おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
来週は1週間仕事ができないので、さまざまなことを処理していなければなりません。
かなり溜っていたメールの返信などの仕事をこなし、今週末の2つの研修の準備もぬかりなく行いました。
今日(11月29日)は、出社せず在宅で今しかできない仕事をします。
さて、宇都宮で アドラー心理学ベーシック・コース の初日を行っていたときのことです。
「精神的な健康」の部分で幸福をテーマにしているときに、『どうすれば幸福になれるか』から
(1)Havingの幸福論
(2)Beingの幸福論
(3)Doingの幸福論
の3つに言及しながら「皆さんにとって『よりによっての幸福論』はありませんか?」と語りかけました。
講座に再受講で参加されていた 毛塚 徹さん を例に上げて、建築会社の2代目でいればいいものを「よりによって介護施設を経営するようになることで独特の幸福はありませんか?」と問うたのです。
ちなみに、私のカミさんは、幼稚園の教諭として子どもを産んだ後に職場に復帰してもいいものを専業主婦を選びました。
私自身だって、サラリーマンとして転職すれば、それなりの企業に入れたはずなのに、不登校や非行の子どもやその家族の支援をしたことがキッカケでアドラー心理学の道に入っていきました。
このブログの読者の中にも偶然が重なりながらも、よりによって現在の道を選んだ人が多いのではないでしょうか?
そう捉えると、よりによって選んだ現在のポジションは、あなたのありよう、あなたが誰かの役に立っているというBeingとDoingの両方の幸福論を満たす、価値のある選択の結果だった、と言えるのではないでしょうか?
そんな人たちに私が高校生の時から大切にしていた次の言葉を贈ります。
「わが行く道に茨多し されど生命の道は一つ この外に道なし この道を行く」
(武者小路実篤)
<お目休めコーナー>11月の花(27)
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