井内利彰

競馬に携わってます

天気がよくて

2010-03-31 | Weblog
アマゾンからの購入はこちら

このところ雨続きだったこともあって、今朝の好天が非常に気持ち良く感じた調教時間。
天気が良いと視界良好なので、追い切りもすごくスムーズに観ることができます。

そんな中で魅力的な走りを見せたのが四位騎手を背にしたポルトフィーノ。
相変わらずの単走でしたが、向正面では以前見せていたような折り合いを欠く仕草は一切なし。

逆に重厚感さえ漂うどっしりした走りで直線はしっかりした伸び。
前走は角居厩舎鬼門の舞台で負けてしまいましたが、今回はしっかりと巻き返してきそうです。

あとは中川助手が巻き返しを約束してくれたビューティスーザン。
前走は左回りでその実力を発揮できませんでしたが、今回は阪神ダート1200m。

決して目立った時計ではないDP追い切りでしたが、きっちり手前を替えた走りに期待感を持たせてくれます。

桜前線

2010-03-26 | Weblog
画像は昨日の祝勝会を開いてくれたショウリュウムーンと北岑厩務員。

競馬が終わった週はさすがに細く見えたんですが、おととい馬場に入る時に見たら「ええ体してるなあ」と思わず唸ってしまいました。
北岑さんに聞いても「バリバリ飼葉食ってる」とのことで、今週は馬体をボリュームアップする1週間になったようです。

今週末から時計を出し始める予定なので、至極順調に前走後を過ごしているようです。

馬体が良く見えたのはフィリーズレビューを勝って1週間のサウンドバリアーも同じ。
今朝の馬場入り時に確認しましたが、毛艶も良く見えて、こちらも上昇気配。

いつもじゃれ合う佐々木&安達のワンツーでも不思議ないようなイメージです。

しかし今朝、安田調教師にシンメイフジのフラワーCについてお聞きすると、
「いつもゲートの出が悪いので、今回はゲートから1コーナーまで押して前へ行ってくれってジョッキーにお願いしていたんです。そしたらすごくいいスタートを切れて、結果的にハナを切る形になりましたが、先行できたことが収穫です」とレースの結果ではなく、内容に満足したとのこと。

そして「競馬は452キロだったんですが、火曜日に計量したら458キロありました。冬毛が抜けて毛艶も良くなってきたんで担当している助手も『いいガス抜きができました』って話しています」とのことで、状態も桜花賞へ向けて確実に良化しているようです。

これにオウケンサクラも加えて、なかなか楽しみな桜前線になってきました。

今日のお酒が飲めるのは

2010-03-25 | Weblog
ショウリュウムーンのおかげです。

またまた勝ち祝いのご報告になりますが、今回はチューリップ賞を勝ったショウリュウムーンの北岑厩務員主催の会となりました。
※画像は乾杯の音頭をとる主催者です。

場所は栗東の隠れ家的粉もん屋で、味は全員がおいしいと意見一致。

狭めの場所でしたが、みんなが顔を見合せることができる貸し切りのスペースで雰囲気も最高でした。

笑いの絶えない話や真剣な話などいろんな話題が飛び交った2時間半ほどの宴会でしたが、非常に楽しい時間で、僕には次回の新書のネタにもなりそうな話も聞けた本当に有意義な時間を過ごすことができました。

行きも帰りも主催者夫人に送迎していただいたおかげで、たらふくお酒も頂戴しましたし、いや~、本当に北峯さん、ご馳走様でした。

ちなみに次回のショウリュウムーン、パドックでのサプライズがあるようですよ。
現場で観ていただれば、最高ですが、テレビ映像でも分かると思うので、ぜひともパドックをお見逃しなきように。

もちろん当日は僕も応援に行かせてもらいます!!

今週こそは

2010-03-24 | Weblog
アマゾンからの購入はこちら

今朝のトレセンは前日から降り続いた雨で重い馬場。
坂路も4Fにして1秒近くは重たい馬場でした。

CWも重い馬場でしたが、そこで軽快な動きを見せたのがモンテクリスエス。
成績がもうひとつだった頃は追い切りの動きも冴えませんでしたが、今年に入ってからは動きの良化とともに、成績も上昇してきました。

先週のサタうまは結果を出すことができませんでしたが、今週の競馬予想TV!では冴える予想をしたいもんです。

音無調教師の自信

2010-03-19 | Weblog
アマゾンからの購入はこちら

今週は火曜日にも坂路小屋で顔を合わせていた音無調教師でしたが、いつもの金曜にも今週の出走馬について話を聞きに行きました。

競馬予想TV!の出演がある際には、その該当レースを念入りに聞くんですが、そうでない時は平場も含めて、まんべんなく聞くようにしています。

ところが今日は音無調教師からフラワーCとスプリングSについて止まらないくらいコメントが聞けました。

特にサンライズプリンスについては調教VTRを観ながらの解説付き。
すごく勉強になるご教授をいただきました。

勝って欲しいけど…。
この意味はサタうまを観ていただければ分かるのではないでしょうか。

友道厩舎の次走報

2010-03-18 | Weblog
アマゾンからの購入はこちら

このところ2着3着が続く友道厩舎ですが、先週もシングライクバードを筆頭に2着が3頭。
なかなか勝てませんが、敗因もある程度はっきりしているので次こそ狙い目でしょう。

その筆頭になりそうなのがグリッターウイング。
「調教でもそうだけど、やっぱり右にもたれてしまって最後はやられてしまうね」ということで、次は左回りでの巻き返し。3.28の中京ダート1700mを四位騎手で。

