アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

つい先日の日曜日に アドラー・カウンセラー養成講座 を終えた人の多くがフェイスブックでグループを立ち上げ、自主的な勉強会を始めようとしています。
私は、このような動きを大歓迎しています。

昨日(3月24日)は、試験の採点を終え、今日26人に通知をお送りします。

17:00に会社を去り、家の近所のらくらく整体で1時間、体をほぐしてもらいました。
1時間施術された原さんからは「背中がパンパンでしたよ」と言われましたが、私は30分ほど寝ていたようです。

ところで、このところ『勇気』(英語では"courage")に強いこだわりがあります。

拙著『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(金子書房、1,800円+税)では、勇気を「困難を克服する活力」と定義しています。

勇気づけの心理学 [増補・改訂版]
岩井俊憲
金子書房

このいきさつは数日後に書くとして、『ブリタニカ国際大百科事典』で"courage"を引いてみました。
すると、こう書いてありました。

「勇気は倫理学において、道徳的当為、義務のために何ものをも恐れずに自己を貫き通す永続的意志と定義される」

そして、プラトンが勇気を知恵、節制、正義と並ぶ4徳の1つとしていることが書かれていました。

ちなみに、「当為」という言葉は、哲学、倫理学でよく使われるのですが、ドイツ語の"Sollen"、英語の"should"で「なすべきこと」「あるべきこと」と理解しておけばよく、「道徳的当為」は「道徳的にはこうあるべき」と言えます。

こう考えると、勇気が昨日ブログに書いた「自己規律」と大いに関係しているような気がします。
バジル・クリッツァー先生 が規律を「自分にとって大切なことを、気分ではなく、価値観によって毎日選択すること」と言われたことの重みを再度味わいました。

<お目休めコーナー>3月の花(19) 

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