモス・ライブラリー、1,500円+税)

Amazonの内容紹介には、こんなこと書かれています(「BOOK」データベースより)。

無理しない。あせらない。そして、勇気を失わない。
人生は順風(陽の時)ばかりではありません。
逆風(陰の時)もまた人生。陰の時にも意味があります。
大切なのは、その「陰のメッセージ」を読み取ることなのです。

コロナの巻き起こしている不安は、私たちに「陰の時の過ごし方」を迫っています。

陰陽理論によれば、どっぷりと陰の時期に浸っています。

ちなみに易経をもとにすると、陰と陽は次のように区分されます。

2017年3月3日付けブログ 思いを込めて書いた自著の紹介:『失意の時こそ勇気を ― 心の雨の日の過ごし方』では「心の雨の日を過ごす知恵」として、次の5つにまとめて紹介しました。

第一の知恵 変えられることと変えられないことを見極めよう
第二の知恵 老病死の主人公になろう
第三の知恵 よき師(メンター)を持とう
第四の知恵 真の楽観主義を選び取ろう
第五の知恵 いかなる時も勇気を持とう

『失意の時こそ勇気をー心の雨の日の過ごし方』の結びの言葉で締められました。

   あなたの心の雨の日々の体験は  
 あなただけのための体験ではありません

 現在のあなたの周囲にいる人
 あなたがこれから出会う人のために  
 あなたに必要な体験なのです

   心の雨の日々は、決して無駄ではありません
 それは、再出発・再創造のためにかけがえのない日々です

   心の雨の日々に必要なものは  
 変えることのできないものを受け入れる平静な心  
 変えることのできるものを変える勇気  
 そしてそれらを見分ける知恵

   心の雨の日に  
 絆の維持・回復に向けて  
 勇気を発揮するのは  
 あなた

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

正直に書き始めますね。

昨日(4月10日)の朝は、ヒューマン・ギルドの設立35周年の記念日。

テレワーク中の社員に向けて「ヒューマン・ギルドの設立35周年に向けて」というメールのメッセージを流そうと思っていました。

10:00からは アドラー心理学ベーシック・コース(平日コース)にお申し込みの方の数人を交えたzoomでのやり取りをしました。

なかなか刺激的でした。

永藤かおるさん がホストになって、再受講の予定だった 番澤清美さん も加わり、10:00から11:00に5人でやり取りしました。

その後、カミさんの協力得て6,000歩以上に及ぶ散歩をしました。

中野のもみじ山公園のもみじが癒してくれました。

ただ、疲れたー。

午後は、あまり意欲がわかずダラーとしていました。

ついテレビを観ると、コロナの話ばかり。

社員向けのメッセージをさぼりました。
誰も期待していないし。

夜は、自分で作った鍋料理に加えて餃子を食べました。

餃子にはビール、のはずをホッピーに切り替え。

すると、急に元気が出てきました。

今朝のこのブログのためにヒューマン・ギルド設立30周年、25周年に関するブログを検索してみました。

2015年4月11日 『母がしんどい』から親の影響を考える(7)

2010年04月11日 長~い1日(4月10日)

応援してくれている人たちがいる。

山梨の 森崎千秋さん は「私の夢」(2010年2月26日付けブログ参照、後述)を人形作家森部多賀子さんの筆による額にして「私の夢」を贈呈してくれていました。

その時のブログを転載します。

*************転載開始****************

今日(2010年2月26日)にメール会員に発信、郵送会員に発送した私の巻頭言で「私の夢」と題した文章を書いています。

その文章をそのままこのブログにも記しておきます。

■巻頭言 「私の夢」 ヒューマン・ギルド 代表 岩井俊憲

キング牧師にあまりにも有名な「私には夢がある」という演説があります。私は、この演説が大好きで、アドラー心理学ベーシック・コースでCDで音声を流しながら、キング牧師の語った内容の一部を英文と日本文を併記してパワーポイントで映像をお伝えすることがあります。



2月度のニュースレターで告知のとおり、ヒューマン・ギルドは、今年の4月に設立25周年を迎えます。そのことと関連づけて未来を創造するために私の夢をキング牧師の演説の二番煎じになりますが、作ってみました。

「私の夢」

私たちは、昨日、今日と困難に直面していますが、それでもなお、私には夢があります。それは、日本人として、そしてアドラー心理学を学ぶ人たちとともに抱き続ける夢です。

私には夢があります。いつの日にか、東尋坊(とうじんぼう)で生を終えようとした人が命の尊さに目覚め、生きる意味の語り部(かたりべ)になるという夢です。

私には夢があります。いつの日にか、団欒(だんらん)を忘れた家庭に憩いが訪れ、会話に満ちた愛の灯火(ともしび)が再燃するという夢です。

私には夢があります。いつの日にか、友をライバルとみなして競争を選びがちだった学び舎(まなびや)が一人ひとりの持ち味が生かされる協力の場になるという夢です。

私には夢があります。いつの日にか、自分の過去の体験がどんなに辛いものであったとしても、それらを「無駄ではなかった」として全部かけがえのない強みとして生かせ、絶望を希望に転じ、自分自身だけでなく他者のために役立つ人たちが勇気の伝道者として日本の各地で活躍するという夢です。
今日、私はまざまざとその夢を見るのです!

