井内利彰

競馬に携わってます

緊急告知です

2010-10-30 | Weblog
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昨年春に東京競馬場行わせていただいた交流会を台風が回避しそうな状況なので、急遽行いたいと思います。

~新書発売に関する交流会のお知らせ~

[日時]
10月31日(日) 13:00~14:30頃まで

[場所]
東京競馬場 フジビュースタンド3F センターコート付近

[内容]
10月29日に発売された『100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ~超抜のデキを調教欄から見抜く方法』の本文に関する質問や調教に関する質問、またお手持ちの新書にサインが欲しいといった方々との交流会にしたいと考えております。
※当日、新書の販売はございませんので、新書をお買い求めの上、お越しください。

もちろんJRA公認のイベントではなく、急遽個人的に考えた企画です。机や椅子といったものはありませんし、前回同様にスタンディング形式でお話させていただくことになると思います。
上記時間中はセンターコート付近にずっと居ると思いますので、軽いノリで参加していただければ幸いです。

本日発売

2010-10-29 | Weblog
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いよいよ新刊が本日発売となりました。
予約開始の時点でもたくさんの方に購入予約をしていただいたようですが、発売初日も同様にたくさんの方に購入していただいているようで、本当にありがとうございます。

今回はご要望の多かったローカル競馬場の適性調教についても記させていただきましたが、今なら福島開催でご利用していただけると思います。

ちなみに新書に記した福島芝1200mの攻略と調教欄を参考にすると、福島12Rで面白そうなのはクインズプレイヤーがピックアップされるでしょうか。

今日の2歳は帯にご協力いただいた松永幹厩舎と音無厩舎。

まず先週の競馬で消化不良だったクリアンサスですが「次は変われると思う」ということで、11.14京都芝1600mへ。
今週、CWで15-15程度の追い切りをやったシェルエメール、ブランシェールの2頭は6回京都の後半あたりで使うとのこと。前者はマイル以下、後者はマイル以上でのデビューになりそうです。

そして今週のデビューも視野にあったフラムティードは11.6京都ダート1400mへ。
「芝でもいいけど、適当な距離がない」ということでダートだそうですが、この使い方はラインクラフトなんかと一緒。
先生の手応えも良いみたいなので、来週が楽しみです。

続いて音無厩舎。

なんといっても気になるのはソルデマーヨ。
予定は11.14京都芝2000mになったようですが、以前に聞いた時は少し怖がりだという話だったので、その点を聞いてみると「そんなことないよなあ」と担当する竹中助手に声を掛けて「たまに物見するくらいはありますけど、馬は平気ですよ」と問題ない様子。

レースまであと2週ありますし、先生のトーンが悪くない以上は追い切りの様子はちゃんと見ておかないといけないかも知れません。

ちなみにゲート試験に合格していたダノンクルソラは放牧に出され、去勢手術を受けたということでした。

最後に昨日もお伝えしたホーマンフリップ。

安田先生から「追い切り後も変わった様子はないので、一応、ファンタジーSに登録する予定です。ただ、2週目の東京、3週目の京都の平場も視野に入れているので、現時点ではどこを使うかは分かりませんね」と教えていただきました。

つまり、

11.6 ファンタジーS
11.13 京王杯2歳S
11.14 赤松賞
11.20 2歳500万下

の4レースが次走候補になっているようです。
先生は「来週になれば、はっきりすると思います」と締めてくれたので、また決まり次第、情報をお伝えしようかと思います。

日曜どうなる

2010-10-28 | Weblog
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今朝のトレセンの話題はタイトルの通り「日曜開催が危ない」という内容ばかり。

中止になるとすれば、当日しか分からないでしょうから、これが影響するのは前日に輸送される関西馬。
翌日に順延されるだけであれば、到着翌日の日曜日に軽く乗れば、大きな問題にはならないでしょうが、翌週に順延されるということになれば、さあ大変。

一旦、東京競馬場に到着した馬が再度栗東へ向けて出発。
そして中間には調整して、再び東京競馬場へ輸送されることになります。

馬のことを考えると、天皇賞秋が翌週へ順延になることは関西馬にとって非常に大きな事になりそうです。

もっと大変になりそうなのはアーネストリー。
鞍上佐藤哲三ジョッキーは来週末にブリーダーズCにエスポワールシチーで参戦予定。
もし天皇賞秋が同じ週になってしまうと…、どうなるんでしょう。

