井内利彰

競馬に携わってます

武豊騎手で追い切り

2005-06-29 | Weblog
Eコース脇の吹きっさらしの高台に池江寿先生と平林さん(元ホースニュース)が雑談をしながらコースを見つめていました。
なにかあるんだろうなあと思っていたら、その視線の先には画像のダイアモンドヘッドに騎乗している武豊騎手の姿。
追い切りの動き、時計なんかは全く見ていないんですが、すごーくたくさんの人たちに囲まれていたので思わず撮ってしまいました(笑)。
来週デビューのようですが、馬は今週でも大丈夫そうな感じですね。

あやさん、
馬ってすべてが調教で強くなるわけではないと思うんですが、スイープのように陣営が工夫し努力を重ねて、調教を積むことができるようになり、その結果牡馬に混じってG1を獲れたということは本当に素晴らしいと思います。
都大路Sの前に馬を観た時に「変に大人しいな」って思ってたんですが、それがこういった結果に繋がったということでしょうね。

アリュさん、
今回の競馬予想TV!ではご迷惑をお掛けしてしまったと思います。
今日、トレセンでもいろんな方に気を遣っていただきました(笑)。
今シーズンの出番はないと思いますが、また秋からも応援よろしくお願い致します。
さて、新種牡馬ですが、やっぱりタキオン&クロフネでしょうか。
先日、白井師に取材した時に「クロフネ産駒は走りそう」とおっしゃっていましたし、
調教No1TMの田中さん(夕刊ゲンダイ)も「タキオンとクロフネの産駒は目にとまる」ということでした(詳しくは来月の競馬王に書いています)。
僕はサンデーの後継種牡馬として期待したいニューイングランドに注目しています。

夏競馬

2005-06-27 | Weblog
宝塚記念が終わりました。
熱の入ったレースでしたが、あまりにもあっけない幕切れ。
とても駄目な状態だとは思わなかったんですが…。

それにしてもあやさんってすごいですね。
スイープトウショウ、おめでとうございます。
やっぱり牝馬でもあれだけ調教を積めるようになって、成長すれば、通用するんですね。
あっても2、3着と思っていましたが、勝ったことに大きな意味がありますよね。
だって天皇賞秋を勝ったエアグルーヴもこのレースは勝てなかったわけですから。

先週は全く不振に終わりましたが、また次の1週間が始まります。
今週は特別登録の時点で面白そうな馬が何頭かいるので、それらを中心に組み立てたいと思います。

気が早いんですが

2005-06-23 | Weblog
今日、追い切りをやった佐々木晶厩舎の未勝利馬オハイオシチー。
次走は初めてダートに使うんで、珍しくBコースで追い切りました。
乗っていた堀助手は「高脚を使っていたけどダートは合いそう」と。
時計は5F66秒の終い11秒2。高脚を使ったわりには好時計が出ました。

津村騎手で函館ダート17を予定しています。
宝塚終了後、タップとともに北へ旅立つオハイオシチー。覚えておくといいかも。

さてスイープトウショウについてのコメントなんですが、印は打とうと思います。
都大路Sを使う前に昨年感じなかった何か落ち着いた雰囲気があったので、それがどちらへ転ぶかと思っていましたが、前走のパドック、返し馬、結果をみると、これで良かったみたいです。
疲れも反動もないと思うので、嵌れば。

宝塚記念の追い切り

2005-06-22 | Weblog
長い間、空白にしちゃいました。
その間、たくさんのコメントをいただいていますが、僕自身は今、これまでにないくらい栗東で取材する時間が増え、それに伴い、今までにないくらい人脈が広がっています。
もちろん人脈を広げたからといって、競馬の予想が当たるとは限りません。
しかし競馬のことを深く知ることはできると思っています。人に聞けるということは推測な部分が減るからです。
また後々、その経験が自分の人生の役に立つだろうと思っていますし、間接的には予想の役にも立つと思っています。

さて宝塚記念。
その雑感は栗東最前線のページに書いていますが、とにかくゼンノロブロイがどうなのよってことが気になります。
あくまで調教データからは不安はないと思っていますので。
トウショウナイトっていうのもなんだか不気味ですよね。そうやって考えると、関西にも伏兵がたくさんいますから、非常に混戦だと思っています。

しかし今から競馬予想TV!の出演が楽しみです。

遅くなりました

2005-06-17 | Weblog
遅くなってすいません。
画像は水曜日に撮影したものです。
もうドラフト、終わってますよね…。
ちなみにドラ1とはドラフト1位のことです。

父アグネスタキオン 母ソヨカゼ 牡馬 白井厩舎

これは先生の息子白井助手が調教をつけています。このパターンはメイショウボーラーと一緒なんですよね。
一緒に入厩してきたタキオン産駒の牝馬2頭(競馬王7月号で紹介)とともにキャンターにいくこともありますが、常にこの馬が真ん中に入って厳しい調教を積んでいます。
ズバリ先生に「3頭の中ではコレでしょ」って聞いてみたんですが、「そうかぁ」って肩透かしを食らっちゃいました。
3頭とも今までの白井厩舎にはいなかったようなタイプ。というよりも栗毛3頭でちょっと不気味なくらいです(笑)。