私の夢は、ドンキホーテのような、見果てぬ夢かもしれません。しかし、その種がほんの少しずつ芽を出しつつあります。歩みはのろくとも、着実に前進しつつあります。私自身が開花を、到達を確認できなくとも、私の生あるかぎりランナーとして走り続け、次の世代に引き継ぎます。

*************転載終わり***************

体が疲れて心が萎えがちになる時もある。

しかし、フェイスブックへのコメントでもヒューマン・ギルドの設立35周年を祝ってくださる方々、「イワイせんせとおしゃべりしよう」スタートを期待してくださっている人たち、両方で30人もいました。

そんな人たちを協力者としながら賽の河原で石を積み上げる過程で、何度も壊されても諦めないお地蔵さんのように、諦めの悪いお地蔵さんのように、時々めげることがあっても、一人でなくみんなでコツコツと積み上げていこう。

そう決心した昨晩でした。

「イワイせんせとおしゃべりしよう」開催の概要

・ツール:zoomによる

・条件:ヒューマン・ギルドの会員で、zoomをすでにやっている方(グループの場合は、主宰者)

・おしゃべりのテーマ:コロナことから、アドラー心理学の内容、本を出版するステップ、講座についての質問、経営に関することなど何でも結構

・対象:
(1)zoomでコミュニケーションを行っているグループ(60分以内)
(2)  zoomで個人的にご連絡いただける方(30分以内)

たとえば、こんなイメージです。
(1)ELM勇気づけトレーナー/リーダー、SMILEリーダーなどでご自分のグループを持っていらっしゃる方がメンバー6人くらいを集めて岩井を引き込んでおしゃべり会を行う。
(2)カウンセリングを受けるほどではないが、ちょっと困ったこと、解決したい案件を岩井に無料で聞いてしまう。

・料金:無料(ただし、カウンセリングや教育分析などは別途相談)

・申込み法:info@hgld.co.jp にご希望の複数の日時のお問い合わせを

・時間:4月14日(火)13:30~17:00、16日(木)13:30~17:00、20日(月)13:30~17:00、22日(水)13:30~17:00、24日(金)13:30~17:00、27日(月)13:30~17:00、29日(水)13:30~17:00
*土日や夜間や他の日程をご希望の方は、ご相談に応じます。

ご連絡をお待ちしております。
ご不明の方は、ご遠慮なくお問い合わせください。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

ヒューマン・ギルドでは、4月8日(火)からテレワークに入っています。

ただし、オフィスでなければ仕事ができない人は、出勤することもありますが、代表者の私は、率先して自宅に潜んでいます。

ところで、今日はヒューマン・ギルドの設立35周年にあたる日です。

5年前のことはよく覚えていますが、今年はおそらく今までで一番記憶に残る日であるに違いありません。


さて、私にはたった2日の体験でしかありませんが、とても貴重な体験をしているので、仮にまとめておきます。

まず、テレワークと称する自粛生活をして、これからさらに1カ月近くこの生活を乗り切るために私なりのご提案を申し上げます。

前提として、家を出にくい自粛生活をしていると、3つの「萎え(なえ)」がありそうな予感がしてきました。

(1)体力の萎え

(2)心の萎え

(3)氣の萎え


(1)体力の萎え

私が毎日出勤するときは、神楽坂駅の階段88段(ビルの5階に相当)を含めて、1日で5,000歩以上歩いています。
特に坂道を上るときは、あえて大股歩きをして太ももの筋肉を鍛えています。

もちろん、日々のフィジカル・トレーニングは欠かすことがありませんでした。

自粛生活のルーティンは、カミさんの協力を得ながら、1日5,000歩を欠かさず歩くことです。

人の気配の少ない場所を選んで歩いてみると、近所でも意外な発見があります。

ついでに、出かけた場所の写真も撮ってきました。


(近所のお寺の桜)


(新井薬師)

