井内利彰

競馬に携わってます

はしぐち先生のぐち

2007-08-31 | Weblog
越後Sのスリープレスナイトの勝利から「1着」が遠い橋口厩舎。
今週こそはと意気込んだ18,19日の開催が中止。
その後は検疫移動の禁止で厩舎の馬が回らない状態。
おまけにヴィータローザをはじめ、インフル陽性馬が数頭出て出走回避。
そんな流れが悪い時でも親切丁寧に取材を受けてくださるのが橋口先生。
なんとか今週こそ!がんばっていただきたいと思います。
栗東最前線では今週の橋口厩舎の自信度を掲載しておりますので、ぜひそちらでご確認ください。

そして先週取り上げていたマンハッタンカフェ産駒。
今週も調教Gメン的に狙える馬が出てきました。
抜群に推奨できる馬はweb競馬王で◎を打たせていただきました。
あとちょこっと狙ってみたいのは新潟2Rのストロングマリオン。
こちらはデビュー時から馬ナリ中心の仕上げで4、5着と安定した成績。
今回は更に上が狙える調教タイプだけに注目しています。

重賞みっつ

2007-08-28 | Weblog
札幌記念が今週行われることになり、日曜日の15:25~45までは重賞リレー。
それなりに見応えのありそうなレースばかりなので楽しみですね。
特に札幌記念はサマーシリーズ2000の最終戦ということもあり「ごった煮」の様相。
決してシリーズの優勝権のある馬が有利とは思えないだけに、馬券的には楽しみにしています。

新潟2歳Sの調教展望は、
競馬総合チャンネル
に書かせていただいたいます。
新潟外回りにしてはちょっと意外な傾向でしたが、このレースは特別でしょう。

小倉2歳Sの調教展望はここで少し。
芝1200だけに坂路調教馬圧倒的有利と思いましたが、以外にトラック有利。
その詳細を見ると滞在馬。
つまり輸送をするよりも滞在がよいということでしょう。
輸送馬ならやっぱり坂路。
今年って滞在馬はいるのかな?
連闘組が現地に残ってどの程度出走してくるかでしょう。
もし連闘組が出走しれくれば大いに注意してください。

しもたなあ

2007-08-26 | Weblog
昨日取り上げたマンハッタンカフェ産駒マサライト。
モニターですが、パドックでの雰囲気は良好。
馬券にならなかったのは残念ですが、それなりの末脚は見せました。

それよりも悔しいのが知床特別。
ダンスインザダーク産駒ウインボールドは標準多め併用仕上げ。
血統的に調教タイプは向いていました。
そして内枠、乗れている角田騎手。
逃げたリファインドボディとの組み合わせで…。
悔しい馬券です。

新潟記念は思わぬ逃げに出たトリリオンカットに撃沈。

来週仕切り直します。

悔しい2着

2007-08-25 | Weblog
5番人気だっただけに、あんまり悔しがるのも恥ずかしいんですがフリスビーカフェ。
道中の手応えから「もらった」と思っていたのですが、1番人気ダイワバイロンが忍び寄ってきてジ・エンド。
レースを観て学んだのは、少し掛かり気味だったので、やっぱりマンハッタンカフェ産駒は馬ナリで仕上げるとレースに行って走るんじゃないかということ。

逆に気持ちが乗っていない馬であればスパルタで仕上げると走る可能性アリ。
調教Gメン的にいうと、【スパルタ併用】で4戦2勝。単勝回収率613%ナリ。
明日は【スパルタトラック】が小倉2Rで走っています。
マサライト。
新馬戦がオーシャンエイプスの4着。
ひょっとしたりして。

ひとまず競馬

2007-08-24 | Weblog
2週ぶりに金曜の慌しさを感じながら、やっぱり競馬がないと思います。
少し予想に戸惑いながらも、時間が経つにつれていつものペースに。
やっぱり競馬があってこそ、僕らの仕事があるんだなと実感させられました。
開催に関しては様々な方の努力があったから。

JRA広報の方も休み返上で出社されていましたし、トレセンでは木曜日の出馬投票もいつもより遅い時間まで。
本当にご苦労様でした。

まだまだ問題も残っていますが、ひとつずつ解決していきながら秋の本格的な競馬シーズンへ向かってほしいと思います。

【先週の研究成果】新潟7R フリスビーカフェ
マンハッタンカフェ産駒は馬ナリ系の仕上げがベスト。
前走より更にソフトに仕上げて1着を狙います。

現場

2007-08-20 | Weblog
19日(日)。
特別登録が発表されていることもあって、何人かの厩務員さんへ電話。
そのうちの一人、立山厩務員はプレミアAに登場していましたよ。
もちろん資料映像として。
後ろにはタップダンスの中原さんも映っていました。