今朝は先生ともそんな会話もしていましたが、もしかすると現実になってしまうかも知れません。

さて今朝注目していたのは昨日お伝えしたホーマンフリップの追い切り。
時計的には15-15程度、その走りも非常に楽な感じで少し物足りないというのが僕の印象です。

これを終えてから馬がどんな様子なのか?
もしお伝えできれば、明日にでも今後の予定などを聞いておこうと思います。

明日の追い切り次第

2010-10-27 | Weblog
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今週は天皇賞秋ということで、佐々木厩舎アーネストリーへの注目度が非常に高いみたいでした。

追い切り時には坂路モニターの前に取材陣が多すぎて、一種異様な空気さえ漂っていましたが、関係者には全く関係なし。

坂路のスタート地点に向かう途中で立ち止まる仕草を見せましたが、走り出すと実にスムーズ。テンの1Fはゆっくり入りましたが、その後は12.8~12.0の速いラップを踏んで、最後は12.7秒でフィニッシュ。

開場直後はサマーウインドの49.9秒も出た馬場ですが、1回目のハロー直前から後は比較的時計を要す馬場。前日に雨が降っていたので、当然の状態でしょうね。

馬場から上がってくる姿は少し立派すぎるような気もしますが、それだけパワーがついたのかも知れません。そのことを先生に話すと「宝塚の時とは違うからね」と今はなにも心配するところがないといった様子です。

話は変わってホーマンフリップ。
安田先生がオーセロワの時計を聞きに来られた際に聞いてみると「先週は少し疲れが出て様子を見ていましたが、CWに入れて、坂路に入れて見たら、状態が良いので、明日追い切りをやってみて、それ次第ではファンタジーSに登録してみようと思います」とのこと。

追い切りの動きやその後の様子次第で、ファンタジーSを使うか、または放牧に出すかは決めるようですから、とにかく明日次第ということですね。

最後に再入厩の日が待ち遠しいエイシンモンジューですが「だいぶ良くなってきたけど、入厩はまだ」と西園先生。
「年内には帰ってきます?」との問いには「そのつもり」と返ってきたので、目処が立てば先生から教えてもらえると思います。

来週デビューです

2010-10-26 | Weblog
画像は来週、福島でデビューする予定のジャズと赤池助手。
赤池助手がカメラに向けてポーズを決めている間もじっとしているおりこうな新馬です。

ちょっと頭の高い走りは気になりますが、追い切りの動きは週増しに良くなる感じ。
今週はもっと動いてくれそうな気がします。

さて今日は中竹調教師が「勝てなくてゴメンな」と謝っていただいたオペラモーヴから。
レースっぷりは勝って当然という走りでしたが、まさかのイン差しに屈して2着。

「レース中に捻挫したみたいで、重症ではないけど無理せず放牧に出すわ」ということで大山ヒルズへ。ただ長期ではないようなので、阪神開催の頃には再びターフへ戻ってきてくれそうな雰囲気です。

続けて中竹厩舎からは先週、東京で新馬勝ちしたブレイドバローズ。
「(北村)宏は芝でも走れそうですって言うから、11.28ベゴニア賞で芝を試すか、11.23兵庫JGかを思案中」とのこと。放牧に出すと地方への登録ができなくなるそうなので、このまま在厩するそうです。

本命は決まりました

2010-10-21 | Weblog
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エイシンフラッシュの菊回避は残念なニュースですが、馬券的には群雄割拠、非常に面白くなった感じもするレース。
今朝の追い切りでも目移りする絶好の動きを見せた馬が多く、非常に悩むところですが、ここは菊花賞。しっかりした調教データで本命は決まりました。

さて今日は2歳馬情報。
まずは先日放牧に出たとお伝えしていたアルゴリズム。

安田調教師から「11月下旬には戻そうと思います」という言葉を聞けたので「ひょっとしたら年内使う可能性もありますか?」と聞くと「様子を見て使うかも知れません」とのこと。特に馬に問題があるという放牧ではなかっただけに、すんなりどこかで使うかも知れませんね。

来週帰厩する予定のグレープブランデーは11.21のもちの木賞。「結果次第ですが」と先生は全日本2歳優駿を狙っているようです。

気になるのはサトノレジーナ(母サクラサク2)ですが「入厩の準備が出来次第、牧場から連絡をもらうことになっています。あくまで予定ですが、11月頃には入厩できると思いますよ」とのこと。年内デビューは厳しいかも知れませんが、見える範囲でのデビューはしてくれそうです。

デビューといえば、11.6京都芝1600mに使うのがレッドディアーナ。
当初、この馬に対するトーンがあまり高くなかった先生ですが、このところは長所ばかりが会話の中心。調教を積んで良くなってきたようです。