もちろん日々のフィジカル・トレーニングは欠かさないどころか、ストレッチングを心がけ、特にスクワット、スローステップ運動はいつもより多めにしています。

(2)心の萎え

一昨日も昨日も法人研修で5月どころか11月の予定もキャンセル。
ヒューマン・ギルドでの研修もスライド受講でご協力の方ばかりでなく、キャンセルも相次いでいます。

こういう方々には、返金処理を伴うので、4月のヒューマン・ギルドの売上はゼロ以下になりそうな懸念もあります。

これから数カ月は、売上の倍以上の給料、家賃、諸経費を払い続けなければなりません。

ニュースや新聞報道は、悪いことだらけです。

そこで私は、私たちの力でどうにもならないことにはじたばたせず、自分でできることに取り組もうと決めました。

具体的には、こんなことです。

・ニュースは、必要なものしか見ない。

特に、コメンテーターの無責任な発言に左右されない。

・日々の変化を楽しむ。

4月7日と8日に満月は、実に見事でした。

花もけなげに咲き乱れています。

・出勤時と同じ生活のパターンを守る。

起床・就寝時間、服装、食事時間などが該当します。
酒を普段以上に飲むと、自堕落な気分になります。

・未来に備えた取り組みに時間を割く。

私には、1年がかりの執筆プロジェクトがあります。
自粛生活のお陰で、仕事をしながらの2倍以上の筆の進み方になっています。
これは、とてもありがたいことです。

・他者との会話/やり取りを楽しむ。

おしゃべり、電話、LINE、メールなどのコミュニケーションは、確実に自分を元気にします。
昨晩は、タクロウとLINEで放送事故のやり取りをして腹がよじれるほど笑いました。

・ふだんできなかったが、確実に近未来に役立つことに取り組む。

私の場合は、Zoomと動画の勉強です。

4月9日は、30分ほど春木めぐみさん からZoomの個人レッスンを受けました。



写真がぼやけていてごめんなさい。

また、昨日の20:00から21:00は、佐藤健陽さん の動画「佐藤たけはるあがり症なんでもライブ相談」でしっかり学びました。


(カミさんのカメラで撮影)

Zoomについては、明日も実地訓練をし、来週月曜日にしっかりとトレーニングを受けて、都合のいいタイミングで「イワイせんせとおしゃべりしよう」をスタートさせようと思っています。

・歴史に残る本を読む。

何冊か決めていませんが、これはまだ着手していません。

もちろん本は、普段の倍以上読んでいます。

(3)氣の萎え

確かにキャンセル連発は、心が萎えます。

先行きのことを考えると不安で仕方がありません。

しかし、心の萎えと氣の萎えは、一致することもあれば一致しないこともあります。

確かに今からしばらく環境や景気は極めて悪い。
しかし、元気、活気、根気、やる気、勇気は自分でコントロールが可能です。

元気、活気、根気、やる気、勇気は、絶対的な信頼が支えてくれます。

私には、涙が出るほどうれしいことがあります。

確かに、講座をキャンセルする人たちもいますが、それ以上に講座の別の日程に移動してくれるお客様がその3倍もいるのです。

未来のプロジェクトを進めてくれている社員、先々のことを提案してくれる社員がいます。

加えて、私には、絶対的存在である神仏への信仰があります。

祈りと瞑想を通じて繋がっている私です。

宗教的な営みがお嫌いな方は、腹式呼吸を繰り返すだけでかなり氣がコントロールできます。

コロナ、コロナと、この程度のことでじたばたすんな! と言いたい。

「絶対にダイジョウブ!」、そう叱咤しつつ「萎え」以上の「信頼」を確認しつつ、日々のルーティンをこなす私からの提言であります。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

ヒューマン・ギルドでは、4月8日(火)からテレワークに入っています。

ただし、オフィスでなければ仕事ができない人は、出勤することもありますが、代表者の私は、率先して自宅に潜んでいます。

ところで、今日はヒューマン・ギルドの設立35周年にあたる日です。

5年前のことはよく覚えていますが、今年はおそらく今までで一番記憶に残る日であるに違いありません。


さて、私にはたった2日の体験でしかありませんが、とても貴重な体験をしているので、仮にまとめておきます。

まず、テレワークと称する自粛生活をして、これからさらに1カ月近くこの生活を乗り切るために私なりのご提案を申し上げます。

前提として、家を出にくい自粛生活をしていると、3つの「萎え(なえ)」がありそうな予感がしてきました。

(1)体力の萎え

(2)心の萎え

(3)氣の萎え


(1)体力の萎え

私が毎日出勤するときは、神楽坂駅の階段88段(ビルの5階に相当)を含めて、1日で5,000歩以上歩いています。
特に坂道を上るときは、あえて大股歩きをして太ももの筋肉を鍛えています。

もちろん、日々のフィジカル・トレーニングは欠かすことがありませんでした。

自粛生活のルーティンは、カミさんの協力を得ながら、1日5,000歩を欠かさず歩くことです。

人の気配の少ない場所を選んで歩いてみると、近所でも意外な発見があります。

ついでに、出かけた場所の写真も撮ってきました。


(近所のお寺の桜)


