井内利彰

競馬に携わってます

ありがとうございました

2009-05-31 | Weblog
今度の新書プレゼントは競馬予想TV!から

まずは今日の交流会にご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
13時と同時くらいに数人の方が列をつくった時は焦ってしまい、ハンカチを離すことができませんでしたが、誰も来てくれなければどうしようという気持ちもあっただけに、僕自身も興奮して発汗していたのかも知れません。

そしてほとんどの方が新書を手にサインを求めてくださったので、本当にうれしかったです。
また新書の内容を褒めていただくお言葉や天皇賞の的中を祝ってくださるお言葉なども頂戴でき、今日のような時間を過ごすことができて良かったです。

でもロジユニヴァースの調教について「まだまだです」と答えてしまった方には申し訳ないことをしました。
勝利騎手インタビューで横山典弘騎手が話していたように、状態自体は本当に良化途上だったと思うんですが、新書の中でも「東京芝2400mは終い最速ラップ」と書いているんですから、ロジユニヴァースはそれに該当していますよ、ってくらいの気の利いた答えをできれば良かったですね。
反省しています。

あと、市丸ファミリーの競馬観戦オフ会にも少しだけ顔を出させていただきました。
厚かましく特等席でダービー観戦させていただいたにも関わらず、すごくフレンドリーに接していただき、楽しい時間を過ごすことができました。
次回はぜひ競馬後のオフ会にも参加したいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

最後にダービー回顧を。
リーチザクラウン。
直線に向いて先頭に立った時は応援するというよりも、祈るような気持ちでその雄姿を見守っていました。
内からロジユニヴァースの脚色が違ったので、言葉も出ませんでしたが、差されてもやめることなく、逆に前を追いかけるような脚を見せてくれたことに感動しました。

正直、パドックでリーチザクラウンを見た時には「やれる」と確信しました。
馬体が増えていたこと、そして落ち着きある周回。やっぱり馬なりで仕上げたことがこれだけの状態をつくったのだろうと思います。
逆に雨水以上に汗がしたたっていたのがアイアンルック。こちらは強めに追って速い時計を出したことが応えたのでしょうか、イレ込みがひどかったですね。

橋口調教師の感想などはまた後日のブログで更新しますね。

ぜひ応募してください

2009-05-30 | Weblog
新書プレゼントはnetkeiba.comからどうぞ

このところ、ずっと冒頭にリンクしている新書プレゼントですが、本日の競馬予想TV!のラストでも告知がありましたように、競馬予想TV!でも新書プレゼントを募集しております。
あちらはハガキでのご応募となるので、切手代と貴重なお時間を頂戴することになると思いますが、ぜひともたくさんのご応募お待ちしております。

ちなみにダービー、狙い目(目黒記念)ともに新書の中にある厩舎の鉄板調教からのセレクトです。
マトリックスでは絞り切れなかったダービーだけに、この調教データがあって中心を決めることができてよかったです。
あとは結果を待つのみ。

再三告知しましたが、明日競馬場へ行かれる方はぜひフジビュースタンド3Fのセンターコート付近にお立ち寄りください。
13時から14時すぎまでは確実にその場所にTV!に出演した時と同じスーツで立っていると思います。

あとはゲートインを待つだけ

2009-05-29 | Weblog
新書プレゼントはnetkeiba.comからどうぞ

競馬予想TV!関係の準備が終了し、ダービーに関して、あとはゲートインを待つだけとなりました。
当日の競馬場では交流会もあるので、いろんな方とお話できることも非常に楽しみですし、ダービーがどんなレースになるかも楽しみです。
もしお時間に余裕がある方はぜひとも寄ってみてください。

さて今日は金鯱賞インティライミ(ちょっと太いかも)つながりでアウサンガテの話題。
現在、入厩して2週間ほど経ちますが、ゲート練習中です。
今朝は初めて出す練習をしましたが、スムーズな発馬。これなら合格しそうです。

もちろん佐々木先生もそう感じたようで「来週受けれるな」ということでゲート試験は来週受けることに。
脚元の関係で入厩がここまで遅れていましたが「大丈夫、脚はもつよ。もともとインティより馬体が良かったから走ってくるんちゃうかな」と先生の評価はこの時期入厩の馬としては非常に高いものでした。

あと葵Sで失意の惨敗を喫したバンガロールは来週のあじさいSを予定しています。

最後に明日の競馬。
中京7ヴァリアントレディなんていかがでしょう?
内田厩務員に状態を確認し忘れましたが、調教の内容は上々。
一頓挫後を叩いての競馬なので、ハナに立てば勝機は十分。

