アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私はこのところかなり仏教に傾倒しています。
入院中は『維摩経をよむ』(菅沼晃、NHKライブラリー)、続いて『般若心経講義』(高神覚昇)を読み、最近では『NHKこころ読む 仏典』(中村 元)のテキストとカセットテープで勉強しています。
仏教がものすごく面白いのです。

仏教の視点で見ると、アドラー心理学がよくわかるので、楽しみが倍増します。
「なるほど。アドラー心理学のこの点は、仏教のここと共通してるんだ」ということがわかり、学びが深く広くなります。

前にも書いていますが、Aの学びとBの学び、それぞれ異質なものだとしても、それらの学びが共鳴し合って、何か新しいもの創造することが感じられます

昨日はYouTubeアドラー心理学専門チャンネルの収録の際、仏教の「四苦八苦」の話をしました。
そのうち使ったスライドをいくつかご紹介します。

YouTubeアドラー心理学専門チャンネル の6月用に収録した4本の動画の配信予定は次の通りです。

配信日  タイトル

6月3日  四苦八苦しながらも生きる知恵  岩井
6月13日  職場のアドラー心理学 「働きがいのある職場にするために」 永藤
6月20日 エッセンシャル・パフォーマーとしての自分軸 岩井
6月27日  アドラー心理学で考える やる気(モチベーション)の高め方 永藤





予告としてお伝えいたしました。

さらに私は7月のアドラー心理学ゼミナールを自ら担当することにしました。
「質疑応答&フリートーク」のタイトルです。
受講者の方と色々と対話をしたいなと考えております。

ところで、皆様は「四苦八苦」の本当の意味をご存じでしょうか?
何よりも仏教の「苦」の意味をほとんどの人が誤解しています。

辞書では「苦」の2つの意味をこんなふうに書いています。

(1)精神的・肉体的な苦しみ
日常生活では「貧・病・争・能(力)」
(2)(仏教では)自分の思いどおりにならないこと。

この後の楽しみはYouTubeアドラー心理学専門チャンネルの関連動画をもとにご覧ください。


ご視聴は https://youtube.com/@user-pq7cw7zh9h からどうぞ。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日はヒューマン・ギルドでエニアグラムの講座を開きました。
講師は、木村 孝さん(株式会社ヒューマックス代表取締役、一般社団法人ビジネスエニアグラム協会ファウンダー)と高橋慶治さん(立命館大学大学院教授)。



ハイブリッド型の開催で会場とオンラインで40名の受講者がいました。
盛況でした。



講座が終わって香港酒家で懇親会を行いました。
参加者は15名。


(写真提供:石倉 充さん)

懇親会の場で私はもどかしい思いをしました。
一緒盛りで料理が運ばれてきますが、自分の身だけではなかなか取り分けられないのです。
周囲の人は、あまり気遣いをしてくれる人ではありませんでした。
仕方なく私は店長に私の状況を伝え別に小皿に盛ってもらうことにしました。
不便です。ぎこちないです。

そこで話は、昨日の午前中に戻ります。
昨日は妻とともに近くの整形外科にリハビリに行きました。
担当の理学療法士のKさんとは4度目になります。
私の左手首がある動きをすると痛みを生じることについて訴え、そのことについてやりとりをしました。
痛い部署ではなく痛い原因になる神経に触れて、話をしながら進めました。
神経の部位に手を当ててもらって、いろいろやりとりすると、手首とはかなり離れた箇所なのに、手首の動きが良くなってくるのを感じられました。

昨日のリハビリで特に印象に残ったのはリハビリのビジョンと目標のことです。
私は指の半分を失いましたが、この半分の機能で100%とは言いませんが、70ないし80%の機能を持ちたいと願っております。
幸い残された指でリハビリをすればものをつかむこともできるようになります。
今の状態では風呂に入っても、自分の体のすべてを洗うことができません。
しかし、タオルを使えばやがてすべて自分で自分の身の回りのことができるようなイメージを抱いています。

私はKさんに伝えました。
「7月になったら一人で宿泊を伴う出張を担当したい、それができるようになりたい」

Kさんは、「やりましょうよ。できますよ」と言ってくれました。

「目標があればそのレベルに到達できる。大事なことはリハビリをしていて、私たちがこのくらいできるだろうと思っても、患者さんがとても無理だとして目標を低くしてしまう。そうすると、そのレベルにとどまってしまう」

さらに、「目標設定し、いつ頃どんな状態になりたいというイメージを描くならば、それは可能になる」と勇気づけてくれました。
とてもアドラー心理学に近い考え方です。

さらに妻の発言で左手を守るこだわっていると左手の機能は回復しないので、もっともっと左手にできることをさせようと、左手を守り、そして右手だけでやってしまうのではなく、左手にもどんどん役割を与え、まるで以前のように動かせるのだとビジョンを設定し、目標を定め、時々刻々トレーニングしていくことの重要性を確認しました。

私は以前22年間ほど気功法をやっていました。
その中で手を中心に動かす香功(シャンゴン)があります。
これをこれから自分のリハビリメニューの中に入れていこうと決心しました。

リハビリは会社経営、人生の営みの同様の要素があります。
ビジョン設定する。そして、まるでこんな状態になっているとイメージを定め、そのことを喜び、目標を具体的な計画に落とし込み、そして日々実践するのです。

左手を依存的にするな!
左手でできることをどんどん探し、左手に貢献してもらおう。

このことがリハビリから学んだビジョンと目標です。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

欲張って3つのことを書きます。

1.『人は自分が意識しているほど自分に関心がない』
2.フランクルから生きる意味を学ぼう
3.ドタ参加歓迎:『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』

1.『人は自分が意識しているほど自分に関心がない』

昨日は、ヒューマン・ギルドで行われたアドラー心理学ゼミナールでファシリテーターを、カウンセリング演習で講師を務めました。
アドラー心理学ゼミナールでは、講師の太田均さんから「随所に主」となって生きて来られた姿を学びました。