(新井薬師)

もちろん日々のフィジカル・トレーニングは欠かさないどころか、特にスクワット、スローステップ運動はいつもより多めにしています。

(2)心の萎え

一昨日も昨日も法人研修(5月どころか11月の予定もキャンセル)もヒューマン・ギルドでの研修もスライド受講でご協力の方ばかりでなく、キャンセルも相次いでいます。

こういう方々には、返金処理を伴うので、4月のヒューマン・ギルドの売上はゼロ以下になりそうな懸念もあります。

ニュースや新聞報道は、悪いことだらけです。

そこで、私が気を付けていることは、私たちの力でどうにもならないことにはじたばたせず、自分でできることに取り組もうと決めました。

具体的には、こんなことです。

・ニュースは、必要なものしか見ない。
特に、コメンテーターの無責任な発言に左右されない。

・未来に備えた取り組みに時間を割く。

私には、1年がかりの執筆プロジェクトがあります。
自粛生活のお陰で、仕事をしながらの2倍の筆の進み方が可能になっています。

・ふだんできなかったが、確実に近未来に役立つことに取り組む。

私の場合は、Zoomと動画の勉強です。

4月9日は、春木めぐみさんからZoomの個人レッスンを受けました。



写真がぼやけていてごめんなさい。

また、昨日の20:00から21:00は、佐藤健陽さん の動画「佐藤たけはるあがり症なんでもライブ相談」でしっかり学びました。


(カミさんのカメラで撮影)

Zoomについては、明日も実地訓練をし、来週月曜日にしっかりとトレーニングを受けて、都合のいいタイミングで「イワイせんせとおしゃべりしよう」をスタートさせようと思っています。

(3)氣の萎え

確かにキャンセル連発は、心が萎えます。

先行きのことを考えると不安で仕方がありません。

会社の代表者でいると、社員の収入まで心配しなければなりません。

しかし、心の萎えと氣の萎えは、一致することもあれば一致しないこともあります。

確かに今からしばらく景気は極めて悪い。
しかし、元気、活気、根気、やる気、勇気は自分でコントロールが可能です。

元気、活気、根気、やる気、勇気は、絶対的な信頼が支えてくれます。

私には、涙が出るほどうれしいことがあります。

確かに、講座をキャンセルする人たちもいますが、それ以上に講座の別の日程に移動してくれるお客様がその3倍もいるのです。

未来のプロジェクトを進めてくれている社員、先々のことを提案してくれる社員がいます。

加えて、私には、絶対的存在である神仏への信仰があります。

祈りと瞑想を通じて繋がっている私です。

この程度のことでじたばたすんな!

「絶対にダイジョウブ!」、そう叱咤しつつ「萎え」以上の「信頼」を確認しつつ、日々のルーティンをこなす私であり続けます。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月7日)は、オフィスに珍しく電話が鳴り響き、会社の代表のメールアドレス(info@hgld.co.jp)にメールが入っていました。

電話の理由は、本日からの緊急事態措置に伴う連絡。

また、メールは、これから5月6日までの講座受講者個々に対して中止/延期のお知らせメールに対する返信が主でした。

メールの内容を読むと、趣旨を理解してくれスライド受講をしてくださる方がかなり多いことに感銘を受けました。

3月に法人研修のほとんどがキャンセルになり、4月は法人研修に加えて最大の柱である一般向けの研修が取りやめになると、この書入れの連休を挟んだ時期にヒューマン・ギルドの売上の8割になる研修の売上が消えるわけで、この危機は35年になろうとするヒューマン・ギルド史上最大になるはずです。

しかし、私は『感情を整えるアドラーの教え』(大和書房だいわ文庫、680円+税)の著者でもあり、感情のコントロール法のセミナー も担当している人間なので、事態の推移を冷静に見つめることができています。

何回も繰り返しますが、次の言葉が私を支えてくれています。

平静の祈り

神よ、私にお与えください
変えることのできないものを受け入れる平静な心
変えることのできるものは変える勇気
そしてそれらを見分ける知恵を 

*ラインホールド・ニーバー  日本語訳:中村佐知©2002


ところが、世間では感情の乱れから不機嫌になるだけでなくDV、コロナ離婚騒動などトラブルが発生しています。
この傾向は、これからの1カ月さらにすさまじくなることでしょう。

また、パワハラ防止法が2020年6月から施行されます。

こんな時こそのタイムリーな本を戸田久実さん(ブログフェイスブックアドットコミュニケーション株式会社 代表取締役、一般社団法人 日本アンガ―マネジメント協会 理事)が新著『アンガ―マネジメント』(日本経済新聞出版社、900円+税)として出されました。