新書の評判

2009-05-28 | Weblog
新書プレゼントはnetkeiba.comからどうぞ

~新書発売に関する交流会のお知らせ~
<告知の再掲です>

[日時]
5月31日(日) 13:00~14:30頃まで

[場所]
東京競馬場 フジビュースタンド3F センターコート付近

[内容]
5月22日に発売された『100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ~馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる』の本文に関する質問や調教に関する質問、またお手持ちの新書にサインが欲しいといった方々との交流会にしたいと考えております。
※当日、新書の販売はございませんので、新書をお買い求めの上、お越しください。

JRA公認のイベントではなく、急遽個人的に考えた企画です。机や椅子といったものはありませんし、スタンディング形式でお話させていただくことになると思います。
来ていただいた方とどの程度の会話ができるか想像も付きませんが、上記時間中はセンターコート付近にずっと居ると思いますので、軽いノリで参加していただければ幸いです。


今朝はいつも通り、橋口厩舎へ行きましたが、先週渡した新書を先生、奥様ともにご覧になっていただいたそうで、その感想を頂戴しました。

奥様「やわらかい文章で書いているので読みやすかったです」
先生「追い切りにあれだけ注目している本はないから面白いね」

ということです。
抽象的な「よかった」という言葉ではなく、具体的な感想を頂けたのは本当にうれしいかぎり。

今朝は佐々木厩舎の久保厩務員も購入してくれるということでしたし、このブログを読んでくださっている新妻厩務員も購入してくれるとか(ワンダーグーにありましたか?)
本当にありがとうございます。

これから先もいろんな方に「読んでみようかな」と思っていただけるためにはダービーはなんとか的中させたいところ。
しかし迷うことなく本命は決まりましたので、あとはゲートインを待つだけです。

いよいよダービー

2009-05-27 | Weblog
新書プレゼントはnetkeiba.comからどうぞ

皐月賞を制したアンライバルド、皐月賞で苦汁を舐めたリーチザクラウンをはじめとして、青葉賞の勝ち馬アプレザンレーヴなど楽しみなメンバーが揃いました。

やっぱり追い切りで度肝を抜いてくれたのはアンライバルド。
今週も3頭併せの最後方から追走する形でしたが、バックストレッチではやっぱり先週同様の絶望的な位置に。
ところが半マイル過ぎてハミをとると、一瞬にして加速しました。
それでも前との差があっただけに、直線半ばでようやく追い付く形でしたが、最後まで集中しながら前を捕まえた走りは圧巻です。

前走後も攻めに攻めた友道調教師。
なんの不安もない、いえ逆に言えば不安にならないように最後まで攻め抜いたという印象の追い切りでした。

それ以外の出走馬もやっぱりダービーを思わせる素晴らしい追い切りの連続でしたが、個人的に取り上げておきたいのがタコ。
中央初出走となった前走は良いところを見せることができませんでしたが、この中間はさらに良化していて、追い切りの動きも絶品。
すんなりハナを奪う競馬ができれば今週こそ。

告知です

2009-05-26 | Weblog
新書プレゼントはnetkeiba.comからどうぞ

~新書発売に関する交流会のお知らせ~

[日時]
5月31日(日) 13:00~14:30頃まで

[場所]
東京競馬場 フジビュースタンド3F センターコート付近

[内容]
5月22日に発売された『100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ~馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる』の本文に関する質問や調教に関する質問、またお手持ちの新書にサインが欲しいといった方々との交流会にしたいと考えております。
※当日、新書の販売はございませんので、新書をお買い求めの上、お越しください。

JRA公認のイベントではなく、急遽個人的に考えた企画です。机や椅子といったものはありませんし、スタンディング形式でお話させていただくことになると思います。
来ていただいた方とどの程度の会話ができるか想像も付きませんが、上記時間中はセンターコート付近にずっと居ると思いますので、軽いノリで参加していただければ幸いです。

放送中でしょうか

2009-05-23 | Weblog
新書プレゼントはnetkeiba.comからどうぞ

ちょうど今の時間が競馬予想TV!の放送時間ですよね。
僕はすでに収録を終えているので、せっせと仕事をしているところです。

本当なら明日のオークスは競馬場で見ようと思っていましたが、いろんな仕事が立て込んでいることもあって、デスクワークをしながらの観戦になります。
でもさすがに来週のダービーは競馬場に行って、しっかり応援してこようと思っています。

えっ、どこの馬をって?
そりゃ、今んとこ予想を組み立てていないのでわかりませんが、友道先生も橋口先生も池江パパも有力馬を出しているんですから、予想抜きにして応援はしないといけないでしょうね。

そして東京競馬場にせっかく行くのですから、新書を購入してくださった方と交流をしたいなあと考えています。
でも大々的な企画としては時期的に無理なので、あくまで個人レベルでのものを考えています。