北橋厩舎

2005-06-16 | Weblog
北橋厩舎からは昨日、マルカアイチャンを紹介したんですが、この馬もいいですよっていうのが画像のグランプリシリウス(父アグネスタキオン母フライングカラーズ)。
今日は坂路を軽く乗ったあと、ゲートから出したんですが、入りはよくありませんでした。
ただ開くと普通に出て、すぐにスピードに乗ります。
今までは見てもあまり良い印象はなかったんですが、日を追うごとに徐々にいいなって感じです。
あとは同厩舎のエイシンチャンドラ。こちらは馬っぷりもかなりいいですが、血統からダートなのかなって感じもします。

明日は白井厩舎の馬をお送りします。

ちなみに去年のドラ1はボールドサイレンスでした。
ですから、決してPOGは得意ではありません。
ちなみにドラ2はエイシンハッピー。
やっぱり寂しくなりますね。


POGも大詰め

2005-06-15 | Weblog
画像はありませんが、予告通り、先週までの2歳馬のトレセンでの状態や気付いているところを書こうと思います。

まずは先週スポーツ紙でも取り上げられていたマルカアイチャン(父フレンチデピュティ母マルカコマチ)。
入厩してから福永Jが付きっきりでの調教。今日は坂路を軽く駆け上がりましたが、仕上がりの良さは目立ちます。
母のイメージからどうしても細手な馬と思ってしまうんですが、父のゴロンなところも受け継いだのか、細いなんて印象は全くありません。
なかなかうまい具合に噛み合ったと思うので、楽しみだとは思います。

続いてシゲルフドウカブ(父メイショウドトウ母ウッドフェアリー)。
血統で馬選びをする方には選びにくいところはありますが、追い切りでの動きや馬体をみれば、なかなかどうして穴馬としてチョイスしたくなります。
もう数週間前にCWで3頭併せをやった時に楽々な動きを見せてくれました。
今週の某誌でも取り上げられていましたが、繋ぎの柔らかさといい、芝向きなので面白い一頭だと思います。

他入厩しているところでアドマイヤキッス(父サンデーサイレンス母キッスパシオン)やツィンクルワンダー(父グラスワンダー母ツィンクルブライド)がいますが、印象としてはさほどです。後者はペールギュントの弟になるわけですが、この時期、ペールギュントも良く見えなかった僕ですから、後者に関しては特にアテにならないかも知れません(笑)。

明日はできるだけ画像アップできるように、撮影に努めます。

今週から2歳馬デビュー

2005-06-13 | Weblog
分かっていたことではあるんですが、今週から2歳馬がデビュー。
もう少し早い時期にPOG関係のことを書いておけばよかったですね。
すでにドラフトが終了しているところもあるでしょうが、もし間に合うようなら今週の水曜日と木曜日のブログを見てください。

コメントにあった佐々晶厩舎ですが、今年のインティライミはマイネルアラバンサだと思っています。
先生と一緒に馬を観に行った時に「クラシック狙える馬だから」とスタッフの方と話していました。
その時に「デビューは芝18」という感じのことが決まりました。
その一連、馬を観た雰囲気で、この馬は絶対にドラフト候補だと思いました。
まして父はスペシャルウィーク。楽しみだと思いますよ。

キャラメルボックスはここにきてちょっとお疲れモードなので、デビューを少し遅らせました。
そのあたりが気になって、原稿を書いた時のようなトーンの高さはありません。

あとはなんちゅうてもナスカでしょう。
ノーザンファームで観た時に完全に気に入りました。
先生もシーキングザパールの時と同じ衝撃っていうんですから、僕のドラ1です。

宝塚記念に関しては、まだなんとも。
せめて今週のトレセンを観てからコメントしたいと思います。

中京開催終了

2005-06-12 | Weblog
中京開催が終了っていっても、ほとんど東京競馬場へ行っていたので、結局は3日間だけでした。
それにしても名古屋はほんと活気がありますね。万博の力ってスゴイんだなって思いました。
あと中日スポーツを読んでくださっている方も多いようで、声を掛けていただいたのもうれしかったです。
土曜日は◎ナゾだったので、結果を出せたのもよかったです。

さて来週は競馬予想TV!。
阪神開催なので土曜日は阪神でメインまでパドック観て、東京へ移動ってことになりそうです。
やったことのないスケジュールだけに大丈夫かどうか心配です。

最後にコメントで競馬オンデマンドの料金についてたくさんご意見を頂いていますが、ブログ記事に関しての質問などであればできるだけ返答させていただきたいと思いますので、ご理解いただければと思います。

昨日に引き続き2歳馬

2005-06-10 | Weblog
昨日に続いて、角居厩舎の2歳馬。
フラムドパシオンと一緒にゲートをやったのがスターアリエル。

父フレンチデピュティ
母スターアルファ

先生がインタビューの時の「ゴロンゴロン」って言ってた通りです。
短距離馬だと思いますが、それにしては落ち着きがあって、ゲートもすんなり入ってじっと待っていました。
ただ出はさほど速くないので、逃げてうんぬんのタイプではなさそうです。
こじんまりとしているだけに、故障がなさそうですし、決して大物ではなくとも夏の2歳Sで十分にチャンスはありそうです。

ただ先生が「苦手」とするスプリント路線。「この馬で上手になりたいと思います」っていうコメントをされていたのを思い出しました。