おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
まず、緊急応募です。
9月17日(土)、18日(日)、19日(月)の3日間で開催する SMILEリーダー養成講座 に突然のキャンセルが出て、2人ほど受け入れが可能です。
参加条件は、ヒューマン・ギルドのプレミアム会員で、ベーシック・コースとSMILE(課題・宿題も)修了者であること、です。
「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 の講座を開けるようになります。
さて、8月8日(月)に高野山に行って、そのことがきっかけになって再び読み直した本の紹介です。
弘法大師空海の生涯をたどりつつ、仏教を学んでいる人間でも理解が難しい真言密教を、ひろ さちや氏らしいたとえを使いながら、噛み砕いて書いてくれている本、『空海入門』(中公文庫、700円+税です。
ちなみに、ひろ さちや氏は、どんな学者・僧侶よりも仏教をわかりやすく伝える著者で、『般若心経入門―生きる智慧を学ぶ』 (日経ビジネス人文庫、669円+税)は、あらゆる般若心経の入門書の中で一番納得できる本です。
話を戻すと、『空海入門』は真言密教が仏になるために生きる仏教でなく、まるで仏のように生きる、まさにAs if の仏教であることがすっきりわかる本です。
遣唐使として唐に渡りながらたった2年で帰国してしまった理由、空海と最澄の蜜月時代と喧嘩別れの背景までさらっと書いてあり、日本の生んだ大巨人/大天才の空海の人間らしさにもニンマリとできる本(文庫)です。
日本の仏教を知るためだけでなく日本文化をするためにも空海の名前だけでなく足跡や貢献を知ってほしくてこの本を紹介しました。
読書の秋の9月、お彼岸の前後でこの2冊くらい読んでおきませんか?
今日、私はANA機で酒田に2泊3日の出張に出かけます。
<お目休めコーナー> 9月の花(5)

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