カウンセリング演習では、地道にアドラー心理学のカウンセリングを学び続けていらっしゃる高見澤秀男さんが実技試験にチャレンジ、見事合格されました。


(写真提供:大場真美さん)


(写真提供:渡利典子さん)

2つの講座を担当して人前に出ながら、次の教訓を得ました。

『人は自分が意識しているほど自分に関心がない』

ご承知の方が多いとは思いますが、私は4月23日の手術で左手の指の体積の半分を失いました。
不便です。醜いです。
医師は、白手袋の着用を勧めてくれました。
3セットほど購入しました。
けれど、一度も着用していません。
今後もそうでしょう。
昨日は、5本の指先にバンドエイドをした状態で人前に出ました。

私には、確固たる信念があります。

『人は自分が意識しているほど自分に関心がない』

醜いとしても、そのことを恥じる必要はない。
醜いとして恥じるのも私、自分の状態に他者が強い関心を抱いていると自意識過剰になりがちなのも私だからです。
私は私、人は人。

2.フランクルから生きる意味を学ぼう

5月19日(日)にNHK Eテレで「シリーズ ヴィクトール・フランクル それでも人生には意味がある(2) 苦悩を生き抜く」が放送されました。
5月25日(土)午後1:00~2:00に再放送されるので、ご視聴を強くお勧めします。

テキストのことは、2024年5月9日のブログ「強くお勧めの本の紹介:『ヴィクトール・フランクル それでも人生には意味がある』」に書いていますので、ご参照ください。
   👇
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20240509

NHK こころの時代 ~宗教・人生~ ヴィクトール・フランクル それでも人生には意味がある 2024年 度 ...
 
日本放送協会,NHK出版
NHK出版

1回目も気になる方は、文章で補うことも可能です。

NHK第1回目公開:2024年5月15日(水) 更新:2024年5月17日(金)

・絶望の淵で生きる意味を見いだすには 『夜と霧』の著者の人生と思想から探る⓵前編
https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/
blog/bl/pdGkek1AXd/bp/pWOe8jRApg/

・絶望の淵で生きる意味を見いだすには 『夜と霧』の著者の人生と思想から探る⓵後編

https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/
blog/bl/pdGkek1AXd/bp/pQyz1MVoND/

※より詳しくは、本日19:00発行のヒューマン・ギルドのメルマガの巻頭言をお楽しみのほど

3.ドタ参加歓迎:『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』

「生きる意味」を探るためにも、本日18:30―20:00開催の『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』の講座受講をお勧めします。
会場リアル参加とオンライン参加が可能で、本日の午前中一杯まで受付が可能です。
なお、会場参加の方は、2人の講師と20:15からの懇親会参加も可能です(@3,500円)。
 
 日時: 2024年5月20日(月)18:30―20:00
 講師: :木村 孝さん(株式会社ヒューマックス代表取締役、一般社団法人ビジネスエニアグラム協会ファウンダー)+高橋慶二さん(立命館大学大学院客員教授)
 受講料:1,000円(税込み、資料付き)
 会場リアル参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1137
 オンライン参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1138

木村 孝さんは、1986年以来の私の尊敬する友人でもあります。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.本日11:00~13:00開催のアドラー心理学ゼミナールと明日(20日)18:30~20:00開催の『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』の2つの研修で私はサポート役とファシリテーターを担います。
ヒューマン・ギルドの標榜する「多元的(ハイブリッド)な学びの機会」のご提供です。

なお、『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』の講座は、ハイブリッド開催(オンライン&リアル)で、マネジメント・カウンセリング研究会主催の年度内特別講演にヒューマン・ギルドが協賛したものです。
実際の1/5から1/10の受講料の@1,000円で参加できる講座です。
会場リアル参加とオンライン参加が可能で、明日の午前中一杯まで受付が可能です。

 会場リアル参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1137
 オンライン参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1138

なお、会場参加の方は、2人の講師と20:15からの懇親会参加も可能です(@3,500円)。
 
■『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』

人間学「エニアグラム」で無意識の動機からくる自己の根源的価値観に気づくことから始めます。
根源的価値観とは、自分の人間的強みとも言えます。
また、強みが負の面で出ると「囚われ」ともなります。
こうした自分のメカニズムを客観的に俯瞰して観られるようになると、何故自分がそのように感じ、考え、行動するのがわかるようになると同時に、他者の根源的価値観を理解することによって、多様な他者が何故そのように考え、行動するのか理解できるようになってきます。
これまで自動反応していた自分から、他者のニーズをも考慮に入れて、互いのWin-Winを実現していく生き方ができるようになります。
この講座を通じてエニアグラムで自分と他者の多様な価値観を理解することで、理想のコミュニティ創りを実現しましょう。
 
 日時: 2024年5月20日(月)18:30―20:00
 講師: :木村 孝さん(株式会社ヒューマックス代表取締役、一般社団法人ビジネスエニアグラム協会ファウンダー)+高橋慶二さん(立命館大学大学院客員教授)
 受講料:1,000円(税込み、資料付き)
 会場リアル参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1137
 オンライン参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1138

木村 孝さんは、1986年以来の私の友人でもあります。

2.Yahoo!ニュース 5/17(金) 11:53配信でもPHPオンラインで5月15日に配信された記事が見られます。
「アドラーの『人間関係の悩みに効く言葉』5選...孤立した人生の要因とは?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/
539b257ab3f3a6f5c05babdadf470730b3d52dda

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

3つのテーマについて書きます。

1.【原点回帰】について
2.PHPオンライン『超訳 アドラーの言葉』第2弾
3.3.私の67冊目と68冊目の本が海外進出

1.【原点回帰】について
5月15日のブログで「【原点回帰】+【現実直視】+【未来展望】」のタイトルで【現実直視】と【未来展望】のことを書いていました。
その際、【原点回帰】については、後日書くとしていました。
今日は、【原点回帰】のことについて書きます。