あとは今週出走組で宮本調教師が力こぶのタイセイジーニアス、中竹調教師も力こぶのオペラモーヴが馬券的には面白いかも知れません。

時が経つのは

2010-10-20 | Weblog
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新書作成に乗り出したのが今年の夏。
当時は随分と先の話だと思っていましたが、もう来週発売というところまで時は過ぎています。

そして発売すれば、すぐに有馬記念がきて、2010年の競馬も終わるんでしょうね。
そうすると、2011年の競馬がスタート。本当に時が経つのは早いものです。

しかしこんなしみじみしている場合ではなく、不振続きの鉄板調教でそろそろホームランを打たないといけません。

果たして菊花賞がその舞台となるのか?
現時点では「このデータで本命を決める」というのがありますが、明日の追い切りが終わってみないと、それは分かりません。

明日は2歳情報をお伝えしようと思います。

公開ドラフト6位が来週デビュー

2010-10-15 | Weblog
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今朝の2歳馬情報は新書の帯に登場していただいた松永幹夫先生から。

クリアンサスは予定通り、10.23京都芝1600mへ出走を予定。
先生に追い切りの感想などを聞いても、決して強気なコメントが出てくるわけではないのですが、至って順調なようです。

また、母が中山芝1200m時代のフェアリーSを勝っているフラムティードは10.31京都芝1600mあたりを予定しているとのことでした。

次をどうするのかな?と思っていたヴェイロンは放牧に出すとのこと。
帰厩時期は未定のようですが、先生の口ぶりから年内で使うことはなさそうです。
それにしても「北海道で使わなければよかったかなあ」と後悔している先生の表情を見ていると、あらためてレース選択の難しさも感じます。

続いて中竹先生から聞いたダコール。

「初戦から動けると思うよ。今週の追い切りはブレイドバローズに遅れたけど、内容的には良かった」ということで、10.31京都芝1600mを予定しているとのこと。

同じ週にエンリルを使う予定もあるようですが、こちらはコメントから初戦向きではなさそうな雰囲気でした。

帯、付きました

2010-10-14 | Weblog
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10月29日発売の新書の帯付き画像を編集者から送ってもらったので、今日からはこの画像を使用したいと思います。

今回の「帯顔」は幹夫先生と音無先生。
無理なお願いを即答でお引き受けしてくださって、本当にありがとうございます。

さて、今朝の追い切りで最も注目だったのは、武豊騎手騎乗のダノンバラード。
先週同様のDPでしたが、違ったのはこれまで先行していた形から追走になったなった点。

「走るのは分かっているし、今週はしっかりやっておきたかったから」と先週まではダノンバラードに騎乗していた大久保助手がグランドチャペルで先行。快調なペースで飛ばします。

ところがバラードの手綱は動くどころか、あっという間に内から併走して、あとは突き放すだけ。
初めてこれだけやればバテても不思議ないラップでしたが、最後までしっかり、余力も十分にフィニッシュしました。

父のように「飛んで、沈んで、弾んで」というほどのフットワークではありませんでしたが、そんなのは当たり前。しかし新馬にしてはすごくしっかりとした走りは印象に残ります。
来週がいくら強力メンバーでもこの馬が中心なのは間違いないでしょう。

秋のGⅠシリーズ

2010-10-13 | Weblog
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今朝は特殊ゼッケンの追い切りが多くて大忙し。
時にはいつも時計をとっている人の馬も「今からアニメイトバイオがやるんで」とか言いながら断らなくてはいけない、時計をとらなければいけない馬がたくさんでした。

これに加えて昨日撮影できなかったエイシンフラッシュの画像を撮影するために、追い切りが終わったを自転車で追い掛ける始末。あれが朝一じゃなくて本当に助かりました。

そんな追い切り時間に僕の横に来て「残念でした」と呟いた安田隆調教師。
もちろん対象は東京で負けたアルゴリズムです。

「出遅れただけじゃなくて、前が詰まってたこともありますよね。ここで思い切って放牧に出します」と先生。「地方のダート重賞はグレープブランデーに頑張ってもらいます」ということで、アルゴリズムはどうやら年内休養になりそうです。

先生に頼まれたオーセロワがDPに登場する前に「母サクラサクⅡはどうですか?」とお聞きすると「まだ傷は残っているようなんですが、乗り込みは始めています」とのこと。目処が立っていれば、日付を教えてもらえると思うので、その日まで気長に待つしかありませんね。