井内利彰

競馬に携わってます

訂正します

2010-09-30 | Weblog
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昨日のブログに書いた「ダッシャーゴーゴーが鉄板調教ではない」という点に関して。
正確には鉄板調教なんだけど、鉄板中の鉄板にはならなかったということです。

つまり馬券的には買うことになると思うので、競馬予想TV!などを予想を見た方が「消しとちゃうんかい!」とならないように訂正させていただきました。

さて今朝は結構追い切りが多かったことや新書の追い込み取材があったので、2歳情報は母エアメサイアのエアワンピースだけ。

「ゲート試験に合格した翌日に放牧に出したよ。化骨がまだ出来ていないから、成長待ち」と笹田調教師でした。

あとはダノンバラードの追い切りを見ましたが、重心の低い走りですごくいいですね。
ちなみに担当するのはサタうま出演経験もある田重田助手(シュプリームギフト)です。

復帰戦、早まる

2010-09-29 | Weblog
今朝のダッシャーゴーゴーの追い切りが、安田隆厩舎の鉄板調教には該当しなかったことを生意気にも先生に話し終えた後(先生は納得していましたが)、「これからフリップが追い切ります」と教えてくださいました。
※画像は先週撮影したホーマンフリップ

「来週ゲートの再試験を受けて合格すれば、りんどう賞に使います」と先生。
ここでもお知らせした通り、当初はかえで賞の予定でしたが「具合がいいので」と復帰戦が早まった理由を教えていただきました。

先生は「馬体は20キロくらい増えてますね」と教えてくれましたが、双眼鏡で見る馬体はすごく張りがあって重いというよりも、充実してるという感じ。

坂路でもすごくスムーズに乗れていましたし、あとは再試験だけですね。
ただここにはエーシンジェネシスが出走してくるだけに…。

よく考えたら、ジョッキー被りますよね?
そんなことを聞かずに話を終えてしまったので、また聞かなくてはいけません。

安田隆厩舎と言えば、来週はアルゴリズムが東京遠征。
どうやら同じレースに先週の勝ったマルコフジ、佐々木厩舎のエリモミヤビも参戦予定。

これからは新馬だけでなく、500万下の競馬にも注目していかなくてはいけませんね。

いよいよ来月発売

2010-09-25 | Weblog
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100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ
"超抜"のデキを調教欄から見抜く方法 (競馬王新書)

つい先ほど、担当者K氏から上記新書の「予約を始めました」というメールを頂きました。
アマゾンで確認すると、10月29日発売予定になっているにも関わらず、すでに競馬本の上位にランクインしているようです。

現在、皆様のご期待に沿えるような内容にできるよう、鋭意作成中でございます。

今回は厩舎の鉄板調教ページも随分と増やしましたが、その中から明日の出走馬で該当している超抜なデキの馬をピックアップしておきましょう。

阪神7R
メイスンファースト
阪神8R
サンダーセブン

どちらも栗東滞在の小島茂之厩舎の管理馬ですが、思いっきり鉄板の仕上げ。
どうして鉄板の仕上げなのかは新書を見ていただければ幸いです。

もし、この2頭が馬券にならなくても、予約を取り消さないでくださいね…。

今度はきれいに

2010-09-24 | Weblog
画像は火曜日に撮影したモータウンサウンド。
前回は陽の加減で馬体が影になっていましたが、今回は幾分きれいに撮影できました。

中間の様子は競馬王本誌のトレセンレポートに掲載されているので、そちらをご覧いただきたいのですが、印象に残ったのは中山助手の「(先週の野路菊Sを勝ったウイン)バリアシオンに似た雰囲気を持っている」というコメント。

エーシンジェネシスが入厩してきた時も「オスマンより走るかも」と話していたのが中山助手ですから、コメントの信頼性は抜群。今後が楽しみですね。

さて競馬王本誌に掲載できなかったところで宮本厩舎の新馬を紹介しましょう。

神戸新聞杯に出走しているビッグウィークの半弟にあたるタイセイジーニアス。
昨日は馬場が悪い時間帯に坂路4F54.6秒をマーク。

宮本調教師は「初めての追い切りだったから2F追う指示を出したんだけど、速い時計が出たね」とご満悦。そもそも期待度も高い馬でしたが、これから調教を進めていけば、もっと評価が上がってきそうな予感。デビューは京都の後半あたりになりそうですね。