私の【原点】のことは、すでに5月14日のブログ「多元的(ハイブリッド)の学びの基盤」で少し触れています。
アドラー心理学の他に経営学と仏教が私の学びの原点で、この3つが融合しながら私を支えてくれています。

《私にとってアドラー心理学、経営学、仏教は、多元的な私のペースです。
3つの、多元的(ハイブリッド)の学びの基盤について申し上げましたが、2つあるだけでも効果がまるで違います。
私は音叉による共鳴現象のたとえを使います。
Aの学びと、異質なBの学びを照らし合わせたとき、この2つが共鳴現象を起こして、何か新しいものを創造する力になります。
多元的な学びは知識を知恵とし、そして共鳴する新たなものを生み出す効果があるのです。》

私はこの度の「命拾いの体験」から仏教にどっぷりつかっていて、仏教経典について『NHKこころをよむ仏典』で日々カセットテープとテキストで学習を重ねています。



2020年のコロナ禍からしばらく、私はじっくりと腰を落ち着けて学ぶことを怠っていたことを反省しています。
「スピードが命」とばかり、動画は倍速、本は速読気味でこなしていました。

今は、スピードよりも「エッセンシャル(本質的)を重視して、本は遅読で臨んでいます。
仏教もそうですが、アドラー心理学の学びも同様です。

アドラーの『人間知の心理学』についてこんな学び方をしています。
『人間をかんがえるーアドラーの個人心理学入門』(山下肇・山下萬里訳、河出書房新社、2,695円)の1つの章を読んだら、その次に『人間知の心理学』(岸見一郎訳、アルテ、1,980円)の同じ章に目を通すのです。

 

決して要領のよい読み方ではありませんが、2倍学びが深くなります。
見逃していた点もカバーでき、とても新鮮な学びになります。

2.PHPオンライン『超訳 アドラーの言葉』第2弾
PHPオンライン(2024年05月17日)で『超訳 アドラーの言葉』の第2弾が昨日公開されました。
「『怒っている人は、優位性を示したい』アドラーが分析した感情の目的」
      👇
https://shuchi.php.co.jp/article/10999

次の5つの言葉です。

・強い感情にも意味がある
・悲しみにも目的がある
・怒るのは「他人を支配したい」から
・不機嫌とは母親への反抗
・感情には「目的」がある

第3弾は、5月23日に公開予定です。

3.私の67冊目と68冊目の本が海外進出
私の67冊目の本『超訳 アドラーの言葉』が韓国で、68冊目の本『【新版】マンガでよくわかるアドラー流子育て』が台湾で、それぞれ翻訳・出版されることが決まりました。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は、1つだけの話題のご提供です。

本日7:00にVoicyで「【 特別インタビュー 】岩井俊憲『超訳 アドラーの言葉』」大平信孝さん「目標実現ジム『やる気に頼らず「すぐやる人」に!』」で配信されています。

全部で34分50秒です。
是非、お聴きください。
   👇
https://r.voicy.jp/EGV3NXeM9yb

タイトルと時間は、次のとおりです。

1.アドラー心理学で「誤解」されている論点とは?(08:59)

2.学びの3つの段階と未来を創造するコトバ(06:43)

3.「ソーシャルインタレスト」「失敗とは新しい課題」「共同体感覚」(08:31)

4.「勇気と訓練で成長する」(06:48)

5.岐路に立たされた時にこそ思い出してほしい「キーワード」(03:51)

大平さんが『超訳 アドラーの言葉』から厳選された言葉に私が答え、そのことを巡って対話しています。

大平さん、ありがとうございました。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

先日第6刷、6,000部重版(累計32,000部)が決まった『超訳 アドラーの言葉』のプロモーションに拍車がかかっています。
そのうち3つをお知らせします。

1.ディスカヴァー・トゥエンティワンの編集担当の大田原恵美さんからPHPオンラインでの『超訳 アドラーの言葉』の記事1本目が15日に公開された旨のご連絡が入りました。
   ↓
https://shuchi.php.co.jp/article/10998



「アドラーの「人間関係の悩みに効く言葉」5選...孤立した人生の要因とは?」のタイトルで、次の5つです。

・自分の関心だけで動いてはいけない
・他者に興味をもち、関心を寄せよ
・敵対心の強い人はつらい人生になる
・虚栄心は現実を見誤らせる
・一人で生き、一人で対処するな

続いて、第2弾が5月17日、第3弾が5月23日に公開されるようです(すべて正午公開)。
Yahooでも数日ずれて(5/17、23、29)公開されるようです。

3月末から4月末の東洋経済オンライン、婦人公論.jp、Web GOETHE(ゲーテ)に続く快挙です。
※このブログの一番最後をご覧ください。

2.同じく大田原さんからは、『超訳 アドラーの言葉』のオーディオブックがAmazonから17日(金)に発売されるということで、バナーの画像が届きました。

『超訳 アドラーの言葉』がオーディオブックで聴けるのは楽しみですね。

3.『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』(かんき出版、1,540円)などでヒットを飛ばしている大平信孝さん との対談Voicyが明日、公開されます。

大平信孝の目標実現ジム『やる気に頼らず「すぐやる人」に!』
    ↓
https://voicy.jp/channel/3038

5月14日(火)にヒューマン・ギルドで収録しました。

大平さんとの対談Voicyは、昨年の6月に公開されています。
一部無料でご視聴が可能です。

<前編>2023年6月3日【 特別インタビュー「ターニングポイント」 】Voi.0001 岩井俊憲
「勇気づけについて」:https://voicy.jp/channel/3038/540114

<後編>2023年6月10日【 特別インタビュー ターニングポイント 】Voi.0001 岩井俊憲 
「アドラー心理学全般などについて」:https://r.voicy.jp/v2mvlADYVrG

◎『超訳 アドラーの言葉』は、一般書店でも売れています。
有隣堂たまプラーザテラス店での模様をつちやしのぶさんが写真をご提供くださっています。
つちやさん、ありがとうございます。

