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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今の会社を辞めなさい。キッパリと!
辞める時点であなたには(再就職、自営のための)どんな強み(資格・才能・特技・情報・人脈など)がありますか? 洗いざらい点検してください。

今のカップル関係ををやめなさい。キッパリと!
関係精算の時点であなたにはどんな強み(自立心・資産・サポート関係など)がありますか? 洗いざらい点検してください。

あなたがもし、このような宣告を受け一晩このような心理状態で過ごすとしたら、あなたの心境はいかがでしょうか?

研修の2日目の午後から3日目(昨日)の午前中、このような心境で過ごしてもらうシミュレーション演習をを交えた研修をやってきました。

「可能ならあなたの配偶者や友人にそのことを伝え、その反応を確認してみてください」という課題も出しました。

翌日、その結果を全員の中で確認してみると、面白い反応が聞けました。

1年近く肩書がないまま、再就職支援会社から紹介された企業の面接もうまくいかず、1年近く経って

あなたに再就職の声がかかりました。なんと、あなたが辞めた会社です。
どんな心構えで何に重点的に取り組みますか?

という課題を設定して伝えると、今までとは違った心構えと視点で従来の仕事に意欲的に取り組むことが期待されます。

以降は、勇気づけをたっぷり伝え、自分自身との関わり、部下に対するリーダーシップが変わるようになります。

最後は、グループワークで会社のイノベーションに結び付け、自己宣言と感想発表で終わりました。

研修では「勇気」を中核に「人間力」「戦略力」「変革力」「影響力」の5つのキーワードを繰り返し繰り返しさまざまなパターンでお伝えしました。

この会社では8年目、16回目となる研修でした。

この会社の、私を補佐してくださったM課長の粋な計らいでチャットで「岩井先生へのメッセージ」を書いていただくよう依頼したら、A4用紙2枚にわたる感想が届き、私の大事な宝になりました。

その一部にこんな感想がありました。

「会社のその肩書がなくなったとき、無力の自分を痛感しました。『会社』『家庭』『個人生活』を大切にし、自分を見直します。3日間ありがとうございました」

この会社の人事部 研修企画グループ長は、研修の課題図書『人を育てるアドラー心理学』(青春出版社、1,380円+税)の第2刷の帯にこんな推薦の辞を書いてくださっています。
 
岩井講師は「リストラ模擬体験」という衝撃的なワークを実践される傍らで数々の心に残る言葉で受講生を勇気づけて下さる先生です。
自分自身を見つめ直す素晴らしい言葉に出会える本です。

 

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