ちょうどこの時期にデビューして新馬→プラタナス賞と連勝したナリタスプリングの半弟ナリタサジタリウスですが、こちらはあまり先生のトーンも高くなさそうでした。

ゲート試験に合格すれば放牧に出すプランもあるとのことで、スプリングのように早い時期から活躍する、というわけにはいかないかも知れませんね。

今週出走

2010-09-23 | Weblog
画像は今週デビュー予定のエーシンジェイワン。

今朝の追い切りは2歳で一番時計の50.8秒。
厩舎スタッフの話では「モンジューより走る」ということですから、モンジュー推奨者としてはジェイワンに走ってもらわなくてはいけない状況になりました。

しかしながら同じレースに出走を予定しているグレープブランデーの安田先生もどうやら自信ありげな感じ。
白井厩舎のウィンザーフラッグも含めて、三つ巴の対決になりそうな予感です。

初戦は4着

2010-09-19 | Weblog
阪神競馬場から新馬速報です。

非常に注目度の高かった阪神芝1800mの新馬戦でしたが、断然の人気を受けた画像のリフトザウイングスは4着。
下見所ではかなり気合が乗っていましたし、レースは超スローになったことで少し引っ掛かっていました。それが最後の瞬発力勝負で抜け出せなかった要因かも知れません。

同じく下見所でかなり気合が乗っていたヴィジャイが5着。
こちらも同じようなことが言えるのかも知れません。

レッドデイヴィスは下見所でも良く見えましたが「いい位置で競馬してくれたしなあ」と音無調教師。切れ負けした印象は拭えませんが、叩いて次は非常に楽しみです。

楽しみという言葉はどの馬にもあてはまりそうで、レース後に佐々木晶調教師が「いい馬が揃ってたぞ、このメンバーからダービー馬が出てもおかしくない」とぽつり。

それぞれの次走にも注目してみたいと思います。

上手に撮影できませんでした

2010-09-17 | Weblog
早速、昨日の文末で名前を出したホーマンフリップについて安田隆行調教師に聞いてみました。

「ゲート練習は順調ですよ。もともと栗東ではゲートで大人しかった馬なので。それでもしばり(ゲートで駐立の練習をすること)をやった初日は暴れていましたけどね(笑)。けどそれも慣れたら何もしなくなりましたよ。本当はりんどう賞(10.9京都芝1400m)に使えたら良かったんですけど、そのレースになると再試験を受けてから日が浅すぎるんで、今のところはかえで賞(10.24京都芝1400m)を予定しています」とのことでした。

当初は来週のダート1800mを予定していたグレープブランデー。
先生が「追い切りはダッシャーワンに劣ると思いましたが、負けずに動きましたね」というように調教は良いのですが「ゲートも悪くないので」と最終週の中山ダート1200mに行くプランも浮上しました。

来週の追い切り次第だそうですが、これは初戦から走ってきそうな雰囲気がありますね。

あと今週の馬券としては先生が「出負けして外を回ったのに、勝負どころでは見せ場十分の脚が使えました。叩いて上昇しています」という2札幌4-1のウォーターデュークがよろしいのでは。

そして画像は1週前に撮影した松永昌博厩舎のモータウンサウンド。
そう、サンテミリオンの半弟です。

こちらは今週ゲート試験に合格したので「京都で使えるかも」と松永昌博調教師。
今後は速い追い切りも課されていくでしょうから、どんな動きを見せるか楽しみです。

ダービー馬の加速力

2010-09-16 | Weblog
昨夜から降り続いた雨中で行われた今朝の追い切り。

そんな中でも「ええもんみたなあ」と思ったのがエイシンフラッシュの追い切り。
先行したダノンゲットウィンを追走しましたが、直線に向いて並びかけるかと思いきや、そんな瞬間もなく、抜き去る鋭い伸び。