戸田さんの本は、ほとんど読んでいますが、その中でもっともまとまっている本の1つです。

価格も1,000円で10円のお釣りがくるような手ごろさです。

怒りの発生要因から対処法まで実例を交えながら丁寧に書かれています。

本はいきなり「不機嫌な職場よ、さようなら」から始まります。

続いてパワハラ、働き方改革などタイムリーな話題を織り込み、読者の関心を引き離すことがありません。

そうしておいて、怒りが「どこから来て どこに向かうのか」と、怒りの正体を明らかにし、怒りの構造として「怒りは人間にとって必要な感情」としながら、自分自身の怒りの対処法と体質改善法を展開します。

それだけではありません。

怒りに巻き込まれたときの対処法も解説に入り、最後は「指導の仕方、叱り方」で終わります。

最後にこの本の3大特徴をまとめます。

(1)実にタイムリーな本であること

(2)コンパクトに内容がまとめられていること

(3)日常生活に生かせること

超お勧めの本です。
この時期に最も必要な本です。

戸田さん、本当にいい本を出版してくださりありがとうございました。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月6日)は、ヒューマン・ギルドのスタッフが全員揃っていたので、緊急会議を開きました。
本日安倍首相から発せられる【緊急事態宣言】に対応することが議題です。

1.社員は原則ゆるやかなテレワーク(やむを得ない仕事がある場合は例外)

2.期間が1カ月に及ぶ場合は、4月10日から5月6日まで予定されていた研修はすべて中止/延期

3.Zoom活用を一気に進める。

その他に、経営状況を詳しく説明しました。

業務担当の竹内さんと私の場合は、ヒューマン・ギルドに入るメール、ファックスがすべて外にいても読めるので、対応が可能です。

テキストや本のご注文が入っても、お急ぎでないことを条件に対処します。

4月と5月6日までの研修には、かなりお申し込みが多かったので、かなりの痛手です。
その間のほとんどの研修は、他の日程にスライドして設定していたので、そちらへの移動に協力してくださる受講者が多いので、とても助かっています。

Zoomについては、私も使い始めているので、カウンセリング、教育分析、スーパービジョンは、こちらで対応が可能です。

また、日時を定めてチャットの時間(30分まで)を設けて、一人から6人くらいの規模でどんな話題でもいいので、会員/家族会員の方を対象におしゃべりをしながらお役立ちする予定です。

◆不登校・発達凸凹ママに笑顔を届ける勇気づけを主宰される 春木めぐみさん(家族の笑顔をふやすカウンセラー)の私へのインタビュー動画配信は、Zoomをもとにしたものです。
不登校や発達凸凹にご関心のある方は、ご覧ください。
それぞれ約10分です。

(1) 不登校も発達凸凹も、自信をなくさなくてもいい

(2)不登校・発達凸凹の子どもとの関わり方

(3)不登校・発達凸凹の子どもを家庭で伸ばすコツ

法人研修では、明日(4月8日)の某県の市役所の管理職研修が入っていたのですが、こちらから電話をして緊急中止を申し入れました。


家に帰るとショッキングなことがありました。

前妻の甥(私の子ども2人の従兄)にあたるインドネシアに住む方がコロナに感染して突然死のメールが入りました。

彼の子ども時代に会ったことがありますが、「亡くなると、お葬式はあげられず、お別れもできずで、即、お墓なんです」の文面にはショックを覚えました。

そう言えば、本日のダイヤモンド・オンライン   2020/04/07 06:00  
日本の緊急事態宣言が遅すぎる理由、コロナ最前線の米医師が戦慄の提言 (ダイヤモンド編集部,杉本りうこ)は、私たち日本人が直視しなければならない現実を突きつけてくれます。

これからの1カ月は、忍従の日々かもしれませんが、見方を変えれば新たな可能性を拓く日々になるかもしれません。
私たち一人ひとりにすべてかかっています。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月5日)は、原則家でじっとしていました。

ただ、30分ほど身体からの要求に従ってカミさんと近所に散歩に出かけました。

毎年正月に行く不動院に行ってみました。

私たち以外は誰もいません。

不動明王の真言を唱えてきました。

また、今年の桜の花が長い間咲いているのにも気づきました。

我が家の近所は、人通りが極めて少なかったです。

さて、今回は「アドラー心理学で3軸発想法」の6回目です。

今までの5回は次のとおりです。

2020年3月18日付けブログ アドラー心理学で3軸発想法(1):戸田久実さんの『アンガ―マネジメント』が届いて

2020年3月19日付けブログ   アドラー心理学で3軸発想法(2):そもそもなぜ【アドラー心理学で】なのか?

