井内利彰

競馬に携わってます

相当デカイ不利

2008-06-29 | Weblog
4角から直線に向いた時点で「勝った」と思える手応えだったインティライミ。
バテたロックを交わして「さあ、これから」というところで内へヨレてきたアサクサキングスにブチ当てられた大きな不利。
それに怯むことなく、伸びて3着は確保しましたが、この不利が相当大きかったことはパトロールを見ればよく分かります。

レース終了から2時間ほど経った頃に立山厩務員と電話で話をしましたが、哲さんは「勝ってた」と相当ご立腹だったとのこと。
なんでも不利を受けた時に鞭を落としてしまったらしいので、余計に応えましたよね。

アサクサはその後、メイショウサムソンにもブチ当たりにいっていますが、こちらはスピードに乗ったところでのものなので審議の対象にもなっていません。
上位3頭の伸び方、着差を考えれば、インティが勝っていても不思議なかったのに。

web競馬王前日コラムの時点で◎インティライミだったので、馬券はすでに組み立てていましたが、下見所の雰囲気も抜群だったのでモバイル競馬王でも◎にして追加投資。成功です。

ここまでG1回収率0%だったので、番組に出演することはできませんでしたが、見栄晴さんにメールしているので、なんだか番組に参加していた気分でいます。

直前情報

2008-06-29 | Weblog
モバイル競馬王では当日の馬場状態を見て前日に組んでいた予想にスパイスを加えた最終予想を掲載しています。

たとえば本日であれば福島4Rの結果を見て、福島8Rを予想しています。
もちろん雨の具合が気になる阪神ですから、宝塚記念の予想も前日から今日の状態を考慮して直前情報で更新しようと思っています。

よろしければご覧ください。

そして本日は愛馬レッドオマージュの出走。
スタートを決めていただければ。


ほっとしたメイクデビュー

2008-06-28 | Weblog
函館で出遅れたオンフルールは愛嬌として、阪神で強い勝ち方をしてくれたのがバンガロール。
どちら高く評価した2歳馬だけに2頭ともに新馬勝ちを期待していたんですが、とりあえずほっとした成績で終わりました。

バンガは逃馬を捕まえることができるか?という直線半ばでしたが、ひと呼吸おいてエンジンが掛かると後続を引き離すだけ。
着差以上に強い内容だったという印象です。
武豊騎手は距離が延びても大丈夫という手応えだったようですから、NHKマイルといわず、クラシックへの参戦も十分にありそうです。

あとはこの先、ジャパンとバンガのどちらに騎乗するかですね。

あしたの単勝
阪神9◎コパノスケ
この距離で標準多め坂路なら粘りが増します。

函館10◎ミレニアムカースル
人気2頭は軽目トラックと陣営弱気。ならば。

あしたの単勝

2008-06-27 | Weblog
阪神10◎パレスワールド
1200の馬かも知れないけどスパルタトラックなら軽視禁物

阪神12◎ナリタベガ
トラックでないところが気に入りませんが一杯平均。

心揺らぐ

2008-06-26 | Weblog
インティライミの追い切り。
堀助手いわく、
「5Fのところで気をつけずに馬場に入ってこようとした馬がいたから、声を出したら、それに反応してハミをガツンととった」
らしく、テンから14秒、13秒、13秒のラップを刻んで、6Fは78秒3。
ラストも12秒1でまとめており、とにかく優秀な追い切り内容でした。

手前の替え方も理想でしたし、ラスト1F手前からの迫力はダービー2着時に似たものがありました。
前走は敗因がはっきりしているだけに、状態も上向いた今回は勝負できそうなんですが、いかんせん脚質が問題。

この枠ならできれば逃げてほしい、それで駄目なら諦めもつく、そんな今回の状態です。

さて今日の橋口厩舎での取材の手応えから。
「オーバーワークを考慮して3Fだけの追い切り」というパイナップルスノー。
内田博騎手を配して1400mは磐石の態勢です。

友道厩舎からは、
「とぼけたところがあるけど、渋太い脚を使えるし、飛越も悪くない」というアドマイヤウイナー。
函館組からは「仕上がりが良くて初戦から」というユーガットテースト。

ちょっと心配

2008-06-25 | Weblog
この春、POG取材を通して「走る」手応えを掴んでいた2歳馬が西園厩舎のエイシンタイガー。
今朝は僚馬ドリームゼニス、テイエムアツヒメの3頭併せを行ったんですが、道中のペースが緩かったこともあったと思いますが、ゼニスに随分と遅れをとる内容。
もちろんユーイチ騎手が跨ってこの内容ですから、各方面で評価しまくった私としては、かなり心配な追い切りになりました。
それにしても「コスモビューファームで一番走る」と言われていたゼニスはやっぱり素質があります。
追われてから重心が下がるあたり、かなり走ってきそうな予感。

しかしなんといっても今朝の2歳はバンガロール。
未勝利アドバンスシチーと併せましたが、攻め駆けする年上相手に引っ張り切りの手応えで先着。
堀助手も「腕が痛かった」というくらいですから、相当なスピード能力があります。
ここを順当に勝ち上がって、新潟2歳Sへ駒を進めてほしいところ。