その報道の中で安藤優子さんがお話させていたなかで間違いがひとつ。
「レースも調教もできない」
とコメントされていましたが、調教はやっています。
念のため。

そして電話でいろいろ話をしましたが、やっぱり感染に関しては広がりを見せているようですね。
私が聞く限りの状況ではどうも今週の開催も難しいのかなと思いますが、札幌で藤原調教師がコメントされていたように「現場としては開催できるように協力していく」と姿勢で頑張っていただきたいと思います。

次週の競馬

2007-08-19 | Weblog
今朝は所用でウインズ難波、ウインズ道頓堀周辺に行きました。
「開催中止のお知らせ」
やっぱり寂しいものがありました。
他の公営ギャンブルとはいえ、やっぱり中央競馬には中央競馬にしかない楽しみがたくさんありますものね。

しかしひとまずは特別登録が発表されましたね。
JRAは念押しで「開催決定ではありません」と表記。
確かにそうしておかないと登録=開催と思ってしまうファンの方もいらっしゃるでしょうから。
ひょっとしたら登録馬がいないのでは?という話も聞いていただけに、現時点で開催へ向けて少しでも前に進んでいると思うと明るい光はあります。

しかし現場の状況はインフルエンザの陽性反応が出ている馬が多く、開催に向けて非常に厳しい状況になっているようです。
とにかく事態が快方へ向かうことを心から願います。

競馬のない土曜日

2007-08-18 | Weblog
今朝起きて「何曜日?」
そんな感覚が1日中続いた土曜日でした。

来週は競馬開催してほしいなと思う反面、
続々と出る「地方競馬開催中止」のニュース。
やっぱり影響は相当なんでしょう。

「猛暑が関係」という記事もたくさん目にしますが、確かにトレセンで取材していても、午後からなんて夏バテしてもおかしくない気温。
それによって体力が落ち、免疫力が低下しているのは間違いないんでしょうね。
某厩舎には水分を霧状にして撒く扇風機があり、室温が5度は違ってくるという話しを聞きました。
しかし機械は厩舎が自腹で買うものであり、全厩舎に取り付けられているものではありません。

今回の騒動がひと段落すれば、こういった暑さ対策の一環として取り付けることのできる器具はJRA負担で購入を考えるのも策のうちでしょう。
本当に厩舎の中って蒸し暑いですから。

私は競馬が開催されることを願っての予想下準備。
久しぶりに調教と血統の関係を分析していました。
今日明日とたっぷりと時間を使える中、今後の馬券に役立つデータを整理できたらと思いつつ、リーディングサイアー上位からコツコツとまとめています。
過去に競馬王誌面で取り上げたアグネスタキオンもこんな傾向だったんだ、というのが分かりました。
いつかどこかで発表できるように営業努力してみます。

多大な影響

2007-08-17 | Weblog
馬インフルエンザによる「開催中止」
各所で多大な影響が出ていますね。
私自身も本来するべき仕事がなくなり、ただ状況を見守ることしかできません。
とにかく感染することを防いで、事態の終息を迎えてほしいです。

現在のところは日曜日の特別登録を行うようなので、ひとまず次週の開催に向けて全力を尽くしていくということなのでしょう。
ただ実際に登録を締め切ってからの状況を見ないと、どうなるかは分かりませんね。

今日、小倉競馬場に輸送されている馬もほとんど(一部の厩舎は小倉で降りている)引き上げてきたそうです。
もう12時間以上も馬運車に乗りっぱなしとのこと。
「朝、飼葉つけてから何も食べてない状態。競馬して帰ってくるより辛いよ」と厩務員の方が話してくださいました。
また「かなり体力が落ちてるから、今の状態でトレセンに戻ったら感染する可能性もあるよ」ということでした。

やはり馬に携わっている方々の意見だと考えると、16日の調教時に「今週中止やったら来週も中止やろ」という声が大まか当たっている内容なのかな?とも思ってしまいます。

密かに注目

2007-08-14 | Weblog
今週は札幌記念が注目を集めると思いますが、個人的には小倉日経OPに注目。
立山厩務員のインティライミ。
川端厩務員のトウカイルナ。
岩田助手のソリッドプラチナムとデンシャミチ。
いつも調教時計をお願いされている安達先生のヤマトマリオン。
どの馬が勝ってくれてもうれしいっちゃあ、うれしいんですけどね。

やっぱりこのメンバーならなんとかしてほしいインティライミ。
この中間はDWが閉鎖になったので坂路での調教。
予定通りではあるものの帰厩が遅かったので、調教本数にはやや不満。
それでも坂路ではしっかりと動けているんですから、問題ないでしょう。

あとは少しガレ気味だった馬体がどうなっているか?
明日の最終追いにも注目したいと思います。