アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月15日)は、4月8日以来のテレワークの8日目。

カミさんが87歳の母親の病院行きに付き添いで出かけたため、日中の多くは一人で過ごしました。

また、大杉 潤さんがYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』で拙著『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』を配信してくださいました。
是非ご覧ください。

さて、コロナ、コロナの報道の中で「お店を閉めるしかないない」「家賃が払えない」「もう食えなくなる」など悲痛な叫びの声が聞かれます。

医療体制の整備と事業継続・生活支援は、共に推進しなければならない課題であるだけに行政の難しいところです。

私は、35年間ヒューマン・ギルドという会社を存続させてきた経営者であると共に中小企業診断士として48年のキャリアがある人間なので、後者に絞っていくつかの提言をします。

まず、心理的に「困ったらアイデアを出せ! 悩むのは棚上げせよ」ということです。

私が40年ほど前に信奉していたアメリカの牧師のロバート・シュラーは「お金がないのが問題ではない。アイデアがないのが問題だ」と言っていました。

困った事態が起きると人は悩みます。

悩むとだいたい、原因探しに入ります。
悪者捜しをします。

それは、評論家に任せておけばいいのです。

私は、シュラー牧師の考え方から「10メソッド」というのを使うことにしています。

ブレーン・ストーミングよろしく、発想に制限を加えず10のアイデアを出すのです。

実例を示すと、ヒューマン・ギルドは、設立早々存続の危機に瀕し、最高2,700万円の赤字を計上していました。

銀行は、お金を貸してくれません。

今、中小企業者が駆け込んでいる日本政策金融公庫には、3度融資を申し込んで3度断られました。

そこで、10メソッドの発動です。

・親族やお客様からお金を借りる。
・一部は父から借りてその預金を担保に銀行から借りる。
・お客様から借りて、一定期間が過ぎたら増資資金とする。




その後にまた経営危機が訪れたときは、最大限の銀行借り入れに加えて私、妻、息子のお金も出し尽くしました。

カードローン、個人的な銀行借り入れ、生命保険会社からの借り入れ、等々。

会社は、赤字で倒産するのではなく、経営者がギブアップしたときにつぶれることを経験から学びました。

何が支えになったか?

「アドラー心理学を普及し続けているヒューマン・ギルドは世の中になくてはならない会社なのだ」という信念でした。

その信念がアイデアを生み出し、その中から打開策が生まれてきます。

ただ、現在は策があっても肝心のお金を手にするまでには時間がかかります。

その難問をどうするか?

ロードマップ作りです。
スケジューリングです。

どうやって繋いでいくか?

銀行借り入れ、給付金の確保までに時間がかかるとしたら、個人的な資金でとりあえずやりくりするか、もう1つのお勧めは生命保険会社からの借り入れです。

生命保険会社は、私の経験では5.75%くらいの利子で積立額に応じて貸し付けを行っていましたが、今はこの緊急時無利子です。

これらで銀行借り入れ、給付金に繋いでいくのがお勧めです。

最後にもう一度書きます。

「困ったらアイデアを出せ! 悩むのは棚上げせよ」

「お金がないのが問題ではない。アイデアがないのが問題だ」

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