2020年3月20日付けブログ アドラー心理学で3軸発想法(3):【3軸】に寄せて

2020年3月25日付けブログ アドラー心理学で3軸発想法(4):九州地方への水平展開 

2020年3月28日付けブログ アドラー心理学で3軸発想法(5):今ここにある危機に対して 


ところで、今回のコロナ騒動で政府の緊急事態宣言がいつどのように出されるかに関心が高まっていますが、大事なことは、政府が、そして都道府県の長がどうするかよりも私たちがどう対応するかが問題です。

ただ、私は、次の「3軸発想法」に基づいて今、ここにある危機にどう対応するかだけでなく、この危機のメッセージを「より深く」「より高く」「より広く」捉えなければならないと受け止めています。

「より深く」・・・・軸足をしっかりさせ、基本に立ち返ること

「より高く」・・・・志を高く、俯瞰する目を持ち続けること

「より広く」・・・・未来志向で仲間たちと協力し合って進めること

1週間ほど前のインターネットで見つけた2つの記事がその把握にとても重要な示唆を与えてくれそうなので、シェアすることにしました。

1.東洋経済オンライン   2020/03/29 07:35   「サル化する日本人」が見抜けない危機の本質 「今」を考察する力はなぜ失われたのか (内田 樹)

前半部分は内田先生らしく難解ですが、最後はこんな言葉で結論づけてくれました。

ーー人口減少社会において、国民的資源を守り、日本人が共同体として生き残るためには何が必要でしょうか。

とにかく大人の頭数を増やすことですね。最低でも国民の15人に1人くらいが「他の人はどれほど利己的でも、自分1人くらいは公共に配慮しないと……」と思って暮らせば、ずいぶん世の中住みやすくなります。とりあえず道ばたに落ちてる空き缶を拾うとか、妊婦に席を譲ってあげるとかから始めたらいかがでしょうか。

共同体感覚そのものですね。

2.日本経済新聞 電子版  2020/3/30 11:40 コロナ後の世界に警告「サピエンス全史」のハラリ氏  

新聞の丸一面近くを費やした歴史学者・哲学者のハラリ氏の論は、私たちに

■「全体主義的監視」か「市民の権限強化か」

今回の危機で、私たちは特に重要な2つの選択に直面している。
1つは「全体主義的な監視」と「市民の権限強化」のどちらを選ぶのか。
もう1つは「国家主義的な孤立」と「世界の結束」のいずれを選ぶのか、だ。

と迫ります。

結論を先に言ってしまえば、信頼と協力に基づく「市民の権限強化」と「世界の結束」こそが今回のコロナウイルスの脅威に対する選択肢であるとし、次のように結論づけています。

我々は目の前には、自国を優先し各国との協力を拒む道を歩むのか、グローバルに結束していくのかという2つの選択肢がある。
前者を選べば危機は長期化し、将来さらに恐ろしい悲劇が待つことになるだろう。
後者を選べば新型コロナに勝利するだけでなく、21世紀に人類を襲うであろう様々な病気の大流行や危機にも勝利することができる。

その結論に至る道筋が明確なので、重要な部分をコピペしておきます。

■市民が力を発揮できる道を目指すべき

(石鹸で手を洗うよう)なレベルの指示順守と協力を達成するには信頼が必要だ。
人々の科学への信頼、行政への信頼、そしてメディアへの信頼が必要だ。
この数年、無責任な政治家たちが意図的に科学や様々な行政、メディアへの信頼を損ねてきた。
今、まさにこの無責任な政治家たちが、市民が正しい行動を取れるとは思えないから国を守るには必要だとして独裁主義的な道へ堂々と進もうとするかもしれない。

■「国家主義的な孤立」か「グローバルな結束」か

私たちが直面する第2の重要な選択は、「国家主義的な孤立」と「グローバルな結束」のいずれを選ぶかだ。
感染拡大もそれに伴う経済危機もグローバルな問題だ。
これを効果的に解決していくには、国を越えた協力以外に道はない。

ウーム、ここでも私たちに共同体感覚が突きつけられているような気がしてならない。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月4日)に家にいる時、電話がかかってきました。

電話に出たカミさんが懐かしそうに話していました。

続いて私に代わりました。

福山に住んでいる陳さんからです。

陳さんは、30年前に中国の上海から来日して専門学校で働きながらカラオケスナックで働いていたときに保証人になっていたことがご縁で、福山に移り住んでも律儀に毎年お中元とお歳暮を贈ってくださっている方です。