ダービーの追い切り時に鮫島騎手がギアの話をしていましたが、それを彷彿させる加速力でしたね。
調教量自体は少ないと思いますが、すでに走る状態は整っていると思います。

さて今日の画像はエーシンジェイワン。
デビュー戦が決まったかと思い、西園調教師に確認すると「日曜に時計を出して良ければ、来週のダート1800mに」と教えていただきました。

当初は次開催っぽいトーンでしたが、すでに時計が出たこともあるんでしょう、使う可能性は非常に高い気がします。

その話を聞いていると、ゲート練習していたのがドクターラオウ、ラヴアンドサンクスの下になるプリティアクィーン(母イアラスーベニア)とサダムパテック(母サマーナイトシティ)。

確かサダムパテックはPOG取材時のトーンが高かったと思ったので、それについて聞いてみると「大西オーナーからは素質のある馬を預かっていたのに結果を出すことができなかったので、なんとかこの馬で」とのこと。

あとは先週のダート未勝利を快勝したアルゴリズムについて安田隆調教師。
「ダートだと体がぐっと沈んで走りが違うみたいです」とのことで次走は東京のプラタナス賞。

「今度はテンからダートですし、更に期待できると思います」と先生。あの話っぷりではダート路線へ突き進んでいくことになりそうです。

ホーマンフリップやらも聞きたいところですが、このあたりに関しては明日再度聞くようにしたいと思います。

ようやく秋の気配

2010-09-15 | Weblog
今週に入って朝晩が涼しくなったことで秋の気配を感じたというのは間違いありませんが、今朝の追い切りで春のクラシック路線を賑わした馬が続々と時計を出している様子を見て、もう秋やなあと感じたわけです。

今朝はあまり2歳情報を仕入れていないので、昨日と今日聞いたことを簡単に。

まず昨日、音無調教師に聞いたのはソルデマーヨ。
以前に聞いた話だと、そろそろ入厩してもおかしくないのかなと思っていたので、どんな状況か聞いてみると「もうグリーンウッドにいるから、そろそろかな」ということでした。

続いて今朝、松永幹調教師に聞いたのはテラノイーグル。
先週の段階では来週の芝1600mということでしたが「もっと時間を掛けて仕上げた方と思うので」ということで、デビューは再来週以降ということになりそうですが、予測では京都あたりになりそうですね。

そして最後は画像のエアワンピース。
今朝はゲート試験を受けたようですが、合否や近況などは把握しておりません。
笹田調教師を見つけ次第、話を聞いて、また報告します。

知らないうちに

2010-09-10 | Weblog
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いつもなら週末のレース、特に今週は予想TV!もあるので、京成杯AH&セントウルSの情報収集に力を注ぐんですが、新書に関する聞き込みも進めていかないといけない状態。

なかなか大変でしたが、充実した時間はあっという間に過ぎていきました。

そんな中で今日の2歳馬情報トップはダノンバラード。
池江パパから「ゲートに合格したわ」と一言。

えっ!!と思ったのは入厩していることすら知らなかったので、まさかゲートに合格しているとは思いませんでした。

「8月下旬に札幌に入って、昨日9日にゲート合格。牧場でも進んでいたけど、思っていた以上に順調に来ているね。再来週にはこっちに積むようにするわ」ということなので、どうやら10月の京都開催にもデビューする可能性が出てきました。

先生がこの馬の話をする時は常に「うちの中でも…」という言葉が出るだけに、いよいよ真打登場といったところでしょうか。

真打と言えば、友道厩舎の2歳四番打者のアドマイヤスコールが9月4週目のどこかで栗東へ入厩する予定だそうです。

こちらも先生からいつも「走ると思う」という言葉が出ているだけに、入厩して来るのが楽しみです。

そして西園調教師から「(酒井)学が走る走るっていうけど、走ってもらわんと困るんや」と話すのがエーシンジェイワン。

今週の追い切りが非常に感触が良かったようで、このようなコメントが出ているようです。具体的な番組は決まっていないものの、次開催の東京京都あたりになりそうな感じ。

芝にせよ、ダートにせよ短いところになりそうですね。