そして宝塚記念ですが、追い切りの雰囲気からはメイショウサムソンとアサクサキングスの一騎打ちにしか思えません。
とにかくDWでの動きが素晴らしく、他では付け入る隙がないように思います。
もちろん調教適性も高いですしね。

最後の悪あがき

2008-06-21 | Weblog
今日の予想TV!はメインレースが少頭数で馬券的妙味が少なかったので、狙い目で勝負させていただきました。
明日の結果次第では今シーズン最後の予想だったかも知れませんが、個人的には悔いのない◎を打てたので、ただただ結果待ち。
今週の重たい坂路で50秒7を出した脚力なら、雨で渋った馬場も苦にしないと思うのですが。

あしたの単勝

阪神9◎バイオレットピース
小牧太の一杯平均系。
積極的にハナを切れば1日目未勝利のフォルテのような圧勝も。

函館12◎タキオンシチー
岡田厩舎の乗込トラックは珍しい調教タイプ。
前走の末脚が再び炸裂しても不思議ありません。

背水の陣

2008-06-20 | Weblog
今週の競馬予想TV!が今シーズン最後になるかどうかの分かれ道。
そのレースが少頭数の福島テレビとマーメイドとは。
こうなれば僕の生きる道は決まりました。
すでにテレビ用の準備も済んでおり態勢は万全。
あとは景気づけに明日の競馬で上昇気流に乗るだけです。

あしたの単勝

福島8◎ソルヴィエント
友道厩舎時代から注目していた馬。この距離なら一変。

阪神12◎ディープスピリット
担当の田中助手が耳打ちしてくれた馬。調教適性も抜群。

そういえば

2008-06-19 | Weblog
先週の競馬予想TV!の収録後、市丸さんに声を掛けていただいて、太組さん、小林さん、寺岡さんとともにお食事に行きました。
この日の出演メンバーが全員集まって、寺岡さんが一緒だったのですから、ちょっとした競馬予想TV!番外編。
今まで楽屋で太組さん、小林さんとお話することはありましたが、こうやって打ち上げ以外の場所で話すのは初めてでしたが、非常に楽しい時間を過ごしました。
それにしても太組さんはどんな場所でも相変わらずな方。ユニークといえばそれまでなんですけど。

食事は先々週に大爆発した市丸さんの馬券にご馳走していただきました。
「こういうお金はみんなで楽しむことに使わないと」
とおっしゃっていましたが、そうしたらまた大爆発したんですから、やっぱりお金のめぐりってそんなものなのでしょうか。
とにかくご馳走様でした&おめでとうございました。

そうは言っても私もご馳走する順番にならないといけない今シーズン。
今週の結果であとの出番が決まることでしょう。
もう背水の陣。現時点で狙い目は後悔ない馬への◎が決まりました。

福島テレビもマーメイドもほぼ◎が決まりました。
これで駄目ならまた来シーズン、とにかく全力を尽くしてみます。

宝塚記念1週前

2008-06-18 | Weblog
曇り加減でも過ごしやすかった今朝の追い切り時間。
宝塚記念の1週前追い切りは当然ながら、今週から始まるメイクデビューに向けての最終追い切りなど、結構忙しかった1日。

それにしても宝塚組はどの馬も本当に素晴らしい状態。

メイショウサムソンは武豊騎手を背にDWで追い切りましたが、先行するメイショウグラードが引っ掛かり気味に先行するペースを平然と追いかけて直線は置き去りにする内容。6F77秒2は物凄い時計ですが、あれだけ速いペースで走っておきながら終い11秒6は文句のつけようがありません。やっぱり2000や2200といったペースが速くなりやすい距離の方がより結果を出しやすいのではないでしょうか?

アサクサキングスは函館滞在中の四位騎手に替わって鮫島良太騎手が追い切りに騎乗。
珍しく併せ馬でパントマイミストを追いかけましたが、先行馬のペースが遅かったこともあり、前半はやや遅い流れ。それが半マイルを過ぎると一気にペースが上がって、4Fは50秒1とサムソンよりも速い時計でした。
なにより直線を向いてパントの外から交わしにかかる時の迫力は強烈なインパクトがありました。

この2頭に比べるとカワカミプリンセスやインティライミ、アドマイヤフジといった伏兵勢の動きは見劣りましたが、それでも重賞レベルではトップ。
結構すごいレースになりそうです。

メイクデビューで注目は阪神芝1600mを武豊騎手で予定しているツルマルジャパン。
シュウボンバーに先行してもらっての追い切りでしたが、我慢することができず、半マイルを過ぎたあたりでは追い越して逆に1秒ほど先行する形。
直線では一応馬体が合う形になりましたが、すぐに突き放して、結局CW6F80秒3。
この時計なら人気することは間違いありませんが、僕には距離に不安を残す追い切りだったという印象しかありません。

同じCWで驚く時計を出したのはマイネルレーニア。
後半のハロー明けでしたが、6F77秒0は半端なし。
これで1600万下を走るんですから、反則でしょう。