アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ





おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

以前お知らせしておりました『児童心理』2008年12月号臨時増刊「子どもを勇気づける心理学―教師と親のためのアドラー心理学入門」金子書房から出ました!

アドラー心理学が1つの雑誌の特集号になるのは、初めてのことです。

しかも、分担執筆者28人中25人がヒューマン・ギルドの会員です。




特集号は、アドラー博士シリーズで有名な星一郎さんの巻頭言「いま、なぜ『勇気づけ』なのか」から始まり、「基礎理論編」、「実践応用編」、「Book Guide」、「コラム」、「編集後記」と続きます。

私は、「基礎理論編」で「勇気づけの原理」を担当し、「そもそも勇気づけとは何か?」と「勇気づけの5大原理」を書いています。


ここでは、『児童心理』誌の編集責任者のお1人で、この号の提唱者であられる諸富祥彦先生(明治大学教授)の「編集後記」の一部を紹介させていただきます。

(アドラー心理学は)クラスの中で生じる子どもたちのさまざまな問題行動を、見事に解き明かし、その対処策を教えてもくれる。実際、1990年代の後半に学級崩壊が社会問題として騒がれた折に、フロイト派もユング派もロジャーズ派も認知行動派も・・・・つまりは、現代の主要な心理学理論のいずれも、教師が納得のできる理論的な根拠と処方箋を示すことはできなかった。そのなかで、唯一異彩を放ち、書籍や週刊誌などを通して、クラスで起きる問題の心理と処方箋を明確に説いていたのがアドラー心理学であった。

もう1つ、アドラー心理学の最大の魅力の1つは、この心理学に惹かれて集まる人々のあたたかさにある。たとえば日本のロジャーズ派は共感とか受容とか言うけれど、実際に会ってみると、意外に冷たかったり、専門家ぶっていたりする。けれどもアドラー心理学は違う。じつに、あたたかい人がなぜかこの心理学の周りに集まる。そして実際、こちらが落ち込んでいるときなど、見事に勇気づけられてしまうのだ。

こんな魅力ある心理学なのに、なぜか、アカデミックな分野ではほとんど知られていない。本号が日本におけるアドラー心理学の健全な発展に多少でもお役に立てれば幸いである。


ありがたいお言葉です。

こんな『児童心理』2008年12月号臨時増刊「子どもを勇気づける心理学―教師と親のためのアドラー心理学入門」(金子書房)ヒューマン・ギルドでは大量に仕入れました。
ご注文ください。
数量割引もございます。ご相談のほど。

本体971円(税込み1,020円)

売れ行きがいいと、増刷にはならない代わりに単行本になります。
みんなで単行本にしましょうよ。


<お目休めコーナー> 宇都宮駅の餃子像(右)



11月10日(昨日)入院中の義姉を宇都宮に見舞いに行った折に撮影してきました。

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