井内利彰

競馬に携わってます

栗東2歳馬ニュース111028

2011-10-28 | Weblog
本来なら明日の京都芝2000を目標に調教が進められてきたワイドクロスの画像。
中間にアクシデントがあったということで、現在は再度調整している段階です。
コスモファントムの全弟という血統だけに、注目されている方も多いでしょうが、現在のところは経過観察をしながらの調整になっているので、デビューは一応、11.13京都芝2000ということになっています。

さてPOGファン注目どころと言えば、松永幹厩舎のワンサイドゲームでしょう。
ミキオ先生に聞くと「先週観てきたんですが、まだ移動は無理ですね」と渋い表情。
「今のところは年明け、1月くらいにこっちへ移動できればと考えています。だからデビューは春かなあ。使えばすぐに結果を出してくれると思うんですけど、蹄のことだし、無理せずやっていきます」といかにも無念という気持ちがにじみ出るようなコメントでした。

まっ、とにかく暖かくなるまで辛抱するしかありませんね。

栗東2歳馬ニュース111027

2011-10-27 | Weblog
画像は昨日の坂路で4F51.7秒と動いたマラネロ。

安田先生は「育成場でも目立たない存在でしたし、入厩してからも特に目立つというところはなかったんですが、調教を重ねるごとに良くなっていますね。昨日の動きは併せたロードエルドールより余裕がありましたもんね」とそのトーンは上がるばかり。

デビュー戦も11.19京都芝1600と決まっており、早くも実戦での動きが楽しみになりました。

デビューが決まったというところでは、今朝の坂路で併せ馬をした橋口厩舎の2頭、フェアブルームとツルマルナルトが、11.5京都芝1600牝と11.6新潟芝2000m。
今朝の動きではツルマルナルトの動きが良かったということですから、初戦はこちらが面白いのかも知れません。

週末はいろいろお願いします

2011-10-26 | Weblog
画像はカレンシェリーメイ(先週は馬名間違いで失礼しました)。

カレンチャンの妹ですが、先週お伝えした通り、今日のゲート試験に合格したので、一旦放牧に出すことになりました。
また帰厩した際に注目していきたいと思います。

さて今週末はサタうまに出演させていただくことなりました。
収録は昨日終わっており、天皇賞秋について激論を交わして参りました。

なんといっても僕が大好きなあの武将にコスプレさせていただいたのには感激しました。
もちろん僕が選んでこの武将になったというわけではないので、スタッフの方に感謝です。

ぜひご覧くださいね。

そして競馬予想TV!にも出演させていただきます。
スプリンターズS以降、結果が出せていないだけに、そろそろお役に立たなければ。
でも今朝の調教を見るかぎり、きっと大丈夫です。

翌日30日は東京競馬場でのイベントになります。
5R終了後のレーシングセミナーとリアルタイム情報ステーションに参加させていただきます。
当日のレースにもお役に立つようなセミナーにしたいと思いますので、ぜひともお集まりください。

そしてまだ名刺をお渡ししていない方には、お声を掛けていただければ、いつでもお渡しします。

この週末も各メディアでどうぞよろしくお願い致します。

栗東2歳馬ニュース111021

2011-10-21 | Weblog
画像は以前にも登場したクルージンミジー。
この馬を含めて、トウカイセレッソ、メテオーリカ、ダッチェスドライヴの4頭が今週のゲート試験に合格しました。

なかでもトーンが高いのはこの芦毛。
これからどんな動きを見せてくれるか楽しみです。

そして現在ゲート練習中なのがカレンシュガーメイ。
安田先生からは「先週はゲートに寄りつこうともしなかったですが、今週は消音だとすんなり。この感じだと来週は試験を受けられそうです。ただまだひ弱いところがあるので、試験に受かれば一旦放牧に出す予定です」と今後のプランを聞けました。

続いて中竹厩舎からはカレイドスコープが帰厩。
「今の感じなら来週ゲート試験を受けることができそう」と先生。
この様子なら次の京都開催後半ではデビューできそうなスケジュールですが「牝馬なので、攻めて飼葉食いが落ちなければ」と先生の注釈がつきました。

最後に先週のゲート試験に合格しているフェアブルームとツルマルナルトの橋口厩舎新馬。
どちらも「動きがまだまだなので、具体的なレースは決めていない」と先生でした。

友道厩舎2歳馬情報1020

2011-10-20 | Weblog
画像は左アドマイヤレイ、右サクラメガチャンプです。

結構、新馬が入厩している友道厩舎ですが、ぽつぽつとデビュー戦が決まってきています。
その先陣を切るのが11.5京都芝1600(牝)を予定しているキタサンエデン。
昨日、CWでアドマイヤレイと追い切ったんですが、まずまずの感じでした。

そのアドマイヤレイは11.20京都芝1800を予定。
どちらかと言えば、昨日の追い切りはこちらが目立った感じ。

そして早くからゲート試験には受かっているハワイアンソルトは11.13京都芝2000。
まだ動きがピリッとしてこないようで、じっくり仕上げていくそうです。

1勝組ではヴィルシーナが黄菊賞、アグンが東スポ杯。
アグンは初芝になりますが、札幌で調教に跨っていた助手さんが「調教に跨った時は芝がいいと思ってたからね。それなのにダートであれだけ強いんだから、あの馬はバケモンかも」と話しているのが印象的です。