たとえば午後1時からダービーのパドックを見に行く前までの間、ファーストキッチンの前あたりに僕が立ってるので、新書を片手にその場に来てくださった方とお話できたらな、なんて思っています。

正確な時間と場所は決まり次第、当ブログで告知します。
せっかくのお祭りダービーですから、ぜひとも競馬場に足をお運びいただき、ついでに交流させていただければと思います。

よろしくお願い致します

2009-05-22 | Weblog
本日、『100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ~馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる』が発売されました。

本書の内容ですが、できるかぎり調教に親近感を持っていただけるように「調教を簡単に見るには?」を考えながら書いたつもりですので、今まで調教に興味がなかったような方にもぜひ読んでいただきたいですし、調教を予想の根底にしていた方には「こんな見方もあってんや」と思っていただけるような内容に仕上げました。

帯になっていただいた橋口調教師からも「売れたらいいね」と励ましの言葉を頂戴していますし、たくさんの方々に読んでいただければと思います。

私が寄稿しているnetkeiba.comではプレゼントの受付をしてくださっているそうなので、ぜひ応募してみてください。
こちらからどうぞ

この季節

2009-05-21 | Weblog
すでに競馬王のPOG本が発売されていますが、まもなくダービーということで、競馬王以外からの「2歳」関係のお仕事が増えています。
近々では競馬総合チャンネル、サラブレの「10頭指名」の原稿が控えています。

サラブレさんからは「去年はアンライバルドをはじめとして、エイシンタイガーやバンガロールなどオープンで活躍する馬をたくさん挙げていただいたので、今年も期待しています」とおっしゃっていただいたんですが、実際はリーチザクラウンやアプレザンレーヴといった指名できてもおかしくない厩舎の馬を挙げることができなかったことを悔いています。

思えば数年前。
まだトレセンでの取材などを行っていない頃は、いろんなPOG情報を集めて、あーだこーだと考えていました。
今になって思えば、あんなに少ない情報量でよく走る馬を見つけようと思っていたと思います。
ただ今の自分は状況に恵まれすぎていて、どの情報から10頭を選ぶべきなのかが非常に難しいと思っています。

特に今年は例年お世話になっている調教師以外にも安達、庄野、松永幹、坂口則、笹田調教師などにもすでに入厩している馬や将来的に楽しめそうな馬のことを聞いたので、手駒が多すぎて困っています。

競馬総合チャンネルの締切が25日、サラブレの締切が28日と少し時差があるので、指名馬には情報更新の差によって多少の変化があると思いますが、そのあたりは「26日から28日に情報を仕入れた?」と勘ぐってもらってよいと思います。
ただし初志貫徹という言葉があるように競馬王の袋とじに入れた10頭がベストチョイスになるかも知れません。

そんな中、今朝も10頭枠に迷う1頭を教えてくださったのが安達調教師。
競馬王にも掲載した母メイショウオスカルは順調だそうですが、早い時期に使えそうなのはバンブーヴィーナスだとか。
母ブリトンはオークス5着でこの仔が初仔。すでに宇治田原にいるそうなので、夏の小倉デビューも十分可能。
ダート馬ばかりの安達厩舎ですが、そろそろクラシックでも面白そうな馬が出ても不思議じゃない厩舎だけに、10頭に入れるべきか…。

たのし、いそがし

2009-05-20 | Weblog
今週はオークス、そして来週はダービーということで今朝の追い切りは賑やかになるだろうと思っていたら予想通り。
報道陣や普段は調教を見ないだろう人がわんさと集まっていました。

そんな中に見憶えがある、というよりも市丸さんです。
「どうも」とやや眠たそうな感じで挨拶を交わしたんですが、もちろん調教を見るために栗東へ来たわけではなく、別件の取材だそうです。

そして追い切りはオークスのブエナビスタをはじめ、ダービーのアプレザンレーヴ、アンライバルドなど有力馬も続々。
そんな感じでトラック追いを中心に見ているんですが、気になっていたのがレッドディザイア。

たぶん6時ちょい過ぎの登坂だと思ったので、CWやらDWの時計をとりつつ、坂路モニターをチラ見。
あの赤服の乗り手の凄い動きをしてる馬、絶対そうだろうと思っていたらやっぱりディザイアだったんですが、ラストが11.7秒とは。
参りました。

前記トラックで追った馬たちも凄い時計を連発しており、やっぱりこの時期になると馬場が良くなるのではなく、追い切る馬が本気モードで時計が出ているんだと思いましたね。

正直、オークスとダービーの追い切りの動きを首を捻ったのは1週前の動きに比べると物足りなかったアプレザンレーヴくらい。
福永騎手が跨ったセイウンワンダーも豪快に伸びましたし、やっぱり春クラシックの大一番だなあと感じました。