内容は、マスクがある数量中国から手に入ったのでいらないか、というお電話でした。

私たち夫婦を恩人とみなしてくれているからです。

私は「身近な大切な人に差し上げてください」と辞去しましたが、こんな時の陳さんの思いやりがまるで花束のように感じられました。


陳さんとおやりとりを終えて、ふとこんなことを思い出しました。

どこかの本に書いたことがある話です。

私が勤めていた会社は、1982年の後半から1983年の3月にかけて大リストラを展開中でした。

何せ、希望退職だけでなく指名解雇もしながら従業員の半分の削減を図っていたのです。

当然、すさまじいほどの経費抑制策を展開中です。

そんなある日、私の部下であった社長秘書のT・Y子さんが花束を抱えてオフィスに入り、社長室の入り口に生けたのです。

私は唖然として見ていて、その後こう詰問しました。

「Tさん、 経費をうるさく言っている時期だよね。これどうしたの?」

「十分承知しています。ただ、こんな時期だからこそお花が必要なのではないでしょうか? それに、この花は私のポケットマネーで買ってきました」

私は答えに窮し、「あ、そうだったの。ありがとう」とだけ言いました。

社長も、社長室に入る人たちも心が和むのが感じられました。


今朝の新聞の第一面には、「都内感染 新たに118人」「世界死者6万人超」の記事が躍っています。

今日、予定していた講座は、受講者に一昨日の晩に取りやめ・延期のご連絡をしました。

変えることができないことは、平静な心をもって受け入れるしか仕方がありません。

しかし、目と耳と鼻を刺激して感覚面から自分の心を整えることは可能です。

窓辺の花を見てからベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番を聴きながらの朝でした。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月3日)は、午後に地方の方とのオンラインの教育分析を家に帰ってやってみようと、会社を午後に引き払いました。

帰宅途中、花屋さんに寄って、贈呈用の花束を作ってもらいました。

「手提げにしますか、それともそのままでよろしいですか?」と聞かれたので、胸に抱えて帰りました。

花束を抱えているだけで何だか心が潤ってくる感じです。

家に帰ってカミさんに花束を渡すと、大喜びでした。

確か4月1日の誕生日に大枚をプレゼントしたのですが、その時の数倍のはしゃぎようでした。
3,300円の出費だったのですけどね。

花は窓辺に置かれました。

花屋さんから「どんな花をご希望ですか?」と問われたとき、無粋は私は「長持ちする花で」と答えたのでしたっけ。

オンラインの教育分析が終わると、カミさんはもう1つ大喜びしていました。

タクロウから品のいい紅茶のギフトが届いたのです。

「CLASSIC TEA」です。

早速、我が家はタクロウの話題で盛り上がりました。

隣駅に住んでいるタクロウはこのコロナ騒動でしばらく家に帰ってきませんが、高頻度でラインでやり取りをしています。

コロナ騒動は、人々の心を塞ぎがちですが、しっかりと家族の絆を強める機会をも提供してくれているようです。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月2日)、オフィスに 株式会社 致知出版社 から月刊誌『致知』5月号が届きました。

「定期購読のいつもの包装と違うな」と思っていたら、同社取締役 副編集長の 藤尾 允泰さん からで、お手紙付きで私の『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,500円+税)を『致知』の「書評・BOOKS」コーナーで紹介していたことのお知らせでした。

藤尾さん、ありがとうございました。

藤尾さんは、『致知』致知出版社)9月号(8月1日発売)のための 佐藤 等さん(ドラッカー学会 理事、公認会計士、法務・会計プラザ代表) との対談のインタビュアーを担ってくださった人で、そのことは次のブログをご参照ください。

・2019年7月6日  月刊『致知』アドラー×ドラッカー 人間学対談 


(写真一番右)

また、藤尾さんは下記のとおりヒューマン・ギルドを会場としたマネジメント・カウンセリング研究会主催の講演会にご登壇いただきます。

5月度マネジメント・カウンセリング研究会公開講座

1.日時 5月11日(月)18:30~20:00
その後、有志で懇親会開催

2.演題  「一流に学ぶ人間学」

3.講演者 藤尾允泰(ふじお・さねやす)さん
株式会社致知出版社 取締役 月刊『致知』副編集長

4.内容紹介
いつの時代でも、人生にも仕事にも真剣に取り組んでいる人はいる。そういう人たちの心の糧になる雑誌を創ろう――この理念のもと、創刊以来42年にわたり人間学を探究し続けている月刊『致知』。その副編集長を務める藤尾允泰さんに、各界各分野で一流・本物といわれる方々の取材を通じて学んだことを語っていただきます。 

5.参加費 ヒューマン・ギルド 関係者 500円

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2020年度のスタートの昨日(4月1日)は、午前中に歯科と眼科に行きました。