このようにディスカヴァー・トゥエンティワンさんが編集、営業、Web担当まで一丸となってプロモーション活動をなさってくれて、著者冥利に尽きます。

**********************

東洋経済オンラインの『超訳 アドラーの言葉』

(1)東洋経済オンライン 2024/03/24 15:30
『「アドラーの本は難しい」と思われる意外な背景―自らの経験から考えた「劣等感」の向き合い方』のタイトルで『超訳 アドラーの言葉』の第1弾
     ↓ 
https://toyokeizai.net/articles/-/741310

(2)東洋経済オンライン  2024/03/26 17:00
『アドラー『嫌われる勇気』で生じた2つの「誤解」―「トラウマは存在しない」説と「課題の分離」』として『超訳 アドラーの言葉』の第2弾
     ↓ 
https://toyokeizai.net/articles/-/741493

(3)東洋経済オンライン  2024/03/30 16:30
『心理的安全性を説く100年前のアドラーの教えーアドラー心理学で一番大事な考え方とは何か』として『超訳 アドラーの言葉』の第3弾
     ↓
https://toyokeizai.net/articles/-/741523

婦人公論.jpの『超訳 アドラーの言葉』

第1弾 https://fujinkoron.jp/articles/-/11730?
「結婚生活が失敗する理由とは?『自己啓発の祖』アドラーが教える、パートナー選びで間違わないために見るべき3つのポイント」

第2弾 https://fujinkoron.jp/articles/-/11731?
「『自己啓発の祖』アドラーが、子育てについて残した言葉。自分に自信のない子どもに対して、取るべき行動とは?」

第3弾 https://fujinkoron.jp/articles/-/11732?
「『自己啓発の祖』アドラーが教える、他人を理解できる最大のチャンスとは?『性格とは、目の前の人に合わせて、対人関係に合わせて変わりえるものだ』」

Web GOETHE(ゲーテ)の『超訳 アドラーの言葉』

4月20日 仕事・人生の見え方が変わる! アドラーの言葉6選
https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20240420-adler-1

4月21日 「甘やかされた子どもは好かれない」アドラーが断言する、教育において大事なこと7選
https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20240421-adler-2

4月22日 「怒るのは、他人を支配したいから」「妬む人は責任転嫁をするから」心の不安定に効く、アドラーの名言6選
https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20240422-adler-3

4月23日 「優れていたい」が強すぎると病的になる。アドラー的、劣等感との付き合い方
https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20240423-adler-4

4月24日 ”運命を信じる”ことは、間違った心の支え。やる気になる、アドラーの言葉5選
https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20240424-adler-5

 

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私は現在、過去・現在・未来の時間軸で【原点回帰】+【現実直視】+【未来展望】の、それぞれ漢字四文字にこだわりを持っています。
【原点回帰】については、後日書くとして、今日は、【現実直視】+【未来展望】に触れておきます。

まずは【現実直視】について。

昨日は、4月23日に左手の指の切断箇所を縫合した部位の抜糸をしました。
風呂にも入ってよくなって、2ヶ月半ぶりに浴槽の中に自分の左手をたっぷり浸しました。
手が喜んでる感じがありました。

風呂の中で、さらには仏壇の前で残された指の一本一本をじっくりと見つめました。
左手の5本指の体積としては、半分が失われました。
逆に言うと半分が残りました。
親指はすべて、中指は7割ほど残り、人差し指、薬指、小指は、第一関節から先がほとんどなくなっています。
これから残された指を中心に、硬直した左手のリハビリをしながら活躍してもらいます。

「頼むぞ君たち!」
そんな言葉をかけたくなっています。

次に【未来展望】について。

私の夢は「人々をサポートする人たちをサポ―トすること」。
とすると、カウンセラーや講師もそうですが、やり残した夢として中小企業や起業を志す人のサポートする人たちをサポ―トすることです。
後者のために書いた本が『経営者を育てるアドラーの教え』(致知出版社、定価1,540円)です。

 

この本について致知出版社から致知BOOKメルマガ(5月12日)が発信されていましたので、コピペします。

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致知BOOKメルマガ(5月12日))

アドラー心理学を学ぶとなぜ経営の問題が解決するのか――。
『経営者を育てるアドラーの教え』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日本では当時ほとんど知られていなかったアドラー心理学と出逢って40年――。

船井総研の船井幸雄氏から「勇気づけの本物の伝道師」として称賛されるなど、アドラー心理学を日本に広めた第一人者として、経営者層からの支持も厚い、ヒューマン・ギルド社長の岩井俊憲氏。

20万人以上にアドラー心理学の研修やカウンセリングを行ってきた岩井氏が、初めて経営者向けに書き下ろしたアドラー心理学の著書が『経営者を育てるアドラーの教え』です。

本書の内容の一部をご紹介します。

…………………………………………
経営者にこそアドラー心理学が必要な3つの理由
…………………………………………

私は35歳で会社を退職したあとアドラー心理学を学び始めましたが、学ぶほどに「経営者にこそアドラー心理学が必要だ」という思いに到りました。
なぜアドラー心理学が経営に役立つのでしょうか。
それには大きく三つの理由があります。 

第一の理由は、会社にはさまざまな個性を持つ人間が参加しているということです。

会社を成長させるために、経営者はそうした人間の能力を正しく評価し、引き出していかなくてはいけません。
そのためには「人間をどう見るか」という人間観が絶対に欠かせません。
人間を肯定的に見るか否定的に見るかによって、その人の見え方は全く違ってきます。
アドラー心理学では人間を肯定的に見ることを教えます。
そして、そういう人間観に基づいて見れば、人間には無限の可能性があるのです。
経営者がそうした人間観を持つことが会社を成長させるもとになると私は思っています。

