井内利彰

競馬に携わってます

来週から

2010-04-29 | Weblog
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今朝は起きたら「えっ」っていうくらいの雨。
確かに予報では降ると言っていましたが、これほどまでとは。

これは先週の木曜と同じような感じで、最終追い切りを今朝にやったジャミールにとっては2週続けての雨中のDP追いとなりました。
調教量や調教内容からこの馬を中心に据えることも考えましたが、ひとことでまとめると「思ったほどの動きではなかった」という結論に。

正直、昨日の追い切りで「これしかないな」と思っていた馬がいるだけに、これで良かったのかも知れません。

あとはレース前日を待つだけ。
これに尽きます。

さて今週はPOG本のラストスパート。
これが終われば、ブログ向けにも栗東入厩の2歳馬情報もお届けしていこうと思います。

こんなことを書いていると、あっという間に夏が過ぎて有馬記念、なんてサイクルになってしまうんでしょうね。

求められる結果

2010-04-28 | Weblog
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今朝はいろんな人に「見たよ」と声を掛けられた日。
そう、週刊Gallopの裏表紙に競馬予想TV!の広告が掲載され、そこに大きく井内利彰を取り上げていただいたからです。

つまり今週は番組的にも調教捜査官への期待が大きいはず。
それはもちろん分かっているのですが、あまり背伸びをせず、緊張もせず、昨年と同じスタンスで狙っていく予定です。

ジャミールをはじめ、まだ最終追い切りを終えていない馬もいるため、◎を打つところは決めていませんが、どうやらレース前日まで結論を出すことができないかも知れません。

今年は指名で悩みそう

2010-04-23 | Weblog
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金曜の定番は池江パパ。
今朝も入厩したばかりのチアフルアイズ(母チアフルスマイル)を筆頭にシュプリームギフトなど話題満載。

しかし気になるのはやっぱり来週の天皇賞春に出走するフォゲッタブル。
個人的には今週の追い切りの動きがひと息だったので、少し心配していたんですが、それについて聞く前に先生から「なんで阪神大賞典を使わなかったんだろうって憶測が飛び交ってるらしいな」と笑顔で聞かれました。

競馬予想TV!に出演した時にもお話しましたが、ダイヤモンド→天皇賞春は既定路線。
ですからなんらかの問題があったから直行しているというわけではありません。

「注目される馬はいいところばかりでなく、悪いところも探さないと面白くないから仕方ないけどね」と先生でしたが、このように話をしていることで、本当に問題ないことはご理解いただけると思います。

ただレース間隔があいたので、気合乗りが少し足りなかったのは事実。
だからこそ今朝は「本馬場に入れて目を覚まさせる」と本馬場でキャンターを乗りました。
これには騎乗した池江助手も「目が覚めた」と手応え十分。
来週はウチパクさんが追い切りに跨るそうなので、これで十分に仕上がるでしょう。

あとは中竹調教師から今年の2歳についていろいろ聞きましたが、産地馬体を受けたジョーカプチーノの半弟ジョーアポロンだけではなく、超良血がたくさん。
個人的にはもうすぐ入厩するモルガナイトの半妹カイアナイト、リラックススマイルの半弟で父がアグネスタキオンに替わったデボネアなどが気になっています。

独特の表現で2歳の特徴を教えてくれる先生なので、POG本で取り上げる厩舎にすればよかったかな?なんて後悔をするくらい。
でもダイジェスト版のページには入れる予定ですのでお楽しみに。

※2歳馬名はすべて予定です。

今年の全弟もプッシュ

2010-04-22 | Weblog
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まずはお詫びから。

昨日のブログでダノンスパシーバの次走について「厩舎の意図したレースではない」と書いてしまったことで、ブログを読んでくれている某厩舎関係者から「なんかあったの?」と聞かれました。

しかし深読みしていただくようなつもりで書いたわけではなく、当初の予定から目標レースが転々としたことやジョッキーが変更されることに対して、オーナーサイドの意向が反映されている旨を強調したつもりで「厩舎が意図したレースではない」という表現を使いましたが、誤解を招くような表現になってしまい、大変申し訳ありません。