両方共3カ月に一度の定期点検/メンテナンスです。

眼科から線路を隔てて反対側の桜がまだ咲いていました。

今年は、とうとう神田川沿いの桜を愛でるゆとりがありませんでした。

話を戻すと、70歳を過ぎると体のメンテナンスが大切です。

私の毎日の日課は、フィジカル・トレーニングです。

それも筋肉をつけるためではなく維持するためにです。

スクワット、腹筋は器具なしですが、他に6キロのダンベル2個とスローステップ運動用の踏み台が友です。

◆スローステップ運動に関心のある方は、下記のブログをご参照ください。
階段の昇り降りでもいいのです。
老化は足腰からやってきます。

2015年10月10日付けブログ 陰の時期 鍛錬の秋:身体編

新型コロナウイルス騒動などがあると、思考と陰性感情が優位に働いてしまいがちですが、身体と陽性感情、そして行動をしっかりと整え続けなければなりません。


出先でスマホに転送されてきたメールに落胆。

今年の9月と12月に予定されていた研修がキャンセル。
新型コロナウイルスの余波がとうとう研修予算の削減に及んできました。


嬉しいこともありました。

 株式会社 タナベ経営 の経営者を対象とするビジネス情報誌『FCCレビュー』の4月号が届いて、私の連載記事(「経営者に贈るアドラー心理学の知恵」)の他にBOOK REVIEW欄で私の『経営者を育てるアドラーの教え』(致知出版社、1,400円+税)の書評(下の写真の左側)が掲載されていました。

こんなに早いタイミングだったのは、、株式会社 致知出版社 書籍編集部 課長の 小森俊司さん から 株式会社 タナベ経営『FCCレビュー』ご担当の 池山佑子さん にゲラの段階からお送りいただいていたからです。

このように厚意のネットワークが私を支援してくださってくれてとてもありがたいです。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私の身体は研修を行うことになじんでいるため、オフィスの机に向かってじっと作業をし続けること拷問にように感じます。
そして、自分自身を【働かないおじさん】のように感じてしまいます。

昨日(3月31日)は、こんな状況でヒューマン・ギルドは設立34年度を終えて、今日から設立35年度を迎えます。

今日(4月1日)は、うちのカミさんの誕生日でもあります。

ペルグリーノ博士からは、1日早いお祝いのメッセージが届いていました。

例年ならタクロウと一緒にどこかのレストランでお祝いの会を行っていたのですが、今年は政府に先んじて現金給付です。


さて、今日の話題は【働かないおじさん】です。

日経ビジネス 2020.03.16 №2033では特集として「どうする? 働かないおじさん」でした。

そのチェックポイントは

・やる気が出ない
・出世をあきらめた
・職場で浮いている
・デジタルが怖い
・社外に人脈がない
・時間を持て余す

のようで、私は『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,500円+税)では「化石人間」と呼んでいます。

一時期は活躍の舞台があったでしょうが、時代に取り残されて、くすぶっているのです。

一部の会社にもこんな人がいて、以前はそれなりに貢献したかもしれませんが、上の6つの条件を備え、会議の場などではそれなりの発言をするのですが、若い人たちに仕事を課して、自分自身では何の責任も取らない人たちがいるのです。
また、テレワーク中にも関わらず何かを口実に出社し、残業代稼ぎをしている人もいるそうです。


つい最近、ダイヤモンド・オンラインでも特集 として「本当は怖い働き方改革」 2020.3.30 5:15で

◆隠れ「働かないおじさん」がテレワーク強制で次々あぶり出された理由 (ダイヤモンド編集部  堀内 亮:記者 )

で次のような小見出しを見つけました。

・ノートPCの電源ケーブルを会社に放置したまま“在宅勤務”
・テレビ会議のすっぽかしバレたことに気付いていない
・テレワークのテレビ会議に出社して参加する“おじさん”の哀愁
・テレワークを利用したリストラが加速する

今度は【働かないおじさん】の擁護論です。

【働かないおじさん】を無能だと切り捨てるのはいかがなものでしょうか。

私は【働かないおじさん】の能力と会社が求める業績期待との間のミスマッチがあると思います。

その前提に立つと、【働かないおじさん】の能力を生かせる場所で貢献してもらえばいいことです。

週に2~3日だけ現在の会社で働いてもらい、残りの日をその人を求めている他の会社で働いてもらえばいい、いわゆる「副業容認」です。

今はコロナ騒動でそんな議論は展開できないでしょうが、落ち着いたら働き方ががらりと変わっているに違いありません。

折しも昨日(3月31日)、希望する人が70歳まで働けるように企業に就業機会確保の努力義務を課すっことを柱とした関連法(70歳就業法など)が参議院本会議で可決・成立し、2021年4月から施行されるようになりました。

環境はできるだけ「生涯現役」を促す方向で動いています。

そんな時代だからこそ「生涯貢献」「生涯感動」の人生を目指そうではありませんか。

コロナのずっと先のことを考えましょうよ!

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