第二の理由は、アドラー心理学は、過去の原因は問わず、未来に向けて何ができるかを模索するものだということです。
この考え方は会社の目的・目標を見るということにつながり、非常に未来志向です。
過去の失敗を反省することはもちろん大切ですが、原因追及ばかりでは成長できません。
これは人も会社も同じです。
過去の反省を踏まえ、未来に向けて何ができるかを考える。
それが社員のモチベーションを高め、会社を前進させる力になります。
その点で、未来志向のアドラー心理学は経営に適していると言えるのです。 

第三の理由は、アドラー心理学のベースにある「勇気づけ」という考え方が組織を元気にするということです。
実際に、アドラー心理学を学んだ経営者が非常に生き生きとして元気になるという例をたくさん見ています。
経営に自信が持てるようになると同時に、人間の可能性を信じることによって「自分だけがひたすら頑張らなくても自分のチームの中に優れた人材がいる」ことに気づくようになります。
この経営者の気づきが社内全体を活気づけることにつながります。
社内コミュニケーションがよくなり、モチベーションが上がります。
社員が「社長は変わった」と思うようになると、経営者のビジョンも浸透しやすくなるのです。
日本人はネガティブ探しが得意です。
あそこが悪い、ここが悪い、親が悪い、周囲が悪いと欠点ばかり探しています。
でも、意外に見落としているのは自分自身の可能性です。
自分自身を見つめて自分の中にあるリソース(資源)・可能性を探してみると、意外にもたくさん見つかります。
「自分は大したことない」と思っている人でも、自分で自分を振り返り、周囲の人に自分のいいところを言ってもらうなどして、それを自分自身にフィードバックすると、いろいろな可能性が見つかってきます。
その結果、「そうか、自分にはこういういい面があるんだな」
「今までの生き方は間違っていなかったな」と、自分を肯定的に見ることができるようになるのです。
それが自信となって、可能性が開花していくのです。 
ネガティブな面にばかり目を向けていると、そうした可能性を発揮できません。
また、それを相手のニーズと結びつけることもできません。
これは非常にもったいない話です。
先に言ったようにアドラー心理学は人間を肯定的に見ようとしますから、一人ひとりの可能性を引き出すために非常に効果的なのです。 

ただし、アドラー心理学が過去の原因を問わないと言っているのは、人間の行動についてです。
経営手法について問題が生じれば、それは原因を探して是正する必要があります。
もっとも原因探しするといくらでも出てきますし、どうでもいいような夾雑物も混じります。
そういう点では、失敗の原因追及ばかり行うのは無意味ですし、とりわけ人間の行動に関してそれをやることは望ましくないのです。 

【本書にはこんな内容が掲載されています】

・経営者にこそアドラー心理学が必要な3つの理由
・アドラー心理学を用いた叱り方の2つのポイント
・失敗をした人には必ず敗者復活のチャンスを与える
・信用と信頼はどこが違うのか
・経営者は耳学問の大家になれ
・スタッフが牛耳り始めた会社はおかしくなる
・期待にはハシゴをかけろ
・共感とは、相手の目で見、相手の耳で聴き、相手の心で感じること
・相手を効果的に説得する5つのポイント
・イノベーションの一番の抵抗勢力になるのは、社長自身?
・社員の姿勢が変革のモデルにならなくてはいけない
・困ったときは10のアイデアを出せ
・ネガティブなフィードバックを歓迎する上司は必ず成長する
・感謝の見逃し三振はしてはいけない
・国も会社も人も、あらゆるものはミッションから始まる
・経営者の意識と行動が変われば、会社は変わる

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日のブログでハイブリッド(多元的)な学びの機会についてお伝えしました。
多元的の意味は、学びの方法だけでなく、学びの基盤についても言えることです。

私は大学時代、経営学を勉強していました。
そして、ビジネスの世界を生きて、中小企業診断士の資格を取り、その後、アドラー心理学の世界に入りました。
それまで培ってきた知識と経験からアドラー心理学がものすごくわかりやすく感じました。
その時、一番私の心に残ったのはアドラー心理学の目的論でした。
ビジネスの世界にも目的があるように、人間の行動に目的があることが腑に落ちました。
さらに私は仏教の勉強もしていました。
この仏教がアドラー心理学と親和性があることもうれしく感じました。

私の多元的な学びとは、アドラー心理学のアイデンティティを持ちながらも、その支えとして経営学と仏教とかかわり続けたのです。

1つの例を申し上げます。
心理学の世界の人はあまりにも目的と目標の違いについてわかっていないと思うことがあります。
それはゴールを目的と訳していることです。
「不適切な行動の4つの目的」という表現を見ることが多々あります。
ゴールは厳密に言えば目標であって、目的ではありません。
目的はパーパスです。

パーパスとゴールは明らかに違います。そのことについて過去のブログに書いていますのでご参照ください。

■2019年7月2日付けブログ「【目的】と【目標】の違いを知らない人が多すぎる」
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20190702

また私は、今回の命拾い体験を振り返ってみると、アドラー心理学も支えになりましたが、仏教を学び信仰していたことがとても大きなっ心の支えになりました。
私にとってアドラー心理学、経営学、仏教は、多元的な私のペースです。

3つの、多元的(ハイブリッド)の学びの基盤について申し上げましたが、2つあるだけでも効果がまるで違います。
私は音叉による共鳴現象のたとえを使います。
Aの学びと、異質なBの学びを照らし合わせたとき、この2つが共鳴現象を起こして、何か新しいものを創造する力になります。

多元的な学びは知識を知恵とし、そして共鳴する新たなものを生み出す効果があるのです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私は2月29日から計3週間医大病院に入院しました。
その間自分自身だけではなく、周囲の環境もじっくりと観察しました。

病院の状況観察すると非常に面白いことがありました。
その中の1つのエピソードです。

1度目の入院の際は、個室でWi-Fi環境も整っていて、なんら不便もありませんでした。
ところが、2度目の入院は旧い病棟で個室であってもWi-Fi環境もなく、私はとても困りました。
スマホを使ったテザリングの方法を試みましたが、うまくいきません。
この分だと4日間インターネットが使えないと落胆していたとき、救いの神がやってきました。