さて話は変わって、本日は木曜なので、橋口調教師にPOG用の取材。
そこで注目したのはもちろん母スプリングネヴァーの2008。

昨年のPOGではシャイニーナイトを強烈強力にプッシュさせてもらったことを先生も知っているので、その全弟にあたる2歳に関してもいろいろと語ってくれました。

詳細は原稿を読んでいただくしかありませんが、確実に指名することだけはお伝えしておきます。

そのシャイニーナイトは、はなみずき賞で◎を打ってしっかり儲けさせていただきましたが(この馬との馬券相性は抜群)、次走はNHKマイルCの予定となっていますね。
ただ2勝馬だけに確実に出走できる保証はなく、そうなった場合には京都新聞杯に回るとのこと。

先生は「この馬はマイル!」と断言していますが、京都新聞杯に出走しても好勝負できるような…。

POG取材

2010-04-21 | Weblog
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今週は北海道で産地馬体検査が行われていますが、私は例年のごとく、競馬王のPOG本を筆頭としたPPG原稿用の取材を本格的に始める週となりました。

まず今朝聞いたのは友道調教師。内容はもちろん書き物を見ていただきたいのですが、昨年のラプリマステラでご迷惑をお掛けした分はしっかりと取り戻してくれそうな感触ある馬がいましたよ。

その友道調教師と盛り上がったのは月曜競馬で圧勝したサクラローズマリー。
追い切りで見せていたパワーアップぶりを更に上回る圧勝劇でしたが、馬体に関しては「もっと増えていると思っていた」と師。

増えなかった要因には土曜競馬が中止になった翌日に馬場を1周乗ったことかも、と師。
予定外の順延でもリズムを崩すことなく競馬できたあたりに精神面での成長も伺える4歳牝馬。

次走は5/16のテレビ埼玉杯か5/15の鴨川特別。この結果次第ではマーメイドSという選択肢もあるようなので、これからが非常に楽しみ。

あとお断りしておかなければいけないのがダノンスパシーバの次走。
厩舎ではあやめ賞の予定でしたが、またまたオーナーの意向により、5/1の八重桜賞で乗り手は三浦皇成騎手。

ジョッキーが替わった点からもお分かりだと思いますが、厩舎サイドとしては意図していないレース。
連休に東上という酷な輸送条件で無理なことにならなければと願います。

話題の2歳

2010-04-16 | Weblog
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それにしても昨日のG戦。
せっかく送りバントを失敗させて流れが阪神に向こうとしているところをピッチャー交代で切ってしまったのか?

交代させられる時の西村投手の不服そうな顔も印象的でしたが、あれがすべてを物語っていたように思います。

さて栗東では池江パパのディープインパクト産駒が話題になっています。
昨日の初調教には坂路小屋にたくさんのカメラマンが集まったとか。

これって話題性だけなのかと思いましたが、結構高い評価です。
同じ厩舎のベテラン厩務員さんからも「あれはええ馬や」とお墨付きをもらっている様子。

担当するのは佐々木厩舎の田重田厩務員の息子、田重田助手。
タイミングがあれば、写真を撮って当ブログにも画像をアップできればと思います。

さて、明日の競馬での注目馬、阪神5Rのヤマニンギモーヴ。
担当の古川厩務員が「まだ太いんやけど」と言いながら教えてくれた未出走馬ですが、今週の坂路での追い切りが4F52.4秒。

今朝の坂路を駆け上がる様子を見せていただきましたが、フットワークが軽そうだけどしっかり地面をとらえる力強さもあります。

これは馬券になるのでは、と思ったのでここに書かせていただきました。

予定変更

2010-04-15 | Weblog
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先週の未勝利戦で初出走だったトリステーザ。
当ブログでも取り上げさせていただいたので、ぜひとも好結果を期待しましたが、残念ながらの殿負け。

初めての競馬に戸惑ったのかなあと思っていましたが、その後に骨折が判明。
担当の高木助手から「少し弱いところがある」と聞いていたので、それが出てしまったのかも知れませんね。