最後に今週末の東京競馬場でのイベントについて。

10/23の4R終了後にビギナー向けのセミナーを担当させていただきます。
またセミナー終了後に声を掛けていただければ、名刺をお渡しさせていただきますので、お気軽にお越しください。

当日の予想に関しては14:30すぎから始まるリアルタイム情報ステーションでお話させていただけると思いますので、そちらの方もお集まりいただければと思います。

菊花賞追い切り

2011-10-19 | Weblog
画像は昨日朝のウインバリアシオンの登坂の様子。
ひと叩きされて、よくなってるなあという印象でしたが、それは今朝の追い切りで増しました。

今日はCWでアンカツさんが跨ってメイショウカルロを追走する追い切り。
6F地点では8馬身近く追走していたはずですが、直線に向くとあっさり並びかけて、最後は突き放す走り。
先週同様、とにかく追い切りで派手なパフォーマンスを見せてくれました。

ほとんどの菊花賞出走馬は今朝追い切りを済ませたので、今は本格的な予想作業に入っています。
週末にどんな答えを出すか、悩んでいるところですが、とりあえず出走が確定しないことにはどうにもなりません。

栗東2歳馬ニュース111018

2011-10-18 | Weblog
画像はブラボープリンス。
ちょっとヤンチャな馬で今朝も結構な暴れ具合でした。

先週のゲート試験に落ちていて「明日受け直す」と音無先生。
馬体の雰囲気はすごくいいだけに、早く落ち着いてくれたらいいんですが。

さて先週の未勝利戦を快勝したタイセイシュバリエ。
宮本先生にお会いできたので次走を聞いてみると「一旦放牧に出します」とのこと。
次は暮れの阪神で自己条件を使えるように栗東へ戻すということですから、少しの間、牧場でリフレッシュしてもらいましょう。

今週末、10/23は東京競馬場でのイベントがあります。
今週のセミナーは「ビギナー」なので、いつものような調教適性の話ではなく、もっとわかりやすい話になるかと思います。
リアルタイム情報ステーションにも出演させていただきますので、その時はしっかり菊花賞の調教適性についてお話させていただくつもりです。

そんなわけで、先週東京競馬場で名刺をお渡しできなかった皆様、そしてまだ名刺をもらっていない皆様。
お時間がございましたら、ぜひ東京競馬場までお越しください。
セミナー終了後に「名刺ちょうだい」と声を掛けてくださいね。

どうぞよろしくお願い致します。

栗東2歳馬ニュース111015

2011-10-15 | Weblog
画像は超良血トーセンサミット。
今週はベールドインパクトとの併せ馬でしたが、動きはまずまずに見えました。
そのあたりを大龍先生に聞いてみると「動きは悪くないけど、まだまだやねえ。特にトーセンサミットはじっくり時間を掛けた方が良さそう」ということで、デビューはもう少し先、先生の雰囲気では阪神開催になりそうな感じでした。

逆にトーンが高いのはエーシンブラスター。
先週と同じく金曜に岩田騎手が跨って坂路での追い切りとなりましたが、その時計は4F51.6秒。
これには「スピードが出すぎるわ。絶対値が違う」と先生も手放しに喜んでいます。

ただ「これだけスピードが出ると芝よりも最初はダートを使うことも考えないと」ということで、10.29京都ダート1400mという番組も選択肢に入っているようです。

栗東2歳馬ニュース111013

2011-10-13 | Weblog
画像中央の芦毛は母Baby Lets Cruise。
安田先生から「今日ゲート練習なんです」と言われてその様子を拝見しましたが、実に素直。
「めっちゃ大人しいんですよ」と先生もその気性の良さを褒めていました。

さて昨日、続戦をお伝えしていたジェームズバローズが「ソエ気味だから一旦放牧に出すわ」と中竹先生。
今の京都は芝丈が短く、馬場が硬いようなので、却って良かったと前向きに考えましょ。

続いて橋口厩舎。
先週の未勝利でポケットに入ってしまったリュウシンアクシスは10.30京都芝1800が濃厚。
その前日10.29京都芝1600にはカノヤベッピンサンだそうです。

新馬のフェアブルーム、ツルマルナルトは明日がゲート試験です。

迫力満点

2011-10-12 | Weblog
画像は「最近、取り上げてくれへんなあ」と北岑厩務員がぼやいていたダローネガ。
火曜日登坂の画像ですが、今朝はデイリー杯2歳Sの最終追い切りを行っています。

併せた相手はタコ。
先行する相手を400mほど追走し、ラスト2Fで抜きにかかる感じ。その差は2馬身ほどあっただけに、追いつくか心配でしたが、そんな思いは杞憂に終わります。

並びかけるとタコが「どうぞ」と言わんばかりに進路をあけるような形でダローネガ先着でゴール。
その時計も優秀ですが、先生のいう威圧感をハッキリと感じることができるようなレースぶり。

洗い場にいたその姿を見ても全く追い切りのハードさは応えていない感じ。
北岑さんに一言もらうと「今回は安心してレースを観ていられる」とそのデキは9割と宣言してくれました。

クラレントも応援したいデ杯ですが、今のところはダローネガの絶好調さしか見えませんね。

さて2歳情報を少々。

ジェームズバローズですが「今の感じだと再来週くらいには使えるかな」と中竹先生。
10.30京都芝1800という番組があるので、そのあたりかも知れませんね。