看護師のKさんに「インターネットのことは詳しいですか」とお尋ねすると「そこそこです」と答えが返ってきました。
そこでテザリングのサポートのお願いしました。
しかし、うまくいきません。
看護師さんは「ちょっと考えさせてください」と言って職場に戻りました。

夕食後、夜勤担当のその看護師さんは、案件を忘れることなく私の部屋にやってきて、私と連携しながら問題解決をしてくれました。
救いの神のように感じました。

2日後、その看護師さんは日勤として私を担当。
私に「何かお困りのことはありませんか?」と尋ねてくれました。
私は翌々日の退院を前に3つほど困ったこと、こうしてほしいことをお伝えしました。
彼女はそのことをパソコンに入力後、確認、そしてなんと3つとも実現してくれたのです。
その中には、他科の医師、薬剤師、ソーシャルワーカーとの複雑な連携があったにもかかわらず、私の期待とニーズをすべて完璧に実現してくれました。
今まででこんなことは初めてでした。

彼女の対応ぶりについては、看護師長さんがある案件でやってきたときに「こんな風なことやってくれたんですよ。とても感謝しています。今まで出会った最高の看護師さんです」とお伝えしました。
そのメッセージは、看護師長を通じてKさんにも確実に伝わっていたとお聞きしました。

『困った』『こうしてほしい』を解決することは、医療現場だけではなく、他のことでも同じように求められていると思います。

相手の『困った』『こうしてほしい』をサポートし、実現できると、そこにビジネスチャンスが生まれるかもしれません。
そのためには共感力、情報収集力、調整力、リーダーシップも必要です。

今でも担当されたKさんに心から感謝の気持ちを抱いています。
彼女には心からの感謝の気持ちを添えて『看護師のためのアドラー心理学』と『超訳 アドラーの言葉』をお贈りしました。

 

 

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

木金土の3日間のオンライン研修での体験をもとにお伝えします。

木曜日はアドラカウンセラー養成講座、金曜日はカウンセリング道場の特設コース、土曜日は午前中のカウンセリング道場のミドルコースと午後のアドラー心理学ベースコースを行いました。
みんなオンライン開催でした。
終えてみて面白いことに気づきました。

当然ですが、オンライン研修がすっかり定着したな、ということです。
コロナ前は研修と言えば、集合型が当たり前でした。
しかし、オンラインの形で各方面から受講者が参加できることを味わってみると、時代はハイブリット型、別名、多元的な学びの機会が来たなという感じがします。

昨日の午後は、ヒューマン・ギルドでアドラー心理学ベースコースを集合型(永藤講師)とオンライン(岩井講師)の2つのパターンで、受講者のご都合に沿って参加できるような開催の仕方をしたので、なおさらです。

カウンセリング研修についても、しばらく懸念が続いていました。
私は長らくカウンセリングスキルは集合型でしか伝え切れないと思っていました。
でも、決してそうではないということを確信いたしました。

2つのカウンセリング道場では私はカウンセリングでの対応として「広げる」対応、「深める対応」、「高める」対応の3つについてコメントました。

「広げる」というのは情報を広く収集することです。
「深める」ということは、その中の1点のエピソードを取り上げ、その出来事に対してどう感じたのか、どういう思いを抱いたのか、どういう対応をしたのか、それに対して相手役の方からどういう反応が返ってきたのか、そういうふうな具体的なエピソード展開をすることです。
洞察が深まります。
「高める」というのは、自分に起きている状況を俯瞰することです。
俯瞰の仕方としていくつかあります。
高い位置から鳥の目、鳥観図で見ること、さらには未来の視点から見てみること、客観視してスケーリングして見てみる、その他メタファーも使った方法もあります。
「広げる」「深める」「高める」対応についてオンラインでも充分伝えることが可能なことを確認できました。

もう一つの面白い現象として、多元的(ハイブリッド)な学びの機会について。
カウンセラー養成講座、アドラー心理学ベースコース講座後、一気にFacebookあるいはLINEグループが形成され、講座時間外でも受講者の方達と活発なやりとりが展開されました。
これも多元的な学び方の1つと言えるでしょう。

アドラー心理学ベースコース講座では、「大切にしたい3つの学び」として(1)講師から、(2)仲間から、(3)自分自身から、と伝えています。



ここで重要なのは、(2)の仲間からの学びです。
仲間からの学びは、あなたの学びの幅を広げてくれるからです。

以上のように考えてみると、学びというのは講座の場だけではなく、講座間も、講座後も多元的(ハイブリッド)な学びの機会を通じて仲間と共に、さまざまな手段で研鑽を重ねることではないでしょうか?

ヒューマン・ギルドでは今後ますます、「広げる」「深める」「高める」対応に留意しながら、多元的(ハイブリッド)な学びの機会を提供してまいります。
ご期待ください。

最後に、昨日開催のカウンセリング道場とオンライン開催アドラー心理学ベーシック・コースの集合写真を、ご同意いただいた皆様に感謝しつつ掲載します。


(カウンセリング道場:草島智咲さんご提供)


(オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース
天野英子さんご提供)

■アドラー心理学ベーシック・コースの今後の予定は、次のとおりです。 

アドラー心理学の基礎の理論を学び、生活に仕事に役立てられる講座です。

◆水曜4日間コース(会場参加型)
 日程:2024年7月24日.31日.8月7日.21日(水曜4日間)
 時間:全日10:00~17:00 
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/925

◆アドラー心理学ベーシック・コース 土日4日間コース(会場参加型)
 日程:2024年9月コース 9月14.15.28.29日(土日)
 時間:土曜13:30-19:00、日曜10:00-17:30
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/244