さて、その高木助手が担当するもう一頭の3歳馬ティキマハロの次走がムーニーバレーRC賞に変更になりました。
このレースを予定していたダノンスパシーバはオーナーの意向により、再来週のあやめ賞へスライドすることに。

個人的にはティキマハロの長距離路線を希望していただけに、この変更は大歓迎。
あとは高木さんにしっかり仕上げてもらって、今後の飛躍の足掛かりにしてもらいたいと思います。

今週は皐月賞

2010-04-14 | Weblog
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今朝はヴィクトワールピサを筆頭にトラック馬場での追い切りが多かった皐月賞組。

レーヴダムール、リルダヴァルといった伏兵的存在もトラックで追い切りましたが、どの馬も評価に差をつけにくい素晴らしい動きを見せていました。

個人的にはヴィクトワールピサの一強ではない皐月賞だと感じていますが、その意を強めたのはローズキングダムの坂路追い。

詳細は本日更新されている競馬総合チャンネルの特別コラムを参照していただきたいのですが、今朝の追い切りがローズキングダムの大きな武器になると確信しています。

気になるコメントをご紹介

2010-04-09 | Weblog
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今朝は桜花賞に出走するシンメイフジの安田調教師、オウケンサクラの音無調教師、レディアルバローザの池江調教師から予想の参考になりそうなコメントが聞けたのでご紹介しておこうと思います。

まずはシンメイフジ。
前走の逃げは「桜花賞での出遅れ防止」の布石としてゲート出していくという意図があってのもの。
ですから今回も逃げにこだわる、なんてことはないと思います。
ただメンバー的にどの馬もいかないようであれば、前々で競馬する可能性もあります。

肝心の状態ですが「ここ2走と比較すると一番の状態」と師。「阪神JFは冬毛が気になりましたし、フラワーCは馬体が寂しかったりと、正直満足な状態ではなかっただけに、今回は自信を持って送り出せます。ただゲートだけはやっぱり不安ですね」とのことでした。

続いてはオウケンサクラ。
こちらは強行軍の馬体が心配ですよね。
しかしすでに発表があった通り、数字は全く問題ありません。
逆に「ちょっと重くなるかも。もっと攻めても良かったかな。これが良い方に出てくれればいいんだけど」と少々悔いが残ったような口ぶりの師。

最後はレディアロバローザ。
こちらはデビュー以来の6戦すべてが466キロという馬体重。変動の激しい牝馬には珍しいことで「今までこんな牝馬はいなかったと思うよ」と師も驚きの馬体重キーパーです。
「派手さはないけど、いつも堅実に走ってくれる馬。ハナに立つと出し抜けを食らうようなところがあるから、流れに乗った位置で競馬できれば」と展開の鍵を握るのはこの馬かと思いましたが、どうやらレースを引っ張ることはないようですね。

3歳1勝馬情報

2010-04-08 | Weblog
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今日は橋口厩舎期待の1勝3歳馬情報を少々。

来週の4.17は京都の3歳500万下にツルマルスピリット。
こちらはようやく師強気のコメントが本領を発揮してきた印象で、今週の追い切りも上昇気配を感じる動き。
ここは楽に勝ち上がってくれることと思います。

同日の京都のはなみずき賞はドレスアフェアー。
僕の印象ではあの強かった新馬戦のイメージが薄くなってしまいました。

翌4.18の3歳500万下にはグレナディーンとカスクドールの2頭出し。
前走は完全に勝ちパターンだったグレナですが、あれで勝てないあたりはこの距離が良いのかも知れません。

そして4.25の京都芝1600mの3歳500万下はシャイニーナイト。
前走は川田騎手の好判断であわやの毎日杯。
スタートが抜群の今なら内回りも全く問題ないでしょう。

ただこのレースにはティキマハロも予定しているだけに、一緒に走るのだけは避けて欲しいのですが。

ちなみに4.24のムーニーバレーRC賞にダノンスパシーバが出走を予定しています。