「あの不利が痛かった」と勝負どころでの不利が最後まで響いたフーカットザチーズ。
こちらも中京で3.27のダート1700m、牝馬限定戦を上村騎手で。

「前のめりな感じで走っているから、まだ本調子じゃなかったのかも」というシングライクバードは3.27の阪神芝2000mの牝馬限定戦を福永騎手で。

そして帰ってきてからも相変わらず引っ掛かり気味で走るプロスアンドコンズは3.28の中京芝1800mか芝2000m。
先生も「無事に走ってきてくれれば」と祈るしかないようです。

そのプロコンの全弟アドマイヤブレークはついに去勢。
トレッドミルでも引っ掛かり気味になって走るということですから、仕方ない処置でしょうね。

昨年9月に腰を痛めてから乗っていないそうで、復帰は早くても夏の函館。
「津軽海峡を渡ることができれば」という先生の言葉が本音でしょう。

今後のPOGで気性の難しそうな馬はできるだけ推奨しないように注意致します。

なお同じアドマイヤ軍団のリイチとスワローは来週中には入厩予定とのことでした。

今週も見てください

2010-03-17 | Weblog
アマゾンからの購入はこちら

突然ですが、今週のサタうまにちょこっと出演させていただくことになりました。

詳細は番組HPのトップページに書いてありますが、辻本さんがトレセンで情報収集をする内のひとりに選んでいただきました。

撮影は今日の調教後にトレセンで。
どのくらいのVTRになるか分かりませんが、僕のスプリングSの予想を見ることができますので、御覧いただける方はぜひよろしくお願い致します。

さて今朝の調教ですが、先週とは一転して青空の下での追い切り。
坂路は結構時計が出たようですが、CWは見た目の動きがモタモタ感じるのに時計が出る感じ。

しかしそんな馬場でも若葉Sに登録しているヒルノダムールの切れといったら素晴らしすぎます。
外目を回ったにも関わらず、ラスト1Fは12.0秒。もちろん全体の時計が速いところでの、この動きですから文句はありません。

ダービーのような馬場はともかく、皐月賞ではこの馬の一瞬の切れが大きな武器になるのではないでしょうか。

坂路最速

2010-03-13 | Weblog
アマゾンからの購入はこちら

今日の競馬予想TV!をご覧になった方に分かるネタですが、

番組の中で亀谷さんに「生涯の坂路調教で最速時計を出していた馬の成績」について、スルドイ突っ込みを受けて「それよりもレース週の最速時計が重要」と言いました。

生涯の最速時計について、手持ち資料にデータを明記していなかったこともあり、番組内で紹介することはありませんでしたが、過去5年で[1-0-1-3]という成績です。

確かに昨年のワンカラットが生涯坂路時計のメンバー最速で優勝していますが、2008年エーソングフォー、2006年アルーリングボイスは2番人気ながら馬券に絡んでいません。

これらの事実から、3年連続馬券に絡み、かつ複勝回収率でも「生涯坂路時計」を大きく上回る「レース週最速時計」が軸馬選びには最適です。

ちなみにテイラーバートンと同厩ディアデラノビアは2005年にフィリーズレビューに出走していますが、このメンバーでの生涯坂路時計に50.9秒というのがあり、その年の2位でしたが4着。

なので今回のテイラーバートンも生涯坂路時計(クイーンC出走時の51.4秒)は今回の出走メンバーで3位ですが、2位だったディアデラノビアが4着だったんですから、テイラーバートンが馬券に絡む確率は低いと判断できます。

ショウリュウムーンにライバル出現?

2010-03-12 | Weblog
今日の画像は佐々木厩舎の秘密兵器になりそうな「トリステーザ」です。

フジキセキ産駒の牝馬ですが、キャンターのフットワークはすごく軽くて、いかにも走りそう。馬場から上がってくる姿も堂々としていて好感が持てます。

担当しているのは高木助手ですが「獣医さんから『アーネストリーの若い頃の心臓に似ているね』って言われたですよ」とテンションも高め。
この日の調教に跨った山田助手からも「少し前が硬いけど、走りそう」と上々の評価でした。

そもそも入厩前から先生が「母ジョニカズダーリングはいい」と聞いていただけに、なるほど納得の入厩後の様子です。

同世代のフジキセキ牝馬にシンメイフジがいますが、同じように坂路追い切りで速い時計を出せるようなら、より一層期待が持てると思います。

久々の橋口先生

2010-03-11 | Weblog
アマゾンからの購入はこちら

今日は久しぶりの橋口先生へのじっくり取材。
もちろん聞きたかったのはシャイニーナイトについて。

「帰ってきてからはソエが痛くなくなって、走ることに集中できている。もともと期待していた馬なんだからこのくらい走れて不思議ないよ」とソエ解消がここ2戦の安定したレースぶりに繋がっているということ。

次走は強敵も揃う毎日杯ですが「自己条件はいつでも走れるんだから、力試しの意味で使う」と期待しているからこその重賞挑戦です。乗り手は継続で川田騎手の予定。

ちなみに毎日杯には同厩ドレスアフェアーもここで復帰。
乗り役は藤岡佑介騎手になるようです。

そして先週のダート戦で勝ち上がったツルマルスピリットは「上にヒシアトラスがいるし、ダートに適性があるのかも」と先生。

次走は中1週で阪神ダート1800mの自己条件。「ここでも結果を出してくれたら、ダート路線を進むし、内容次第では芝路線にも行ってみたい」ということでした。

続いて佐々木厩舎のダノンスパシーバ。
こちらは帰ってきて本格的な追い切りをCWで。

佐藤哲ジョッキーが跨っての単走。
時計は6F85.9秒、1F12.5秒と決して速くありませんが、非常に落ち着いた雰囲気で走れていたのが印象的でした。

こちらは中京のフリージア賞で復帰。
先生のプランではここで結果が出れば、京都新聞杯からダービーへという青写真のようです。