◆アドラー心理学ベーシック・コース 土曜コース(6日間・オンライン開催)
 日程:2024年10月5日.19日.11月2日.16日.30日.12月14日
 時間:全日13:15-17:15
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1159

 受講料:会員71,500円、一般77,000円(税込)、再受講30,800円(税込、会員限定、4名まで)

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

珍しい時間での更新になりました。
1日半のことをお伝えします。

昨日から今日の午前中にかけて貴重な体験をしました。
そのうちの2つのことについてお伝えいたします。

1.手のリハビリのこと
2.カウンセラーが育つ場について

1.手のリハビリのこと

昨日はご近所の信頼できる整形外科でリハビリをしてきました。
理学療法士が丁寧な対応していただいた他に、院長にも診てもらいました。
院長は冒頭、私の新刊『【新版】マンガでよくわかるアドラ流子育て』を見せてくれました。
ご近所の本屋さんでお求めになったようです。

事前にお知らせしていなかったのにこのような対応いただいたことにびっくりしました。
私たち夫婦はこの整形外科医に対してますます信頼の念を強めました。

妻のおかげで左腕の指の切断部分の予後はとても順調だそうで、院長も驚いておられました。
この院長は3人のお子様がいらっしゃり、奥様は共同で小児科の部分を担当していらっしゃいます。
歩いて5分のところにこのような医院があることがとてもうれしいです。

2.カウンセラーが育つ場について

昨日の午後は、オンライン開催第3期アドラー・カウンセラー養成講座(通期87期)を担当していました。

ご参加の方は13名(1人欠席)。
熱心な人たちが揃いました。


(写真撮影:野口久美子さん)

私は冒頭一人ひとりの自己紹介をお願いしました。
人、それぞれに人生の物語があることが確認できました。
これから計12日間、この人たちと学べることが楽しみで仕方がありません。

講座の内容については、アドラー心理学ベーシックコースで学んだ内容のおさらいをしたところ、皆さん特に目的論のところで究極目標についてかなり関心が強かったようです。
質問応答の貴重な時間になりました。
予定されたカリキュラムを全てこなすことができました。

そして今日は、午前中にカウンセリング道場の特設コース。
ベテランからカウンセラー養成講座を終えて間もない人まで10人が集いました。


(写真撮影:たけおめいさん)

こちらでも一人ひとり自己紹介をしていただきました。
聞きながら「人に歴史あり」の感を強めました

カウンセリングの内容としては、とかく自己否定に赴きがちなクライアント役に対して、3人の方がカウンセラー役を務めました。

三者三様のカウンセリングスタイル。
クライアント役の方は自分で話しながら自分で気づくタイプの方で、貴重な洞察を得られたようです。
私には、ネガティブでもポジティブでもなく、バランスを取る人で、「特別な存在でいたい」というライフスタイルの人のように見受けられました。

振り返ると、星野さん提供の番組で岩井の今後の展望について問われたことを思い出しました。
私はその時これからの私の使命は人をサポートする人をサポートすることと答えました。
カウンセリングで学び合うことは、ちょうどその使命と合致します。
今後アドラー心理学カウンセラーと研修講師を育て、私が自ら頑張らなくても、その人たちが次の時代を担うに違いない、と強く信じて、講座を地道に担当していこう、と信念を強めました。

昨日と今日の2つのカウンセリングの研修が、私の心のリハビリに役立ちました。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「NHKこころの時代」のテキストでもあるこの本を強くお勧めします。

その理由は次の3点です。

1.アルフレッドアドラーという人のある側面、さらにはアドラー心理学の黎明期の出来事を知るために
2.ヴィクトール・フランクルの人物像を知るために
3.著者の勝田茅生(かやお)さんの魅力に触れるために

この本はもともと「NHKこころの時代、宗教・人生の」4月から9月まで全6回コースのテキストです。
Eテレの講座のテキストですが、この本だけでも読む価値が十分あります。
さらに今後より関心が強まったならば、4月の放送終わってますが、5月から9月まで第3日曜日の午前5時から6時の間、再放送では同じ週の土曜日の1時から2時の間放送されますので、ご覧になることをお勧めします。

1.アルフレッドアドラーという人のある側面、さらにはアドラー心理学の黎明期の出来事を知るために

アドラー心理学の黎明期について知るためにこんなことをご紹介いたします。
高校時代にフロイトの本にも触れ、文通をしていたフランクルは、やがてフロイトの思想には批判的になり、1925年に大学生になって本格的に精神医学の道を歩み始める前に、アドラーの個人心理学会支部に入会します。

この本にはこんな記述があります。
この本の記述のままに紹介しますと、フランクルは、同門の仲間たちと「アカデミー医学的心理学会」を創設して副会長に就任しました。
アドラーが権威を振りかざすワンマンな性格だったこともあり、フランクはもっぱら学会の優秀な精神科医2人から個人心理学について学んでいました。
翌年、この学会の研究会でフランクルは講演を行った際に初めてロゴセラピー(「生きる意味」を見つけるための心理療法)という言葉を使用したそうです。
フランクルは21歳の学生で人生の意味について話をしたことになります。
フランクルは精神医学を学びながら、論文を書いたり、講演したりして、独自の心理学を構築していきました。

その間にアドラーの個人心理学に対して、だんだんと懐疑的になっていきました。
アドラーの思想に非科学的な部分を感じ取り、自身の探求する心理学とは相容れないと思い始めたようです。
そんなフランクルに対して、教え子に裏切られたように感じたアドラーは憤って、個人心理学会の総会でフランクの師である2人の精神科に反駁するように命じました。
しかしフランクルは、この2人を尊敬しており、また自分自身も個人心理学に疑念があったので、2人の批判にも根拠があると、自分の考えを正直に説明しました。
これをきっかけにフランクルはアドラーの怒りを買い、弁明の機会を与えられることもなく、個人心理学会を脱退させられます。
フランクルが22歳の1927年のことです。

アドラー派の人たちからは、語られないこんなエピソードもこの本には書かれています

2.ヴィクトール・フランクルの人物像を知るために

フランクルは、独自の境地を開拓し、従来の心理学の心理と身体の2つの人間の要素のほかに精神という第3の次元を加えて、ロゴセラピーの基軸に据えました。
身体的な病気であれ、心理的な病気であれ、病気を治す自己中力を発揮するのは精神だというのがフランクルの基本的な考え方になりました。

話は飛んでユダヤ人である彼は、ヒトラーの台頭とともに、ユダヤ人追放・虐殺、そういう機運に巻き込まれ、強制収容所で自分自身や周囲をしっかりと観察し続け、やがて自分の体験を講演で話そうとの決意を固め、ますます意味への意志に傾斜していきます。
その結果は、ベストセラーになった『夜と霧』、『それでも人生にイエスと言う』の2冊の本で知ることができます。

3.著者の勝田茅生(かやお)さんの魅力に触れるために

2.の内容の詳細を割愛して、最後に著者の勝田勝田茅生さんについて触れていきます。
勝田さんは1945年生まれで、今78歳か79歳かの人です。
上智大学文学部哲学科修士課程修了後、ドイツのミュンヘン大学博士課程を修了、2000年に南ドイツのロゴセラピー研究所で公認ロゴセラピスト資格を得ました。
50歳の時なります。
以来ドイツと日本を往復し、フランクルの人物像と思想を伝えるお仕事をされています。
セラピストとしては遅咲きの方ではありますが、この本を読むとドイツ語の文献をもとにした内容で、フランクルの人間像をどんな本よりも鮮明に浮き彫りにしていらっしゃいます。
この本では、フランクルのややこしい理論を棚上げして、徹底的に人間フランクルに迫る本となっています。

フランクルという人間像を知るためにも、そして意味への意志を大事にしたフランクルを理解するためにオススメの本です。

アドラーの一番最後の本(1933年発刊)が『生きる意味』(邦訳では『生きる意味を求めて』)というのも、かつての門下生からアドラーが逆輸入したようで、不思議な因縁を感じました。

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ドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日の3つのことについてお伝えします。

1.『超訳 アドラーの言葉』の重版(6刷)の件
2.渋谷クロスFM「プロフェッショナルリーダー~経営者人生の1ページ~」出演とその後の感動ランチのこと
3.夜のカウンセリング道場(チャレンジコース)

1.『超訳 アドラーの言葉』の重版(6刷)の件

昨日の午後、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンの編集担当の大田原恵美さんから『超訳 アドラーの言葉』の重版の連絡が入りました。

お待ちかねの増刷決定です!
6,000部の増刷が決まりました。
合計6刷 32,000部です。

の内容のメールが入りました。
ゴールデンウィーク中の売れ行きがよかったのも要因の1つになっているはずです。
1月26日発売以来、約100日で32,000部とは、すごい勢いです。
これもこの本を支援してくださっている方々のお陰と感謝申し上げます。

2.渋谷クロスFM「プロフェッショナルリーダー~経営者人生の1ページ~」出演とその後の感動ランチのこと

昨日12:00~12:50に渋谷クロスFM「プロフェッショナルリーダー~経営者人生の1ページ~」に生出演してきました。
オンエア前に星野友絵 さん(サイラスコンサルティング、星野書房代表)とスタッフの遠藤庸子さんと私と同行の妻が顔を合わせて間もなく、星野さんから妻に予想外の発言が出ました。
「美弥子さんもご出演ください」
第1のサプライズでした。

当日の話題は、次の6点でした。

(1)命拾い体験から学んだこと
(2)『超訳 アドラーの言葉』をベストセラーにできた秘訣
(3)大ベストセラー『マンガでやさしくわかる アドラー心理学』の英語版のこと
(4)『【新版】マンガでよくわかる アドラー流子育て』をもとにした子育て論議
(5)今後の岩井の展望
(6)岩井にとっての「プロフェッショナルリーダー」とは?

2週間ほどすると、アーカイブで視聴できますので、お楽しみのほど。

番組が終わってからがサプライズと感動の連続の、青山のCasitaでのランチタイム。
書いても書いても書ききれないほどなので、写真を中心にご覧ください。

・用意された個室には、10年近く前の妻の誕生祝の時の写真が
・シャンペン(ノンアルコール)に67冊と68冊目の本の写真入りのラベルが
・ナプキンには、それぞれのイラスト/ロゴマークの入った刺繍が
・デザートのお皿にはお祝いの言葉が
・デザート後のミルクには、ヒューマン・ギルドのロゴマークが

これらは、サプライズの半分くらいでしかありませんでした。     

         👇妻の誕生祝の時の写真

まるで数時間、竜宮城にでも行ってきたかのような感動体験になりました。
星野さん、遠藤さん、超特別なおもてなし、有難うございました。

■妻の美弥子も昨日のブログ(ままごと日記:https://polianna.exblog.jp/)に「華やかな日」として感動体験を書いていますので、ご覧ください。
     ↓
https://polianna.exblog.jp/33792350/

3.夜のカウンセリング道場(チャレンジコース)


(写真提供:口野重昭さん)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2つに絞ってお伝えします。

1.本日12:00~12:50に渋谷クロスFM「プロフェッショナルリーダーー経営者人生の1ページ」に生出演。
こちらでご視聴のほど
 ↓   ↓ 
https://shibuyacrossfm.jp/

3度目の出演になります。
これからカミさんと渋谷に出かけて、株式会社サイラスコンサルティング の代表取締役の星野友絵 さんに身を預けます。

2.昨日21:00から配信のYouTubeアドラー心理学専門チャンネルで「【アドラー心理学】命拾い体験から学んだこと」について語っています。
    ↓   ↓ 
https://www.youtube.com/watch?v=8-eRKlqifeg から

YouTubeをご担当いただいている安西光さんが「岩井先生の良さと凄さがギュッとつまった動画」としてFacebookでご紹介くださっています。

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